村元哉中・高橋大輔選手競技引退ということで、さまざまなメディアにインタビューなどが載り、テレビ出演があり。

そして大輔さんプロデュースの枕「リラティー」がテレビショッピングで紹介され、私も一つ購入した(まだ着いてないけど)。



ふと気がつくとザアイス開催まで情報がないことに気がつく。まあ開催はすぐだけどね。




そして、インタビューのときには気にならなかった大輔さんの言葉が、ときどき頭に浮かぶようになった。

「40歳まではいろんなことをインプットしていく期間」。

聞いた時は、競技引退して気持ち切り替えるんだから、そりゃ試行錯誤あって当然だよね、としか思ってなかった。結構いろんな情報が流れてきたから、追いかけるのに精一杯だったというのもある。


しかし、40歳までインプットというのは、40歳超えたらアウトプットしようということだよね?

とはいえ、身体表現のパフォーマーが、40過ぎてからアウトプットといっても、だんだん衰えていく肉体でできることは限られているよねえ。自分一人のことなら、もっと早くアウトプットを考えた方がいいのではないだろうか。

これってやはり、プロデュースすることを考えているからこそのインプット?と思ってしまうのである。


まあ、どうなるかなんて絶対分からないんだけどね。大輔さんが数字出す時って、だいたい実際と違うし。

98%スケートには戻らない、と言ったのに戻ってくるとか。現役復帰だって100%ない、と言ってたときもあったし。

アメリカ留学だって行く前は数年かな、みたいなこと言ってたような。それが結局8ヶ月だっけ?

この人が数字を出すときは疑った方がいいとすら思ってる。40歳より前に一人でアウトプットに励む状況になっていても不思議はないような。




とはいえ。

大輔さんの40歳って、ミラノ五輪シーズンの五輪が終わった後から、翌シーズンにかけてだよね。言い換えると、五輪まで突っ走ってきた選手たちが、これからのことを考え、進む道を決める時期。

複数のスケーターを集めて、世の中に打って出るのは一番いいタイミングだと思う。五輪後にフィギュアスケートが注目されるのはいつものことだし。

40歳というのが自分の肉体の数字ではなく、世間の状況を見て自分の数字に置き換えたものだったとしたら、これはズレないかも。元々五輪を区切りとしてとらえる人だったわけだし。




大輔さんは色々なことにトライする。ということは、一ファンにはこれからどうなるかという見通しが立たないということである。

とりあえずこの、数字が当てにならない人の数字を、遠くにある一つの道標みたいに感じてはいる。

それほど当てにはしてないけどね。