コンサルタントで起業して、その他大勢から抜け出す方法について


私は、関わる人みんなに人生を勝って欲しいという想いでコンサルタントで起業して、約20年が経ちます。

これまで、110億円売って.本は4冊出版しています。今は5冊目を執筆中です。


ぼっち起業家の杉本幸雄です。


起業した時に、

私が猛烈に欲したこと、実現したかったのが、その他大勢から抜け出すことです。

なぜなら、市場から選ばれて、仕事をたくさん受注したかったからです。売れっ子のコンサルの先生というポジションを獲得したかったからです。


そこで、私はその他大勢から抜け出す方法を考えました。


「その他大勢から抜け出す方法」とは、自分自身を他人と差別化することです。

どうやったら、【差】を付けられるか?


私は、マラソンを想像しました。

差を付けて、

トップを走るためには、どうすればいいかから、考えると、

その他大勢から抜け出す方法はカンタンにわかりました。



まず、現状を正確に把握することが重要です。

マラソンで言えば、今、何位かです。

コンサルタントなら、今の自分の実力と相対的なポジションを把握することです。

自分の強み、弱み、機会、脅威を理解するために起業してすぐにSWOT分析を行いました。


この現状把握からすべては始まりますから、ここを手を抜かない、この思考と作業から逃げない、自分に嘘をついたり、ごまかさないことが大切です。


現状把握は、多くの人にとって、ツライ時間になります。なぜなら、自分のダメさ加減を思い知るからです。



次に、目標を設定します。

トップに踊り出たいのか、どれくらいなのかということです。

この目標設定で、どれくらいの量を頑張る必要があるかが決まります。目標設定によって、手法が決まるということです。

野球で言えば、みんなが甲子園に行きたいとかプロ野球選手になりたいと思って、野球をやっている訳ではありませんが、中にはメジャーリーグでホームラン王や最多勝利投手になりたい人もいます。

目標によって、努力するべき量と質は異なります。


目標は具体的で測定可能で達成可能で関連性があり、時間に基づいたものでなければなりません(SMARTの法則)。 



 そして、いよいよ不足点を充足させるためには、必要なスキルや知識を身につけることが必要です。

しかしながら、現状が人並み以下、周回遅れの状態であれば、先ずは人並みになることを目指さなくてはいけません。

ここでいう人並みとは、世間一般という意味ではありません。コンサルタントなら、コンサルタント市場の序列の中で"普通の人"になることです。これは、思いのほか、難易度は高いです。起業したばかりの時は、例外なくコンサルタント市場の競争で最下位にいる訳ですから。自分が起業するよりも何十年も前に走り始めて、前を走っている先輩たちが五万といるからです。


先ずは、不足を充足させて、コンサルタントとして、普通を目指します。猛烈に頑張って2年くらいはかかるのかな、と思います。


これには、あなたにとって新しい知識と技能の学習をして、先輩コンサルタントからのフィードバックの求めるのが交流的です。



そして、いよいよ他者と【差】を作るフェーズになります。これがうまくいったら、その他大勢から抜け出すことを実現出来ます。


人並みには、出来ている、知っている状態から、何をすることが、差を作ることになるのか?


それは優位性があるユニークな価値提案を作り出すことが重要です。


これは、他人とは異なる特別な知識や技能、あるいは新しい視点を提供することによって達成されます。

と言っても、それは無理です。少なくても無理だとあきらめるのが賢明です。他の誰も知らないことを知っているとか、出来ることがあるとかはちょっと考えにくいです。全く新しい発明とか発見というレベルになるからです。


その他大勢と差を付けるカンタンでシンプルな方法は、実績を作ることです。クライアントへ寄与出来た売上げがおすすめです。自分の売上げはコンサルタントとしての技能というより、経営者としての営業力になるからです。


コンサルタントの仕事は、クライアントを目標達成させることに尽きるからです。


あと、市場でウケる差の作り方として、紙の本を商業出版することです。私の知り合いのコンサルタントたちの9割が本を出しています。Kindleなどの電子書籍やプリントオンデマンドでは、売上げ加算や信頼につながるブランディングにはなりません。



また、人脈とそれぞれの人たちとの人間関係の構築も重要です。

有益な関係を築くことで、新しい機会を得られることは間違いないからです。


 もしも、あなたが周回遅れである場合、まずは他人と同じレベルに達するために**人生で一番の努力**をする必要があります。


史上最高に、頑張ることです。



これには、長時間の勉強や、厳しいトレーニング、あるいはメンタルの強化が含まれます。 頑張るには動機、つまりモチベーションが必要です。

それは、あなたがホントに何を手に入れたくて、そのためには


何をあきらめられるか、です。


年3千万円とか億越えしたいなら、仕事を最優先にして、自分自身がブラック企業になることです。ライフバランスを発想するようでは、無理です。それは、たくさんお金を得れた後に、余裕で叶えられます。すべてを犠牲にして、シャカリキに働くのが、一番効率的に成功を手に入れられます。


そして、人並みに追い付いた後に、

やっと勝つための本当の勝負が始まります。

これは、継続的な改善と自己超越を少しずつ進めていくことです。



常に自分自身を挑戦し、新しい目標を設定し、それらを達成するために努力することが必要です。

それに反省とフィードバックは成長のために不可欠です。

そのためには、あなたには指導者が必要です。


自分の行動を振り返り、成功した点と改善が必要な点を評価することで、次のステップに向けての計画を立てることができるからです。 



 こういうプロセスを通じて、

その他大勢から抜け出し、自分だけの道を切り開くことができます。重要なのは、自己認識、目標設定、スキルの習得、ユニークな価値提案、継続的な努力、そして反省とフィードバックの循環を維持することです。



これらを実践することで、他人との差を作り、あなたは成功への道を歩むことができる確率を高められます。





最新刊

 

既刊