2018年度第2回駿台全国模試 感想 | 東大国語で高得点を目指すブログ

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東大現代文の過去問20年分の私の解答をこのブログに保存していく予定。
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別名 “Soon Die残酷模死” などと呼ばれている模試です。

以下、自己採点を載せてみます。



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《自己採点》
・英語(標準):142/200
大問1(長文記述・やや易):34/50
大問2(長文マーク・標準):32/50
大問3(英作文・やや易):36/50
大問4(文法・やや難):16/20
大問5(リスニング・標準):24/30


・数学(やや易):100/200
大問1(平面ベクトル&数列・やや易):30/50
大問2(確率・標準):10/50
大問3(2次関数・やや易):45/50
大問4(微積・標準):15/50


・国語(やや難):92/200
大問1(評論・標準〜やや難):33/60
大問2(随筆・標準):24/40
大問3(古文・やや易〜標準):26/50
大問4(漢文・やや難〜難):9/50


・日本史(標準):28/100
・地理(難):14/100
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結局、今回も英数国揃って3桁に乗せることはできなさそうです。
英語は、東大模試よりも定型的な問題がかなり多かったため、個人的には、いつもよりずっとやりやすかったです。


今回は台風の影響で延期になった地域もあるみたいなので、内容の詳細にはできるだけ触れずに以下反省します。




《英語》:標準
大問1や3を中心に定型的な問題がものすごく多く、手頃な難易度だったと思います。
分量は相変わらず多かったので、普段東大模試の英語で5分ぐらい余る私も、今回の駿台全国は時間ギリギリに終わりました。


・大問1(長文(記述メイン)):やや易
1Aの和訳は構文が取りやすく、1Bの長文総合問題も単に該当箇所を発見してそこを機械的に和訳すれば良いだけだったので、貴重な得点源でした。

・大問2(長文(記号メイン)):標準
相変わらず1000words以上ありそうな長い文章でしたが、難易度的にはMARCHレベルぐらいです。
しかしその割には気持ちばかり焦って高得点が取れなかったので反省します。

・大問3(英作文):やや易
今回は昨年よりも穏健的な難易度で、大幅に易しくなっていました。
自己採点では少し低くしてますが、自由英作文さえノーミスならば、多分高得点取れてると思います。
私は英作文には密かなプライドを持ってるので、ここでぜひ満点近く取りたいです。

・大問4(誤文訂正):やや難
東大の4A型の問題です。
難しかったものの、この種の問題は大学生時代の塾バイトで生徒の英作文答案を大量に添削してた経験があるので、得意です。いつも通り5問中4問正解しました。

・大問5(リスニング):標準
東大模試よりは少し簡単だったので、リスニング弱者の私でも何とか24点取れました。
最近思うのは、リスニングって、いかに速く情報をかき集めるかの「情報処理サバイバルゲーム」みたいな感じがします。
何というか、体育会系のにおいがする知的パズルみたいです。

今回のように、「話者が次に述べると予想される内容」を常に先読み推測しながら、能動的に“獲物を待ち構えるように”リスニングができるようにしたいと思います。



《数学》:やや易
大問1と大問3がおそらく稼ぎどころだなという印象でした。
大問2と大問4は難易度自体は特別高くなくても、計算量が多くて完答するのは大変でした。

・大問1(平面ベクトル&数列):やや易
総じてセンターレベルだったものの、計算ミスを多くしてしまいました。

・大問2(確率):標準
条件付き確率がテーマになってたものの、そこに至るまでの大量の文字計算がしんどいなあと思いました。
(2)の途中から合ってないので、どこかで計算ミスしてると思います。


・大問3(2次関数):やや易
非典型問題に見えて、実は典型問題だったというタイプです。
(1)の「s^2 /4 」という表現で瞬時に解法が思い浮かぶかどうかがカギ。
(2)は3文字もあるけど、条件式や(1)を使えば単なる教科書レベルの問題に帰着できます。
無事完答できました。
ただ、駿台全国模試にしては軽すぎる問題で、どんな能力をはかりたかったのか結局わからないような問題でした。

・大問4(微積):標準
典型的な問題だったものの、係数が分数の文字式になっているところが計算の難易度を上げていました。



《国語》:やや難
難しかったです。
いつもは満点近く取れてた評論、そしていつも7割ぐらいで安定していた漢文で壊滅してしまいました。
代わりに苦手な古文で何故か点数を取れてました。

・大問1(評論):標準〜やや難
記述問題はいつもの駿台全国らしく易しめだったものの、選択問題が早稲田や上智みたいなテイストの問題で難しかったです。
漢字で2問も落としてしまいました。


・大問2(随筆):標準
駿台のいつもの大問2に比べればずっと易しめでした。
難しいのは最後の記述問題だけです。


・大問3(古文):やや易
文章自体は簡単ではなかったものの、設問が「手取り足取り」という感じで、初心者にも点数を取らせてくれる親切設計でした。

・大問4(漢文):やや難〜難
難しかったので、よく復習します。
普段は得点源なものの、一定以上の難易度になると逆に漢文で大きく落としてしまいます。



《日本史》:標準
とにかく一桁得点だけは避けたいなと思っていたら、意外と中学レベルの問題も混ざっていて助かりました。
今回の個人的なノルマは40点だったものの、28点だったので未達成となりました。
それでも、落としてはいけない易しい問題だけは取れるようになったと思います。
中世の「惣領制」を問う問題は、最重要テーマの一つなので間違えるわけにはいかないと思い、意地でも正解してきました。


《地理》:難
いつもの東大模試より難しかったです。
何だかんだで東大の地理は60点中15点ぐらいは一般常識で正解できるサービス問題が混じってるものの、
今回みたいな全国模試は流石に知識が無いと解けない仕様になってました。

本当は得意科目の政経(確実に7割は取れる!)を解きたい気持ちがすごくあったものの、
東大受験生が地歴以外の科目を選択するのは逃げてるみたいで何か違うなと思ったので、政経を解きたい誘惑を振り払って、最初から爆死するとわかってる地理を選択しました。そして予定通り爆死してきました笑