東大国語で高得点を目指すブログ

東大国語で高得点を目指すブログ

東大現代文の過去問20年分の私の解答をこのブログに保存していく予定。
「解答例」は著作権フリーのため、どなたでもご自由にお使いください。
ただし、本ブログの模範解答例以外の文章や写真画像の著作権は私に帰属します。くれぐれもご注意を。(現在休止中)

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お知らせが遅くなりましたが、
東大入試よりも優先すべきことができたので、数年間ぐらい受験から完全に離れることにいたします。


東大模試でA判定が出始めたことを考えると少しもったいないし、本音を言うと受けたい気持ちの方が強かったですが、仕方ないです。


少なくとも今年と来年は共通テストも東大も受けません。そもそも土日はほとんど予定が入ってしまったので「受けられない」という言い方の方が正しいかもしれません。
また、東大模試も秋は受けませんでした。



そもそもこのブログを始めた理由は、東大の現代文で少しでも質の高い答案を作る仕組みを見つけてその成果を不特定多数の人達に還元したいと思ったため。
東大入試にチャレンジしようと思った最大の理由がそれでした。ある意味東大に入学することよりも優先度が高かったかもしれません。


しかし、Twitter上で私よりも遥かに現代文の実力が高い方がいらっしゃるのを拝見しました。
私も陰ながらとても尊敬している方です。


その方がいらっしゃれば、もう私の出る幕はなくても良いだろう、むしろ私はその人の邪魔をしてはいけないな、と安心して立ち去る決意ができました。



気が変わって数年後にまた東大入試にチャレンジしたくなった時のために、このブログはこのまま残しておくことにします。
ただ、場合によってはこのまま永遠にログアウトしたまま戻ってこない可能性もあります。



とにかく本をたくさん読みたいです。
ネットを一切絶って、できるだけ有意義に時間を過ごすつもりです。


受験生の皆さん、こんな頼りない私ですみませんでしたが、せめてご健闘をお祈りさせていただきます。










英語:66/120(偏差値57.8)
数学:33/80(偏差値52.1)
国語:43/120(偏差値48.3)
世界史:8/60(偏差値37.6)
地理:22/60(偏差値51.1)
合計:172/440(偏差値54.4)文三C判定


英語と国語で失敗するとこうなる、といういい見本みたいな結果になりました。
英語は英作文で失敗し、また長文の記述を凝りすぎた結果、4Aを解く時間がなくなりました。


数学は自己採点だと確か12点ぐらいだったものの、採点が異様に甘くて33点も降ってきたのでビックリした記憶があります。
微積は序盤の積分計算でミスったせいで、それ以降の6次関数の考え方自体は合ってたのに計算結果が全部違ったので点数は低いと思ってました。しかし蓋を開けてみると結構貰えてました。

他にも、確率漸化式の問題は模範解答だと二項間漸化式で解いてたものの私は三項間漸化式を立てて解いたので考え方が違ってるものと思い込んでましたが、採点結果を見ると別に三項間漸化式でも良かったようです。
ただ、三項間漸化式の解き方を忘れてたので、実際には立式しただけで終わってしまいました。


国語は完全に時間配分ミスです。第4問の随筆を解く時間もなく白紙で提出してしまいました。

世界史は、まあ。という感じ。大論述がまだ勉強していないアフリカ史ということで白紙で出したのでこんなもんでしょう。

地理は東大模試では初めて平均点を超えたのですごく嬉しかったです。
苦手だったものの、勉強したことを活かすってこういうことなんだなと感動した覚えがあります。
低次元な話で申し訳ないです。でも、本当に嬉しかったんですよ。


なお、諸事情で秋の模試は受けていません。
詳しくは次のブログ記事で述べます。







英語:82/120(偏差値65.2)
数学:38/80(偏差値59.9)
国語:55/120(偏差値61.5)
世界史:5/60(偏差値38.9)
地理:12/60(偏差値41.9)
総合:192/440(偏差値60.2) 文三A判定(!?)



点数的には低かったものの、平均点が何故かいつもより低かった影響からか、まさかのA判定でした。(個人的にはギリギリC判定ぐらいを想定してた。)
東大実戦の判定は毎回甘めとはいえ、色々とかなり想定外の結果で、何と形容したらいいかわかりません。

英語と数学は勉強の成果が割と出た、と本来ならば言いたいところなんですが、
英語は単に大問1と2が本試と比べて明らかに易しい問題だっただけだし、数学も何の才能も知識も必要ない問題をたまたまミスなくできただけなので、学習の成果が反映された結果とは言い難いです。
本試験に換算すると英語は70点ぐらい、数学もせいぜい20点半ばぐらいだと思います。

とはいえ、目標としていた英語90点、数学40点のラインには届かなかったものの、意外と惜しいところまでいったようです。


ちなみに自己採点→実際の点数を書き並べてみると、

・英語:65→82 (+17)
・数学:35→38 (+3)
・国語:41→55 (+14)
・世界史:5→5 (±0 笑)
・地理:11→12 (+1)

という風に、英語と国語の採点が結構甘かったようです。
なお、本試の英語と国語はここまで採点甘くないです。



以下、科目ごとに見ていきます。



《英語》
大問1と大問2があまりに簡単すぎる問題だったのに自己採点では65点しか取れてなかったので、下手したら平均点割れも覚悟してました。
しかし蓋を開けてみると、結構な部分点が入ったようです。

大問1はAが地方国公立レベル、Bが共通テストレベルだったので、絶対に落としてはいけない水準の問題だなとは感じていました。無事両方とも満点でした。

1Aの要約は確かに2019年の本試みたいに明らかに易しい年もなくはないけど、本番では2015年や2016年みたいな抽象度の高い問題を想定するべきだし、
1Bは本番の過去問を研究してみると、模試のような共通テストレベルの問題とは全然違って、それより遥かに微妙な選択肢が出るので簡単には満点を取らせてくれない年の方が多いです。

大問2に関してはAもBも進研模試に出てくるぐらいのレベルで、これも多分、絶対落としてはいけない部類の問題だった。
大問2のBは模範解答と少し違う表現になった箇所がいくつかあったものの、2点減点だけで済んで良かったです。英作文に重点を置いた勉強がようやく少し功を奏したと思います。例えば、関係形容詞(←"what little money"とかそういう系のやつ)を使って書く部分は典型問題とはいえ、勉強の成果が出た箇所です。
大問1〜2の答案をアップしてみます。
↓↓




大問3〜5は不出来な結果に終わりました。
特に難しいと感じたリスニングで16点しか取れず、文法も0点だったのでこの辺のミスが最終的に総得点に響いています。
順番的には去年とは少し変えて、

「4B(15分)→1A(12分)→2B(6分)→2A(7分)→3A〜3C(35分)→2Aの残り(3分)→5(20分)→1B(14分)→4A(8分)」
(※4Aに関しては、残り時間が8分以上ある場合は文法と内容の両方を吟味する。残り時間が8分未満の場合は文法だけを吟味する。)
(※リスニングの放送が28〜29分ぐらいで終わった場合は英作文の見直しに1分充てる)

という感じでやってますが、
4Aであまり時間が余らないことが多く、吟味しきれずに試験が終わってしまっています。特に大問2の英作文はあまり思考力が要らず知識のウエイトが大きい分野なので、大問2を中心に時短を図らなければなりません。
長文で記述解答を吟味する時間を考えると、英作文は2つ合わせて何としても16分以内に解き終わりたい。



《数学》
大問2(確率)と大問4(数学的帰納法)で2完したと思いきや、数学的帰納法で思わぬ減点がありました。
最後の方でk>0を明示せずに不等式の議論を進めてしまった箇所があったようです。

・大問2(確率)

・大問4(数学的帰納法)


大問2の煩雑な場合分けは本当にしんどかったです。何の才能も要らなくてただ愚直に数え上げるだけの問題でしたが、60分もかかりました。
大問1か大問3のどちらかが解けてれば、むしろ面倒くさそうな大問2は絶対に後回しにしてたと思います。
今回幸か不幸か、大問1と大問3のいずれも解けなかったのでかえって大問2に時間を注ぐことができました。
多分、本番だと大問1と大問4を2完して、残りの大問2と大問3で部分点を取る感じがセオリーな気がする。

模試では確率漸化式とか通過領域とか相加相乗みたいな問題を少しでも経験しておきたいのが本音ですが、今回はいずれも出なかったので秋に期待します。



《国語》
国語の採点も甘かったようで、評論と漢文と随筆はそれぞれ自己採点よりも4〜8点ぐらいずつ上がりました。
評論は無事、最低ラインの20点をギリギリ取れたようです。

(↑※120字記述の問題で「西洋的普遍主義」の箇所に部分点が入ってない気がするけど、いいんだろうか??)


評論の答案はいつにも増して小さい字で申し訳ないです。0.3mmの極細シャーペンをわざわざ買ってそれを使って書いたので、それが影響してます。
(一応、万が一小さい字で書いた場合でも採点官が読めるようにするため。)

ただ、本試でも身に染みて経験しましたが、
評論は別に字数を多く書いたから部分点がたくさん貰えるわけでもなさそうです。90字を超える答案が仮に発生した場合はどこかおかしいと疑うべきなのでしょう。
本来は75字以内厳守で答案を書きたかったです。今回は字数を少なくする時間的余裕が無かったので、仕方なく90字以上で書いた状態のまま提出しました。

古文と漢文はあまりできてないと感じたものの、意外と平均点は超えたようです。
随筆もたった23分で流れ作業のように感覚で書いた割には、なぜか平均点を幾分上回ってました。ただ、やっぱり随筆の答案を論理的に練る時間が無くて、その結果浅い答案になってしまったのはとても後悔しています。



《世界史》
短答問題は3問正解していました。
中世ヨーロッパの大論述は2点でした。時間が足りなくて急いで書いたのでかなり字が汚いです。最後まで書けなかったのが残念です。(ただ、仮に最後まで書けたとしても、点数的には1点か2点ぐらいしか変わらなかった気がする。)



《地理》
自分的にはとても難しいと感じましたが、
平均点を見ると実はそうではなかったようです。
むしろ完全無勉だった時期よりも偏差値的には劣化しています。
普通に勉強不足だったと素直に認めざるを得ません。
日本地誌の大問3はいつも通り平均点を超えてたのは良かったです。ただ普通の人は典型問題が多い大問1と2で稼ぐらしい。今後はそれが課題です。
現状、人文地理と日本地誌は手厚くやれてるものの、自然地理と世界地誌はほとんど手付かずの状態です。秋の東大模試ではちゃんと全範囲終わった状態で受けたいです。




とりあえず、自分は良くも悪くも東大模試は判定というより素点しか気にしていないので、
その観点からすると総合点で200/440を切ったのは普通に不合格コースです。
毎回、地歴が完成しないまま気づいたら本番だった、というのがいつものパターンです。というより、今回の点数にも早くもその兆候が現れている。


東大模試のたびに地歴をあわてて一夜漬けして、2日目終了後には寝てしまって気づいたらブログに反省記事を挙げ忘れて放置してる、
そういう怠惰な自分の性格は高校生の時からそうだったし、基本的な部分はもう変えられないのだと思います。
自分の怠惰心を認めて、どうやって飼い慣らすか。



例えば、英語とかは(本当はダメだけど)受験勉強を結構放置して、例文を自分で発明してそれを暗唱したり英作文を書いたり洋書を読むのが日常化してて、それが面白いぐらい点数に反映されているのがなかなか楽しいです。
数学や地歴もそういう次元になれたら、多分努力せずに自然と伸びるのだろうか。
いや、そんなうまい話はないので諦めて努力しましょうか。。