最適化ではなく、進化を。~同じ書籍を2冊買ってはいけないという思い込みがあったり~
おそらく「なかだ」の場では情報空間の抽象度の階段を登りたいと願っている方達が来られているのだと思っていますが、シークレット講座、気功師養成スクール3期の前半戦が終了しました!
今回のシークレット講座、スクール3期前半戦を一言で言うならば、「最適化ではなく、進化を。」ではなかったでしょうか?(^^)
少し具体的に表すならば、仕事で成功するのは当たり前なので、趣味を極めたいということでした。
そして、趣味を極めて行く事で、アプリオリにしていたモノゴトがガラガラと音を立てて外れていって仕事も上手くまわりだすという面白さを体感して欲しかったのです。仕事の世界にどっぷりと浸かるとついつい仕事をアプリオリにしてしまって、相対化ができなくなりますが(客観的に見えなくなりますが)、絶対化した瞬間に売り上げが落ちてしまっていた受講生が多かったですよね。
絶対化といえば、例えば、投資の世界を思い出して欲しいのですが、投資をしているとき、情動優位になった瞬間に長期的な視野を失い損切りが出来なくなってズルズルと負け込むという経験がある方も多いと思います。
絶対化と相対化。そのためにも頭の片隅に趣味をおいておくのはよいのではないでしょうか。(成功って何?ということは各々の考え方にお任せします。)
また、ポイントはいくつかあります。仕事は他人の役に立つ事、趣味は他人の役に立たない事と定義したときに、我々はついつい他人の役に立たない事に時間を割くのは無駄だ!と考えてしまいがちで、どうしてもすべてを仕事に結びつけようとしてしまいます。仕事に合わせてのみ現状を最適化してしまうのです。少なくともシークレット講座生、スクール3期生の数人にはその傾向があったように思います。
例えば、気功師としての現状を最適化していくと、おそらく技術を安く売ればいいとか、従業員を安く使って人件費を抑えたり、時給850円の世界やドンドン価格を下げる競争のようなレベルの低い最適化になりがちです。
しかし、「なかだ」の知り合いの社長さんは社員全員にロレックスの時計をプレゼントしていました。おそらく、現状に最適化し利益を上げることだけを観ていたら社員全員にロレックスの時計をプレゼントするという発想には至らなかったのではないでしょうか。
最適化と進化といえば、「なかだ」自身はギターが趣味の1つですが、約9年間ギターを自分好みに大きく改造するということをしたことがありませんでした。そんな時に、ギターをカスタムしたら?とアドバイスを頂きました。でも、ギターの改造にお金を使うなんて馬鹿らしいとも当時は考えていたので、半年くらいこのアドバイスを無視していました。汗
でも、ふと思い出して、今思えば、そこで思考停止をしていたんですが、とあるギターショップにカスタムのお願いしにいきました。カスタムのお願いをした時は、金額は安かったのですが、金額ではなく何故か足ががたがたと震えました。
その後は視野が広がって、こうしよう、ああしようと新しい世界が色々見えてきたことを覚えています。
約9年もギターを弾いていて、はじめてギターが自分のギターになった・・・楽器がファミリアになった瞬間を今でも忘れません。もちろん、気功技術もまったく同じことだと思っています。
また、受講生も頷いていましたが、11月のはじめての気功1000冊読書を来週おこないますが、同じ書籍を2冊買ってはいけないという思い込みが我々にはあったり、1日10冊書籍が届くと何となく不安になるとか、読書についても思考停止している部分は多いと思います(^^)
本日はスクール3期の後半戦です。
我々は最適化ではなく、進化を(^^)