100年前の心理学の祖ヴントの内観法は、2014年に通用するのか?
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(引用開始)匿名で掲載許可を頂いております。
なかださん、こんばんは!!
フィードバック、遅くなってすみません。。。
10/28の気功前のなかださんのメールなどから、胃について色々と内観しようとすぐに意識することが出来たのですが…
腎臓については、今日まで、全く位置すら感知できず…
ようやく、感知できました(涙)
まず、なかださんに遠隔をしていただいて、すぐに胃がぽかぽかと温かくなったこと、
そして、内臓が冷えていると確かに力が入らないこと、
そして、自らメンテナンスの必要性、
などに気づくことが出来ました…
何度かこれまでも、セルフメンテナンスの重要性は何度か聞いたことはありました
が、それがどうして重要なのか深く理解していなかったことを悟りました…涙
以来、自分なりに胃のメンテナンスは行っていましたが、
腎臓については、本当にピンとすらこず…
ようやく、自分の腎臓の機能低下に気づきました…
胃の位置を感知し、メンテナンスを行うことで、
お通じも良くなりましたし、
また、体が温まったことで、思考の変化(という表現が合っているのか不明)がありました
どんどん、縁起が変わってきてまして…
実は、前回の遠隔の際に、なかださんに指摘されたことなのですが…
取引先と口論になったのは、縁起の変化だけではなく、
LUBかも?とのことでしたが…
ま たまた、遠隔後、その取引先と口論になりましたけれど…
LUBについても意識したこともあったのか、
その後、その取引先の○○と合意し、仲良くなることが出来ました
話の方向性をきちんとイメージしていたので、口論にならなかったのだと思いますが…
良い方向に導くことが出来ました(^^)v
腎臓についてこれから、少し位置などを感知しながらメンテナンスしてみたいと思います
ありがとうございます♪
(引用終了)
色々と気づけた事、すばらしいですね(^^)
胃について色々と内観しようとすぐに意識することが出来たのですが…
今回のご感想で気になったのは、今から約100年前の実験心理学の祖(1832年~1920年)ヴントの内観法(ヴィッパサナー瞑想)を実践されているのではないか?ということです。身体の内側を観るという意味で内観だったら、まぁ、よいでしょうが。
そして、内観法は現代(2014年)で通用するのか?ということです。
ちなみに、「なかだ」の場では情動や煩悩を脇においておいて、一瞬で抽象度を上げる「止観」(サマター・ヴィッパサナー瞑想)をオススメしています。
止観には、一昔前の催眠術や退行催眠のように過去のトラウマを想起したり、記憶をねつ造したとしても、出来事を映画のように客観的に観る事で抽象度を上げる事ができ、失敗するリスクがありません。
対面セッションや退行催眠をしたことがある人は分かると思いますが、少し上手い術者にかかれば我々の脳はいくらでも記憶をねつ造したり、記憶が消えたりします。
例えば、ホラー映画を観たとしても、ぎゃー怖いではなく、超清々しいとか、超誇らしいとか、ずっとニコニコしているとか、情動を自由に選択できるのが、止観のよいところに思います(^^)
「先生、なんでいつもニコニコして楽しそうなのですか?」と言われますが、多分止観を普段からしていてゴリラじゃないからでしょう。
もちろん、情動というのは社会的情動ではなく、脳幹の情動をさしています。それを上位の情報処理である前頭前野で介入していくということです。
2014年でも通用する「技」の1つだと思いますし、まさに、情動や煩悩を止めて、観ること(一瞬で抽象度が上がる事)がポイントです。ラベリング(D、T、Nil)を思い出して欲しいと思います。
ここで認知科学を語る前に、心理学の歴史をザックリとおさらいしておきましょう!
ブント・内観
↓(弟子)
ティチュナー・構成主義 vs ウィリアム・ジェームズ・機能主義
↓
ワトソンの行動主義、ゲシュタルト心理学、フロイトの精神分析
↓
コンピュータ、言語学(チョムスキー)、神経心理学(脳研究)
↓
認知科学
の流れでした。
少なくとも内観法を実践しているということは、100年以上前のパラダイムに住んでいる可能性があります。
どちらを選択するのも思想信念の自由なのですが、「なかだ」の場としては認知科学から観た「止観」など21世紀のパラダイムを強くオススメしておきます(^^)
【参考書籍】
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