● 「人の器」を測るとはどういうことか【ヒーラー、コーチ、メンター、リーダー必見】
プロ12年目の最新の認知科学に基づく気功とコーチングを超具体的ステップでマスターするなかだ塾を主催していて、
毎年100~250冊以上の書籍や論文を読んでいる生活を10年以上している、中田です。
『「人の器」を測るとはどういうことか』著者オットー・ラスキーを読みました。約450ページとなかなか分厚い鈍器本です。
ハーバード大学教育学大学院教授(成人学習・職業発達論)のロバート・キーガン博士の成人発達理論を主に、「人の器を測ること」にフォーカスした本書は、成人発達理論をより実践的で、コーチングやメンタリングなどの対人支援職向けにどう使うかまで解説されていました。
成人発達理論とは、僕の理解では、25歳以上の成人がどのように器と能力が成長していくのか?を研究している理論モデルです。一応、なかだラボラトリーシリーズでザックリと解説はしましたねー。自己変容型リーダーを目指して欲しかったので。
・ハーバード大学のロバートキーガン博士「なぜ人と組織は変われないのか?ーハーバード硫 自己変革の理論と実践」は、「免疫マップ」という手法で、行動の裏に隠れた本当の変われない理由を解き明かすフレームワークを提供してくれていました。
現在YouTube登録者100万人になったマコなり社長のDiv会社などで初期の頃は取り入れていると言っていたかと思います^^
環境順応型は、約54%で、指示待ち人間で、依存的で、周りがやっているからやるという大勢順応型のいわゆる大衆的な知性のレベルとなります。
自己主導型は、約45%ほどで、主体的に、自律的に課題を設定して、問題解決をしていける知性を持つ人です。
自己変容型は、1%以下で、複数の視点を持ちつつ矛盾を受け入れたり、問題発見思考ができたり、自律した大人同士が助け合うような関係を築くことができる知性を持つ人です。
うちでいうと、環境順応型が大衆。自己主導型がマスタリー候補生、自己変容型がマスタリーみたいな感じですね。ただ、日本では諸外国に比べて、自律した人が少ない国民性と言われていますので、自己主導型のマスタリー候補生は10%くらいしかいないような気がしています。
話を戻して、本書では、発達段階を3段階ではなく、5段階に分けて、「人の器の測り方」を解説していました。
個人的には、多くのコーチングやメンタリングでは、ケン・ウィルバーのフラットランド(人々の発達段階ごとの差異を無視する世界)という考えに基づいたコーチングが多く、そのために、相手の支援にとって有効ではないことをしてしまう事例が多発してしまうので、コーチ側が相手の器を測れるようになっておくメリットは大きいという主張は確かにな~と思いました。
指示待ちをするしかない環境順応型の知性しかない人に、自己主導型の知性の課題を設定しろ!と言っても知性が追い付かないわけですねー。
もちろん、認知科学コーチングや苫米地式コーチングでは、対機説法という形で語られてはいるのですが、5段階に分けて指導していくってのは分かりやすいかもしれません。
発達段階の5段階をざっくりと書いておくと、
第1段階は25歳以下なので割愛。
第2段階手段・道具的段階 他者の捉え方は自己の欲求を満たすための手段道具とみなし、自己洞察は低く、価値観は弱肉強食、世級は他者の欲求を退けること、支配欲求はとても高く、コミュニケーションは一方的、組織の地位や役割は出世第一主義という発達段階。
第3段階は他者依存段階 自己イメージを形成するために他者は大切と捉え、自己洞察は中くらい、価値観はコミュニティ重視、欲求は集団や組織に従属すること、支配欲求は中、コミュニケーションは1対1交換、組織では良き市民です。
第4段階は自己著述段階で、他者は協力者仲間と捉え、自己洞察は高く、価値観は自己決定、欲求は自己の独自の価値観を求め、支配欲求は低く、コミュニケーションは対話、組織ではマネージャーができます。
第5段階自己認識段階では他社は自己変容に貢献するもので、自己洞察はとても高く、価値観は人間性・慈悲的で、よっきゅは責任と限界を結び付けて自己を捉えます。支配欲求はとても低く、コミュニケーションは真のコミュニケーションが取れ、組織ではリーダーです。
現代社会の問題の1つは、最低でも自己主導型知性や第四段階の自己著述段階のコーチやメンター、ヒーラー、リーダーが求められるにもかかわらず、ほとんどそういう人材がいないということです。
身も蓋もない言い方をすると、器が小さく、馬鹿が多いってやつですねー。汗
これは年齢が高ければ、知性が高い、器が大きいというわけではないからです。30歳でも、第4段階や第5段階に至っている人はいるわけで、80歳でも第4段階にすら至れない人もいるという残酷なことも書かれていました。
ひとまず、あなたの器はどのレベルでしたでしょうか?
最低でも第4段階の自己著述段階の器レベルでないと、「コーチングは難しい」と本書では書かれていましたねー。
焦らず、レベルアップしていきましょう^^
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原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●プロフィール
はじめまして。
最新の認知科学に基づいたコーチング&ヒーリングを同時にマスターできる世界に1つだけの習得レッスンとは?
2012年からプロ11年目の「圧倒的に体感が違う!」「2か月で月収数万円から150万円に」「ゴールを達成できた」などの声で支持される 言語と非言語の脳内書き換え術を超具体的ステップでマスター!
「なかだ塾」を主催しています、中田真広と申します。
僕は2012年に「気功師として人を幸せにする」というゴールを設定してから、気功を本格的に習い始めました。
はじめての遠隔気功で数十年来の花粉症を治し、いけるのではないか!と気功師としての道がスタートし、たくさんの人を施術してきました。(700件以上の感想があります)
当時は、僕自身も体調不良だったのですが、気功をやっていくうちに冷え性や腰痛が治りました。
そこから数年で、気功を教えて欲しいという依頼が増えてきたため、ヒーラーを養成する講座を始めました。
当時、ヒーラーの仕事だけで、たった数年で、年商1000万円を突破した人は、認知科学系気功師でもほとんどいない実績だと思います。
同時に、2012年から認知科学者の苫米地英人博士に師事しながら、2017年に苫米地式コーチングやTICEコーチングを直接受け、現状の外側にゴールを設定し、want toで抽象度の高く利他的なを増やす活動も始め、毎年パーソナルコーチングをしています。
また、2017年頃から「今の幸せ、2021年以降の幸せ」という人工知能・AI時代に備えて準備していく必要があると考え、年間ヒーラー養成講座のなかだブートキャンプ、なかだアカデミー、なかだラボラトリーなどを毎年開催してきました。この頃はわりとクローズドでした。
そんな中、2021年頃から60万円の気功師養成講座に通ったけれどほとんどの人が気功技術を使えていなかった、150万円の講座に出たけれどダメだったなど様々な他所のダメだったご相談を頂くうちに、ちゃんとサポートしてくれる講座を作るべきだ、ホンモノを届けたいと考え、「なかだ塾」を開催するようになりました。
ビジネスコンサルとしては、日本一のマーケッターさんに師事したりもしてきたので、開業指導も他所に比べて独自ノウハウがあり、手厚く、実際に成果も出ています。2か月で月収数万円から150万円に。0スタートの方が半年後に20万円の講座が売れたなど。
2012年頃のブログタイトルは、「認知科学に基づく初心者でもできる気功・ヒーリングのコツ」だったように、初心者に優しくわかりやすく教えることに定評がある。誰が見ても温和な性格なので、怒ることもほぼないです^^
ただ、ニセモノや薄っぺらいもの、大衆的なものが苦手なので、そういうのには厳しいかも。
趣味は読書と筋トレ。年間100冊~200冊以上の書籍を読むので、圧倒的な知識量を活かしたセッションも好評!
筋トレはベンチプレス100kgを上げる。あと、遊戯王カードを少々と、クラシック全国3位のギター。
お客様の感想700件を突破。
バーチャル講座200本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。(現10年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広