● 根拠のない自信からホンモノの実力を手に入れる方法とは?自信がないという価値
プロ12年目の最新の認知科学に基づく気功とコーチングを超具体的ステップでマスターするなかだ塾を主催していて、
年間100~250冊以上の書籍や論文を読む生活を10年以上している、中田です。
『「自信がないという価値」』社会心理学者で、ユニバーシティオブロンドン教授、コロンビア大学教授のトマス・チャロモ=プリミュージクを読みました。
一言で言うと、僕たちの内部表現に蔓延る「ポジティブ思考」や「自信への妄信を解毒する」書籍かと思います。
類書や認知科学者、心理学者、サイエンスライターさんの主張はここ10年で「自信を失え!」になってきています。
この世界に存在する問題のほとんどには自信が関係していて、巷に溢れている自己啓発本のアドバイスやそのアドバイスによって信じられていることとは裏腹に、「問題は自信が低すぎることではなく、むしろ自信がありすぎることだ!」ということをこれでもかと統計データや論文を基に主張していきます。
「自分は平均より上だ」というバイアスに騙されずに、正しい自己認識、真の才能と実力、謙虚な人格を保つことが自信に騙されず成功するコツと説きます。
さっそくですが、自信の問題点とは何でしょうか?
第1に自信を高めるのは簡単ではないということです。もし簡単だったら、誰も自信のなさで悩んだりしないわけです。
第2に意図的に自信を高めることができても成功できるわけではないということです。
マドンナが3億枚のレコードを売り上げたのも自信があったからではないし、マイケルジョーダンやモハメドアリがそれぞれのスポーツで絶対的な王者になれたのも自信があったからではないです。
確かに、自信を持っているけれど、それは傑出した実力があるからなのです。
彼らとその他大勢の自信の違いとは、たった1つしかなく、それは実力を正確に反映した自信という点です。そこがホンモノの成功者と、過剰な自信がただあるだけで実力はない人たちとの大きな違いになります。
第3は一番深刻な問題で、自信さえあれば何でも達成できるという幻想のせいで、誰でも自信をつけて成功しなければならないような風潮が生まれ、それが大きなプレッシャーとなっています。
自信のない人は自分が悪いような気になり、自信家は分不相応な大きな目標でも実現できると勘違いしてしまいます。
自信はあまりにも過大評価されていて、「できる気になること」と、「実際にできること」を同じに扱っています。その結果、私たちの社会は、自信と自己顕示だけで中身の伴わない人間を量産することになってしまいました。
他にも、自信と実力の相関関係を数字で表すと0,3で、自信のある人に出会い、その人に実際に能力があるかどうか知りたいとする。なんのヒントもなく、実力があるかないかを当てるだけなら、当たる確率は50%です。しかし、ここで、自信をヒントにすると、当たる確率を65%に上げることができる。相関係数0,3はその程度の相関関係ということになります。
また、IQを評価してもらう場合、平均は100であり、頭のいい人は115、かなり頭のいい人は130、そして145になると転載レベルだと事前に説明しておきます。たいていの被験者は自分は平均より上だと評価するが、自己評価と実際のテストの結果の相関関係は0,2以下になります。つまり、自分の能力を正しく評価できている人はほとんどいないということになります。
根拠のない自信からホンモノの実力へ
それでは、もっと実力を高めたい場合は、どうしたらいいでしょうか?
それは世間の常識とは正反対の方法、つまり、自信を低くすることだ、と説きます。
自信過剰な人は現実から目を背け、その結果として成長もできないが、自信のない人は自分を正しく評価し、成長に繋げています。自信がないと感じるのは、たいてい実力が伴っていないからです。自信のなさは、努力するべき点を教えてくれるメッセージなのです。
そこで4つのカテゴリーに分けて自分の立ち位置を理解するのが有効です。
A実力の伴わない自信→B現実的な自信喪失→C完璧主義な自己批判→D現実的な自信→転落した場合はA実力の伴わない自信・・・とループしていくようです。
Aの実力の伴わない自信を持っている人へのアドバイスは、人の意見を聞こうになります。自信家の源は、本当の実力ではなく、勘違いだからです。他者から本当はどうみられているかもわかっていなかったりします。そして、このタイプは、自分で自分を騙す自己欺瞞も起きやすいです。
実力がなく、自分が何を知らないかを知らなければ知識を増やすこともできません。だからこそ、周りからのフィードバックが大事になります。
なかだ塾やなかだ塾マスタークラスには少ないタイプですが、一見さんのクライアントさんには「実力の伴わない自信を持っているタイプが多いと感じています。
Bの現実的な自信喪失は、成長しようというアドバイスが大事になります。前者よりマシで、自信も低いし、実力も低いので自分を正しく評価できています。このタイプは他者からの評価も正しく理解する傾向にあります。そして、自分の実力に満足していないため、向上心もあります。
なので、ただ実力を高めようというアドバイスが大事になります。
Cの完璧主義な自己批判は、実力があるのに自信がない人たちです。
プロアスリート、高名な芸術家、財を築いた起業家、といった成功者たちの多くがこのカテゴリーに入ります。彼ら彼女らはどんなに凄いことを達成しても、まだ自信が持てません。そもそも、そういう性格だから成功できたのだとも言えます。
このタイプは自己評価と他者との評価がまったく一致していません。実際の実力よりも自己評価の方が低くなっています。上を見て比較するのは、自信喪失につながるのでよくないと考えられていますが、実力を付けるという観点から考えれば、たとえ自信を失っても、このカテゴリーには利点の方が多いみたいです。自分が自分の一番厳しい批評家になる方が、一番熱心なファンになるよりも実力を高めるチャンスが大きくなるからです。
そのため、このカテゴリーへのアドバイスは、「自信のなさを隠せ」になります^^なぜならば、実力はあるのに自信のなさを見せてしまうと、自信と実力を見分けることができない人たちは勘違いして、実力もないだろうと判断してしまうからです。
Dの現実的な自信のカテゴリーの人たちは、自信と実力を高いレベルで備えています。しかし、自分の高い実力を正しく評価すると自己満足に陥る恐れがあります。自分自身と自分の達成したことに、無批判に満足している状態になってしまうわけです。
なので、このカテゴリーの人たちは、何よりもまず自己満足に陥るなと言いたいわけですが、注意しないと実力の伴わない自信に転落する恐れが出てきます。それ以上スキルを磨かずに安堵していると、いずれ他の人に追い抜かれてしまうわけです。そしてある日突然自分が思っているほど優秀でなくなってしまったことを悟ることになるのです。(途中で目を覚ませればですが)
A実力の伴わない自信→人の意見を聞こう、フィードバックを求めよう
B現実的な自信喪失→実力も自信もないので、成長しよう
C完璧主義的な自己批判→不安を隠そう(プロに多く、実力があるけれど、自信がないと実力が低く見られがちなので)
D現実的な自信→自己満足に注意。下手すると、実力の伴わない自信に転落する可能性有り
自己啓発やスピリチュアルをかじってポジティブや根拠のない自信を持とうと意味のない努力している人は解毒のために必見かと思います^^
なかだ塾やなかだ塾マスタークラス生でも、A~Dの様々な自信の人がいたりするので、読んでおくと救われるんじゃないかなと思います。
ほとんどの人は、AかBのはずなので、もっと自信を失って、フィードバックを求めましょう。そうすると、実力も、実力に伴った自信もなくなり、努力するべき点が見えてくるはずです。あとは、成長しましょう!
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原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●プロフィール
はじめまして。
最新の認知科学に基づいたコーチング&ヒーリングを同時にマスターできる世界に1つだけの習得レッスンとは?
2012年からプロ11年目の「圧倒的に体感が違う!」「2か月で月収数万円から150万円に」「ゴールを達成できた」などの声で支持される 言語と非言語の脳内書き換え術を超具体的ステップでマスター!
「なかだ塾」を主催しています、中田真広と申します。
僕は2012年に「気功師として人を幸せにする」というゴールを設定してから、気功を本格的に習い始めました。
はじめての遠隔気功で数十年来の花粉症を治し、いけるのではないか!と気功師としての道がスタートし、たくさんの人を施術してきました。(700件以上の感想があります)
当時は、僕自身も体調不良だったのですが、気功をやっていくうちに冷え性や腰痛が治りました。
そこから数年で、気功を教えて欲しいという依頼が増えてきたため、ヒーラーを養成する講座を始めました。
当時、ヒーラーの仕事だけで、たった数年で、年商1000万円を突破した人は、認知科学系気功師でもほとんどいない実績だと思います。
同時に、2012年から認知科学者の苫米地英人博士に師事しながら、2017年に苫米地式コーチングやTICEコーチングを直接受け、現状の外側にゴールを設定し、want toで抽象度の高く利他的なを増やす活動も始め、毎年パーソナルコーチングをしています。
また、2017年頃から「今の幸せ、2021年以降の幸せ」という人工知能・AI時代に備えて準備していく必要があると考え、年間ヒーラー養成講座のなかだブートキャンプ、なかだアカデミー、なかだラボラトリーなどを毎年開催してきました。この頃はわりとクローズドでした。
そんな中、2021年頃から60万円の気功師養成講座に通ったけれどほとんどの人が気功技術を使えていなかった、150万円の講座に出たけれどダメだったなど様々な他所のダメだったご相談を頂くうちに、ちゃんとサポートしてくれる講座を作るべきだ、ホンモノを届けたいと考え、「なかだ塾」を開催するようになりました。
ビジネスコンサルとしては、日本一のマーケッターさんに師事したりもしてきたので、開業指導も他所に比べて独自ノウハウがあり、手厚く、実際に成果も出ています。2か月で月収数万円から150万円に。0スタートの方が半年後に20万円の講座が売れたなど。
2012年頃のブログタイトルは、「認知科学に基づく初心者でもできる気功・ヒーリングのコツ」だったように、初心者に優しくわかりやすく教えることに定評がある。誰が見ても温和な性格なので、怒ることもほぼないです^^
ただ、ニセモノや薄っぺらいもの、大衆的なものが苦手なので、そういうのには厳しいかも。
趣味は読書と筋トレ。年間100冊~200冊以上の書籍を読むので、圧倒的な知識量を活かしたセッションも好評!
筋トレはベンチプレス100kgを上げる。あと、遊戯王カードを少々と、クラシック全国3位のギター。
お客様の感想700件を突破。
バーチャル講座200本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。(現10年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広