戦えばいいってモンじゃないよ | 投財堂のドタバタ妄想録

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兜町という聖地へ
夢を求め 金を求め彷徨う・・・
市場放浪記、改め・・・・・ドタバタ妄想録。

3月12日 土曜日は暇なんだ

今日は、暇である。
もとい
今日も暇である。

暇ついでに、今日は戦いについて触れてみたい。

バットマンvsスーパーマンなる映画が公開されるようだが 
何とも、安易過ぎはしないか?
人気者同士を、戦わせればいいってモンじゃない!
・・・と言いたい。
バットマン対スーパーマン・・・だと?
正義の味方同士ではないか。
なぜ、戦う。
大体、過去において戦っても、ろくな事にならなかった。
これらの戦いは概ね失敗するのだ。

では、過去において戦ってはみたがダメだった例を挙げてみよう。

まずは・・・
エイリアンvsプレデター

彼らが単独で登場した時のようなインパクトが全くない。
プレデターが人間の味方となり、まるでゴキブリのように群がる
エイリアンと戦うサマ。滑稽以外の何ものでもない。
ハラハラドキドキ感、一切なし。
この後、エイリアンは色々な相手と戦ってるが
もはや、義務感だけで戦っている。
コイツらも何のために戦ってるのか判っていないだろう。

もっと酷いのが
フレディーvsジェイソン

目を覆いたくなるような戦いであった。
そもそもの発端は、人々から見向きもされなくなったフレディーの嫉妬である。
コイツは、人の夢の中に現れる。
というか、夢の中でしか生きられない。
まぁ、生きている・・と言ってよければの話ではあるが。
人々が夢を見なくなり、世間からすっかり忘れられてしまったフレディー。
危機感を覚えたフレディーは、この時、殺人鬼ジェイソンの存在を知る。
どうして知る事が出来たのか?という疑問はこの際忘れよう。
とにかく知るのだ。
そしてよせばいいのに、ジェイソンの夢の中に現れるという展開で・・・

そもそも、ジェイソンが夢を見るのかよ。

そもそもが、交わりそうもない2人を戦わせるという
全く信じられない無理な展開が生んだ失敗である。

さて、そんな展開になりそうな・・・
いや、そんな展開になるのはもう間違いない、という邦画が生まれそうだ。

その名も
貞子vs伽耶子

最も恐れていた戦いが始まる。

この2人・・・どちらが強いというのを、どうやって決めるのだろうか?
どうやって2人を交じり合わせるのだろうか?
貞子に会うには何が必要か?
会うためにはまず・・・「呪いのビデオ」を観なければならない。

何を言いたいのか分かりますね?

そう。

伽耶子が、呪いのビデオを観る必要がある

あの呪音の家で1人、ポテチなどをポリポリやりながら
呪いのビデオを観る伽耶子。
まず、この展開に無理がある。
しかし物語はここから始まるのだ。
・・・てか、ここから始まらなければならない。
そもそも、貞子の出生は呪いのビデオである。
これだけは、ないがしろにしてはならない。
とにかくここでは伽耶子に何としてでも観て貰わなければならない。
強引にでも観させるのだ。呪いのビデオを。
イヤイヤながらビデオを観終わる伽耶子。
そしてそこに、待ってましたとばかりに現れる貞子。
両肩をカクカクしながら、片目だけをキリッと剥き出し
一歩一歩近づいて来る貞子に対し・・・
まるで、蜘蛛のように這いつくばりながら、その貞子に迫る伽耶子。
睨み合う両者。
甲乙つけ難い、醜悪さである。

どうです?



果たしてこの2人に勝者が必要だと思いますか?