横綱の条件 | 投財堂のドタバタ妄想録

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兜町という聖地へ
夢を求め 金を求め彷徨う・・・
市場放浪記、改め・・・・・ドタバタ妄想録。

3月14日

大相撲春場所が始まった。
2横綱が敗れるという波乱のスタート。
もっとも、敗れた横綱の一人が鶴竜である。
これは波乱とは言わない。
鶴竜が敗れる度に、波乱波乱と言ってると
毎日が波乱になってしまう。日馬富士もまた然り。
この2人の横綱は、そもそもが横綱になってはいけなかったのだ。
この際、各界の最高峰「横綱」昇進の条件を
もっと厳しくすべきではなかろうか。
横綱たるもの、一場所で負けていいのは
せいぜい1敗か2敗であろう。
ま、精一杯許せる範囲が3敗くらいか・・・

よし、わかった。
こうしよう。

横綱の昇進条件は、直近の2場所連続優勝、なおかつ
直近3場所の合計勝ち星が40勝以上とする。

つまりこうだ。

2場所連続で全勝優勝したとする。
その場合、前々場所の成績が左右するのだ。
前々場所に10勝以上していれば問題なし。
9勝の場合は、横綱昇進は見送り。
綱取りは翌場所へと移る。
さて、その翌場所だが・・・ここで10勝以上して優勝すれば問題ない。
全ての条件を満たしている。
しかし、10勝しても優勝出来なかった場合
3場所の直近3場所の勝ち星が40勝になるが
直近の2場所連続優勝という条件を満たしていない。
つまりは横綱昇進見送りである。
さらに言うと、3場所連続で優勝しても
全てが13勝2敗での優勝だった場合、合計勝ち星が39勝にしかならず
これまた昇進出来ない。

そしてここで、恐ろしい現象が起こるのだ。
皆さん、その恐ろしい現象にお気づきだろうか?

そう、これはまさに地獄の現象といっていい。

こうだ。

わずか1勝の差で昇進を見送られた力士が、その翌場所また優勝したとしよう。
成績は13勝2敗だ。
この場合、4場所連続優勝となる。
・・・と、なるのだが・・・直近3場所の合計勝ち星がやはり39勝にしかならず、またまた昇進見送り。

つまり・・・・・

何場所連続で優勝しようが
13勝2敗で優勝し続ける限り、横綱にはなれない!
ということなのだ。

こ、これは恐ろしい。

さらに運良く、横綱になれたにしても
横綱で4敗したら、翌場所は大関に陥落。
5敗で関脇陥落。
6敗以上したら、これはもう前頭でいい。

こんな館内放送が想像出来る。

「西方、横綱鶴竜・・・モンゴル、××出身、○○部屋」

それが、翌場所には

「東方、鶴竜、東前頭2枚目・・・モンゴル・・・・・・・・」


かくも横綱は厳しいのである。