濃密な時間 | 包丁研ぎ師月山の包丁研ぎ磨ぎブログ

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人として包丁研ぎ師としての日常や発見、気づきなどを書いています。

目指すは包丁研ぎ世界一。みなさんに少しでも刃物に興味を持っていただければ幸いです。

高級鍛造刃物販売、修理研ぎをする三代目です!

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今日は昼から研ぎ講習。

その流れで某高校生達の講習となりました(⌒‐⌒)

その中で切れ方の実験をしたのですが、驚愕な結果が次々とわかり、とても濃密な時間となりました!



最初は食材を切っていただけでした。


よく切れるとこのきゅうりのように水滴が溢れてくるのに感心していただけでしたが、ここから少しづつ内容が変わりました。

切れ方の違いや切りやすさの違いを見ることに。

更には切った食材を食べ比べすることになったのです。

するととても驚いたのですが、研ぎ方で味が変わったのです((((゜Д゜)))

ただ切れればいいというのではありませんでした。

そして切る食材でも、砥石の使い方でも変わるのです。

まだまだ始まったばかりの実験ですが、できる限り毎週やっていきたいと考えています。

この実験が今後20年続いたとして、蓄積したノウハウを知る人が育ったなら刃物で料理を変える料理人ができるのではないかとさえ思います。



正直こんなことが出来るとは思いませんでした。

研ぎができる人だけでも、料理ができる人だけでもダメなのです。

その両方の人が揃い、尚且つこの終わりのない実験をしようという志がないと始まりません。

しかし偶然にも揃ったのだと思います。

それもたくさん(*≧∀≦*)

実験すべきことはありすぎて終わりは見えませんが、今までなかった視点での研究になるかと思っています(⌒‐⌒)

今後がとても楽しみです!



明日は今日の実験結果をまとめようと思います。

今日だけでもかなり濃い内容だったので、まとめるのに時間がかかりそうです(^_^;)

さぁ明日もがんばるぞ!