先日商工会議所青年部の先輩の紹介でライカの顕微鏡をお借りすることができました。
2000倍を超える高倍率で対象物を見ることができる顕微鏡で、天然砥石や今製作中の人造砥石、また刃物の刃先を観察しました。
この倍率ではすべてが見えてしまうくらい良く見えます(笑)
人造砥石の粒子もバッチリ見えてしまいます(;^ω^)
そして何が凄いかと言いますと、首が回転します!!
刃物の角度に合わせて動かせるため、非常に刃物の刃先を見るには便利な道具です。
感覚はとても大事です。
しかし目に見えないからこそ感覚に頼らなければならないこともあると思います。
見ることができるなら見ればいい。
現代では顕微鏡を使えば刃物や砥石をより詳細に見ることができるのです。
もちろん顕微鏡で見て良いと思ってもそれが切れるとは限りません。
ただそのように繰り返し積み上げたものは何かのヒントをくれると思っています。
今の私の研ぎ技術も小さいピークの顕微鏡のおかげだと感じています(^-^)
さらなる切れ味の追及にこのような顕微鏡が欲しいですね。
ちなみにこの顕微鏡は660万円です(笑)