『リハビリ』ってなに? | 月のベンチ

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両親の闘病記


『リハビリ』って何だろう?
リハビリの語源じゃなくて、何のためにあるんだろう?

ドクターの指示がなければ療法士さんたちは動けない。
それはわかっている。

同室の患者さんで、同じく気管切開、胃ロウ、四肢麻痺。
でも、ときどきわずかに問いかけに頷いたりする。
うちの母よりこの病院に長くいる。
毎回リハビリ室に車椅子で行く。
母はいつもベッドサイド。

百才近い患者さん。
ご飯が食べられるし、普通の車椅子に乗れる。
やっぱりリハビリ室に車椅子で行く。
リハビリの種類も回数も母より多い。
それぞれリハビリの期限や疾患にもよるだろうけれど、『回復の可能性がある』とか『指示が入る』とか、そういう基準でドクターは指示書を書く?

リハビリはそれだけじゃないでしょう?
母のように筋緊張がひどく、拘縮やそれに伴う褥瘡を回避するためにはもっとリハビリや離床が必要だと思う。
意識があるなしで線引きするのはおかしい!
その患者さんにとって、この状態を維持していくため、あるいはもっと予防のために積極的にアプローチして行こうと努める必要があるのではないか!?

期限の過ぎた意識のはっきりした患者さんに、どうにか理由をつけてリハビリ続行の申請をするなら、母にもどうにか理由をつけてリハビリ時間を増やすべきだ。

ドクターがやらないから、家族がやっている現状。

たまに病室で整形のドクターを見かけるけれど、私が自主リハビリをしている様子などまるで興味なし、のようだ。

意識のあるなし、意思の疎通の可・不可が何だって言うんだ!
それだけがすべてじゃないぞ(;`皿´)

私はそんなことに負けないぞ!

倒れても毎日通って自主リハしてやる!