帰りたくない病 | 月のベンチ

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両親の闘病記


家に帰るのは、だいたい21時前後。

それからいろいろやって、夕食をとるのが22時前後。
ただし、それは家で何事もなかった場合。

たとえば、きのうは帰宅するなり父親が
『トイレが詰まった』と言った。

それで?
詰まったあと、何もせず?
今に至る?

とにかく、ネコのトイレにしていた二階のトイレを人間も使えるようにレイアウトし直し、一階のトイレの詰まりを直そうとしてみたけれど…
現在に至るダウン

父親は留守中何かしら仕出かすので、帰り道はいつも気が重い。
そうでなくても、病院でいろいろあるから気落ちするのに、、、

それから夜中。
鍋を火にかけながら、LDKで残りの仕事をしていた。
ところが気がつくと寝ていて、部屋中煙り。

びっくりした。。。

石油ファンヒーターを使っていたから、なおさら危なかった。

火を使っているときは、もう座らないことにする。



【ある人たち】(リアル)が、私に言う。

帰る家があって幸せじゃないか。
親の介護が出来て幸せね。
お父さんが元気で幸せよ。

などなどなど…



否定はしないし、できない。

でも、幸せは押し付けるものでもないと思う。

正直言って、私も羨ましいと思うことはたくさんある。
だけど、当事者にとったら、それは今現在一番辛い状況なのかもしれない。

幸せなんて、他人が決めるものではなく、本人が心から思わないと意味がない。

それが、【ある人たち】には分からないんだろうな。。。