(アメトピ掲載記事を最初から読みたい方は右矢印コチラ


この記事は、

お死らせのフラグ ①

の番外編です。



よく身内が亡くなる前に『虫の知らせ』というものがあると聞く。

ある地域では『お死らせ』とも言うらしい。

娘たちは『死亡フラグ』なんて言っていたけど、
以前ブログに書いた『お死らせのフラグ』
での出来事が、
正にフラグが立っている状態だったんだと後になってから思った。

『お死らせ』は無意識で本人は気づいていないというけど、
敏感な人なら予感みたいなものがあるのだろうか?

ダンナは出張に行く前日もいつもと変わりなく泥酔して帰ってきたし、
その日に限って部屋をキレイにして出かけて行ったということもなく、
部屋は相変わらず台風一過のような悲惨な状態。(笑)

私は?…と聞かれれば、

ダンナが亡くなった当日の朝、
珍しくダンナにLINEを送っていたことぐらい。

いつもならそんなに朝早く、
いくら用事があったとはいえ出張中のダンナにLINEを送ることなんて滅多にないのに、
その日に限って何故かLINEを送っている。

しかも、そのLINEを送ったのは
朝の7時過ぎ…

病院の医師からは、
朝の7時過ぎにダンナの具合が急に悪くなって119番要請があったと言っていた。

朝の7時過ぎに私が珍しくダンナにLINEを送ったのも偶然ではなくて、
きっとダンナからの『お死らせ』…

あの時…

いつもだったらすぐに既読になるLINEが暫くしても既読にならないのを見て、
なんとなく胸の中にザラっとしたものを感じた。

あの…ザラっとしたイヤな感じは、
こういう事だったのかと気づくと同時に
血の気がリアルに引いていったのを今でも忘れられない…

私にはダンナからの
『天国の涙』は届かないけど、
命が尽きる前の『お死らせ』を届けたかったのかもしれない…



ダンナが最期に伝えたかった言葉は…


いったい何だったんだろう…


やっぱりそれが…


一番知りたい…