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ダンナが亡くなってしまってから、
もう一度だけダンナと話したいという気持ちが私のなかに常にある。
それはダンナが突然亡くなってしまったことと最期を看取れなかったこと…
この二つの理由が全て…
私は無宗教なので、
死後の世界などというものについて突き詰めて考えたことが一度もなかった。
『死後の世界』とか…
『人は死んだらどうなるか?』とか…
そんなの自分にはまだ遠い未来のことだし、
死んでみなければわからないこと…
なんてまるっきり無関心だったのに
ダンナが亡くなった途端、
来る日も来る日も血まなこになってそんなことばかりをネットで調べ始めた私…
そして最終的に辿り着いたのが、
イタコ、ユタ、口寄せ、透視リーディング
ミディアム、霊視…
そんなスピリチュアル的なもの。
もうこの際インチキとかデタラメとか、
そんなことはどうでも良かった。
とにかくダンナの言葉が聞きたい…
藁にもすがるような思いで見つけたのが
『透視リーディング』
私はおもいきってこの『透視リーディング』を受けてみることにした。
リーディングをして下さったのは怪しげな雰囲気などまるでない、
いたって普通の素敵な女性。
ダンナの言葉を聞きたいという私の質問に…
「ご主人はずーっと頭を抱えて、
全部中途半端で終わってしまった…
こんなことになるなんて…
と、後悔の思いのなかにいます」
「悔しさで身動き出来ないようですね。
そして次女さんのことがとにかく心配なようです。
次女さんのことを何としてでも守らないといけないと思ってらっしゃるので、
これから先、次女さんのことはご主人が全力で守って下さいますよ」
「あなたには苦労をかけてすまないと言っています。
ご家族がご主人が亡くなったことを悔しかっただろう…無念だっただろうという思いをいつまでも引きずっていると、
ご主人もその思いをずっと持ち続け前に進めません。
ご主人には『ありがとう』『大丈夫だから』という思いを伝え続けてください」
これがホントにダンナの言葉かどうか確信はない。
それでもダンナの最期の想いのカケラかもしれない言葉を拾えることが出来てよかったと思っている。
ありがとう!
大丈夫だよ!
これからずっとそうダンナに伝え続けよう