(アメトピ掲載記事を最初から読みたい方はコチラ)
告別式の時のこと…
私が号泣していると、
いつもお世話をしているダンナの伯母の妹の叔母からこんなことを言われた。
「お金のことなら心配しなくて大丈夫よ!
私、賢ちゃんに保険を掛けていたから。
その保険金がおりるから大丈夫!」
叔母がダンナに保険を掛けていたなんて初耳だった。
「賢ちゃんにはお世話になっていたから、
退職金がわりに10年満期の保険を2つ掛けていたの。
だから何も心配しなくて大丈夫。
そのお金があれば当分の間は生活していけるからね。」
ダンナの叔母には日頃からとてもお世話になっている。
今から3年前…
私は4年前に子宮摘出手術を受けてからすっかり体力が落ちてしまい、
今までのように仕事をこなす自信がなくなっていた。
そんな時にダンナから現在91歳になるダンナの叔母の姉である伯母の世話をしてみないか?と言われて、
3年前から仕事としてお世話をさせていただいている。
「助かります!ホントにありがとうございます!」
まだダンナが亡くなったばかりで保険金のことなんて考えられない…
というより、
ダンナが亡くなったらいくら保険金が入るのかさえも正直わからなかった。
告別式を終えてから手続きに追われていた私は、
保険金を請求するために改めて保険証書を見直してみる。
医療保険に関してはダンナが入院したり、
私も入院した過去があったので内容をよく把握していた。
でも、死亡保障に関しては、
まさかダンナが死んでしまうことになるなんて思わなかったので把握できていない。
何年か前に保険会社の友人から見直しをしたほうがいいとは言われたけど、
今以上に毎月の掛け金を払えなかったので、
とにかく闘病した時のことを考え医療保障に重きを置いた保険のプランにしていた。
保険証書をよくよく見ると、
確かに医療保険は手厚く掛けている。
だからダンナや私が入院した時もかえってプラスになったぐらいだったけど、
逆に死亡保険がほとんどなかった…
死亡保障があるものでも、
不慮の事故で亡くなった場合に適用という傷害保険ばかり。
不慮の事故で亡くなった場合に受け取れる保険金は高額だけど病死の場合はごく僅か…
同じ死でも病死と事故死でここまで受け取れる保険金が違うとは思わなかった。
ダンナの場合は出張中に亡くなったので労災が適用されないか?ということも調べたけど
労災が認定されるのも事故死をした場合のみ
持病による病死の場合は、
例え出張中だとしても労災は適用されない。
だから亡くなったときの医療費も、
出張先から自宅までのダンナの遺体搬送費用も結局全部自腹。
その事実がわかったときは愕然とするしかなかった…
受け取れる保険金はほとんどない…
もっと保険を掛けておけば良かったと思うけど、
ダンナの年齢で死亡する確率は1,000人に3人ぐらいらしい。
宝くじにさえ当たったことがないのに、
そんな僅かな確率のために高額な掛け金も払えなかった。
あとは告別式のときに言われた叔母の言葉に一縷の望みを託すしかない。
「でも…ホントに大丈夫なのかな?」
叔母の言葉は希望の光でもあるけど
私はどうしても不安を拭えなかった…
こんばんは
『遺品整理』のブログにたくさんのコメントをお寄せいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m
皆さまそれぞれ遺品には思い入れがありますよね…
コメントをしみじみ読ませていただきながら、
自分なりに手放せるものから整理していくことにしました。
皆さまのご意見とても参考になりました
ホントにありがとうございましたm(_ _)m
あともう一つ…
葬儀の時にいただいた弔電やお香典袋などはどうされていますか?
処分していますか?
またコメントをお寄せいただける時にでも、
お聞かせいただければ嬉しいです
現在コメントのお返事をお休みしています。
すみません
いただいたコメントに『はじめまして』と書かれているものにはご挨拶を兼ねてお返事させていただいてますが、
こちらのお返事も気長にお待ちいただければと思います
申し訳ありませんm(_ _)m
よろしくお願いします