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死別してから1年が過ぎて、
娘たちと3人の生活にもだいぶ慣れてきた。

ダンナが亡くなってから一番変わったことはなんと言っても収入。

収入激減は大打撃!

でもそれに比例して出費も減った。

我が家では一番ダンナに食費がかかっていたから、
ダンナがいなくなった分だけ食費が激減。

女3人の食費なんて大したことない。

長女は仕事で夕飯を食べてくることが多いし
ダンナが生きてる時から我が家はほとんど外食もしないから、
月々の食費は2万もかからない。

私もお酒は飲むけどダンナは家でもかなり飲んでいたから酒代も激減。

玄関の電気はつけっ放しにしろ!
風呂の残り湯で洗濯なんかするな!

というダンナ特有のこだわりも、
もう実行しなくなったから水道光熱費も激減

家中の電灯を全てLEDに替えて、
電気はこまめに消すようにしてる。

使ってないコンセントはブレーカーごと落とす。

待機電力を防ぐために電化製品は使い終わったら必ずコンセントを抜く。

冬はエアコンをほとんどつけずにホットカーペットだけで過ごした。
(マンションで石油ストーブが使えないので)

こんなふうにこまめに節約したら、
電気代もガス代もダンナが生きていたころより半分近く安くなった。

さすがにこの猛暑でエアコンは消せないから
今夏は電気代がかかってしまうかもしれないけどカラダを壊してしまったら元も子もない

ダンナに渡していたお小遣いも
もう必要ないし、
その他ダンナにかかっていた経費がなくなるだけで、
こんなにも家計費が減るなんて思わなかった

そして私も、
ダンナが亡くなってから意識を変えることにした。

これからは自分の稼ぎで何もかも賄わなければいけない。

今まではペットボトルの烏龍茶を買っていたけど、
ペットボトルを買うのを一切やめて麦茶を作っている。

外出のときにも飲み物は一切買わずにマグボトルを持ち歩き、
仕事での昼食も社食で定食を食べずにお弁当を持参。

外出するときもなるべく家で食事を済ませ
外では食事をしない。

時間がなくてどうしても外で食事をしないといけないときは、
おにぎりを作っていって公園のベンチなどで食べている。

コンビニも極力利用しない。

ダンナが亡くなってからひとり映画もやめた
ホットヨガスクールに通うのも諦めた。
洋服も化粧品も何も買っていない。
夏だけの楽しみのフットジェルも、
たまにしていたマツエクも、
ダンナが亡くなってから一切していない。

仕事ばかりしているからランチに誘われることもなくなって交際費も減った。

でもこれからひとりで生きていくためには交際費も必要経費。

仲良しのママ友たちとの飲み会にはたまに参加するようにしてる。


ダンナがもし生きていたら…


ダンナの仕事もようやく安定してきたし、
今まで我慢してきたぶん
少しは自分の自由な時間を作ってジムやヨガに通ったり…

友達と旅行に行ったり…

そんなことをホントは去年あたりから出来るはずだった…

だけどそれが全部できなくなってしまったうえに今まで以上に切り詰めた生活を送ることになるなんて…


まるで人生の罰ゲーム…


でも泣いても笑っても同じ一日なら
なんとか苦しくても笑っていこう!

だって私の座右の銘は


『絶対にあきらめない!!』


だから…