この叔父がダンナの告別式のときに言い放った言葉…

忘れたくても忘れられません。


「なんだ!賢治は具合悪かったのか!」


こちらは突然のことで状況を受け止めるだけで精一杯だというのに、
泣き腫らした私と娘たちを前に薄ら笑いをしながら大きな声でそう言った叔父…

人として終わってますよね。

こんな人だから私のことも面白おかしく言うのかもしれないけど、
なんだかやりきれなくなりました…

そして叔母からも…

先日お世話をしている伯母の妹の76歳の叔母からもこんなことを言われたんです。


「もっと姉のココロに寄り添って接してもらえますか?
姉に聞いたら雫さんとはあまりおしゃべりをしないって言ってるし、
気持ちが入っていないんじゃないかしら?」


まさか妹の叔母からこんなことを言われると思っていませんでした。

お世話をしている91歳の伯母は最近体調を崩すことも増えたし、
以前より認知症が進んできています。

認知症はあくまでも病気で悪くなることはあっても良くなることはない、
それに日によって意識がしっかりしている日もあれば記憶が過去に戻ってしまって最近のことを全部忘れてしまうこともある…

施設の看護師さんには日頃からそう言われています。
認知症については私なりに勉強をしたり、
介護士の友人からもお世話についてアドバイスをもらったりしながら伯母のお世話をしてきました。

でも、私がお世話に行けなかったときに91歳の伯母に面会にいった妹の叔母が、
あまりにも表情が乏しくなってしまった91歳の伯母の姿を目の当たりにして、
どうやら動揺してしまったようで…
それでそんな言葉がつい出てしまったのかもしれません。

いつも91歳の伯母とは話が通じなくても訳もわからずふたりで笑い転げていたりと楽しく時間を過ごしていただけに、
叔母の言葉も私には相当ショックでした…

91歳の伯母はもう正しい判断が出来ないので
伯母のことを責める気はありません。

今までは間に入ってクッションになっていたダンナという存在がありましたが、
そのダンナが居なくなっただけで風当たりがこんなに強くなるとは思ってもみませんでした。

相変わらず休みも少なく自分の時間もなくてココロが休まることのない日々…

ここのところ世間は連休が多かったり、
来年のゴールデンウィークは10連休なんてニュースを耳にすると、
私には関係ないことなんだとやっぱりやりきれなくなってきますショボーン

これからの季節、
クリスマスも年末年始もなくずっと仕事…

世間が楽しい時間を過ごしているのに、
自分だけ去年の7月5日から置いてけぼりになってるような…

脱力感…

そして今回の叔父と叔母の言葉のダメージ…

いろいろあってグロッキー状態で凹みきっていましたショボーン

と同時に未亡人に対する世間の目ってこういうこともあるんだと痛感しました。

そして私の胸のなかを、
ふと、ある言葉が過ったのです。

昨年、知り合いの居酒屋で少しバイトをさせてもらったことがあったのですが、
そのときにその居酒屋のママさんからこんなことを言われたことがありました。


「ダンナさんが亡くなって未亡人になると、
あることないこと言ってくる人もたくさんいるからね。
オンナひとりになった途端、
急に態度を変えてきたりバカにしてくる人もいる。
でもね、負けちゃダメよ!
いつも毅然としてなさい!
そしていつでも笑ってなさいよ!」


このママの言葉…
すごくココロに響きました。

目一杯頑張っているところに「がんばれ!」と言われてしまうと、
時にしんどく感じることもあります。

これ以上頑張らなくてはいけないの?と、
途方に暮れてしまうこともあります。

でも…

負けちゃダメ!笑ってなさい!

そうなんですよね。
これですよね。

もう…

十分頑張ってるんだから頑張らなくていい!
でも負けちゃダメだ!
笑ってよう!

そう思うと行き止まりのココロに少しだけ光が差してきました。

今はうまく笑えないかもしれないけど、
へこたれずに進んでいかなきゃですね照れ






最後までお読みいただきありがとうございますクローバー
コメントのお返事がいつも遅くてすみませんえーん
気長にお待ちいただける方だけコメントをお寄せくださいませ(>人<;)