闇夜の弾丸を舐めろ! -27ページ目
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昔話で恐縮

江戸末期に居た三柳談乃進という藩主の馬廻り役の中堅武士の話です。馬廻り役というのは、早い話が、藩主のボディ・ガード。禄高200石と言うので、武家としては普通。因みに、高杉晋作の家格も馬廻り役。

談乃進が、城下の呉服屋の娘を気に入っていたんですが、この娘は双子。よく似ているので、姉と妹をよく間違える。何度か通ううちに、気に入っているのは、姉のお登勢だという事がはっきりしてきた。

しかし、禄高200石の武家と呉服屋の娘では身分が違う。何としてでも、嫁にしたい談乃進は、同僚の父親である善右衛門に相談を持ちかけると、呉服屋と一計を案じ、善右衛門のところにお登勢を養女に出す事にしたんだそうです。

つまり、形式上、善右衛門の娘と結婚する事にした訳ですな。まあ、身分の違いをこうやって、解消したというのは、少々強引かも知れませんが、よくあった手なんでしょう。

馬廻り役という職種があるにも関わらず、遊女を落籍していたりするところをみると、女好きには異論がなさそうで、婚姻前にも、双子の姉と妹をよく間違えていたというし、故意に間違えたんじゃないのかと思うようなエピソード。妹はセフレか。

前後関係がよく分かりませんが、身内の不倫相手である町人を斬り捨てたという話もあり、どういう経緯でそうなったのか、自分はよくて町人は許せないのか、その辺の事情を是非とも調べたいところ。

結婚式は身内で、細々とやったらしい。1864年というのは、新選組が池田屋を襲撃した年。世の中が緊迫していたんですな。そんなに大々的に出来なかったのかも知れませんが、緊迫していたのは京都。田舎では、そこまで緊張があったかどうか。

そして、翌年の18654月に長男・籐乃進が生まれます。この年はアメリカで、リンカーンが暗殺された月。

この籐乃進は、後に結婚後、5人の子供を持ち、その長男・秀乃進が、30数年後に子供を7人抱える。そして、この7人の兄弟姉妹のうち、次男坊・徳乃進が俺を産んで、ここに至るという一席でした。

男の演技

何もセックスの時に、演技するのは女だけじゃなくて、男もというか、俺もしたりする。

こういう女とセックスすると逝けない、というのは、ここには書かないけど、俺が「逝った」ことにしないと都合の悪い事だってあるのだ。女もそんな事あるでしょ。

そんな時は、頃合いを見計らって、腰を振るスピードを上げ、ラスト・スパートに見せかけ、呻き声なんぞを軽く上げ、小刻みな痙攣までスパイスとして飾っちゃう。

「んんんっ、くっ!逝きそう…、ぁぁぁぁぁぁぁっ……出る…………」なんて言いながら、終焉に持ち込むと、精液が漏れ出る事もあるけど、実は逝ってない。もちろん、終わったら、「ふへえええっ。めちゃめちゃ気持ち良かったよ」と言い添えておくけど。

精液が出てなくても、コンドームの中は結構白濁しているので、軽く見せておいて「今朝、オナニーしたのがまずかったかなあ」と弁解みたいな事を言って、ゴミ箱に投げ込んじゃうのだ。

盛大に精液が迸り、逝っちゃうと満足感もあるけど、逝かない女とは何回やっても無理。生でやって欲しいと言われたら、先に女を逝かせて、オマンコからチンコを抜いて、特急のオナニーで完了。タイミングを間違うと、いつまでもオナニーをするハメになるんだな、これが。

女を騙すテクニックという事ではないけど、逝かないと申し訳ない気分になる時もあるんだねえ。でも、見破り方は簡単なんだけど、それは内緒(≧∇≦)

でも、同時に女も「逝った振り」をしていて、お互い(逝ってないんだよなあ)と思ってたりして。

いろいろな男

○インターネット男 :ある日突然アクセスできなくなる男
○サーバー男 : いつも何かとビジーで多忙な男
○ウィンドウズ男 : 仕事がろくにできないとわかっていても、頼らざるを得ない男

○エクセル男 : いろいろなことができるが、知らない人には難しく見える男
○スクリーンセーバー男 : たいして役に立つわけではないが、見てると楽しい男
○RAM男 : 連絡が途切れるとすぐ忘れてしまう男

〇ハードディスク男 : あらゆることを覚えてる男。死ぬまですべて覚えている
○ユーザー男 : 自分でメチャクチャにしておきながら、他人に文句を言う男
○CD-ROM男 : どんどん早くなる男

○E-MAIL男 : 言ってることの10のうち8はどうでもいい内容の男
○ウィルス男 : 別名は夫。望んだわけでもないのに気がつけば来ていた。 消そうとすると他のものも一緒に失うことがある。消さずに残しておくとすべてを失うことになる。



これは、ネットからのパクリ。原典は「男」の部分が「女」になっている。なかなか面白いね。

それぞれに少しずつ思い当たるところがあるのがいい。

こんな男には、なれんなあ

動画からの静止画は、今日はお休みしておいて、雑談を。

男だから見栄っ張りなんだな、俺も。だから、あんまり泣き言なんぞは言いたくない訳だ。特に、気に入った女の前なんかじゃ。

風邪引いていても、「頭がガンガンしてて、爽快な気分だよ」とか、眠くても「こんなに眠くない日は久々だよ」とか言うんだな。

まあ、何言ったって、風邪引いてりゃ、どう見たって分かるし、眠い様子だってバレバレ。どう表現するかは、個性ってもんだ。

「俺を一人にしないでくれ」、「いつも一緒に居てくれ」なんて事を、年中、女に言う男も居るみたいだ。タイムリーに、ここで一点欲しいっていう時に言うのはいいと思うんだけど、年がら年中言うっていうのは、どうなんだろう。

軟弱な奴が、と思うのは、俺の自由だけど、でも、そういう男がいいっていう女が居るのも確か。子供っぽいところがいいと感じるのか、母性本能を突き動かされるのか、分かんないけどねえ。

「今日は疲れて仕事行きたくないなあ」

「もう昨日もそんな事言ってたじゃない」

「だって、朝になると仕事行きたくなくて、お前と一緒に居たいって、思うんだもん」

「しょうがないわねえ。もう甘えたなんだからあ」

「うううん…。一緒に布団に入ってて~」

「もうーー、ホントに時間がなくなっちゃうわよっ」

こういうカップルが居るらしい。でも、こんな甘えん坊野郎でも、会社に行ったら、バリバリやってる鬼課長かも知れないからねえ。

でも、俺には出来ないなあ。そりゃ見栄張るったって、痛い時には痛いって言うけど(それでも「こんなに痛くない腹痛って珍しいよ」とか言うけど(≧∇≦))、上みたいな会話は出来ないなあ。

大体、朝から「疲れた」なんて言われると、むかっ腹が立つし。男のくせに、軟弱な事を言ってんじゃねえ!って事じゃなくて、こういう男でも、いい鍵穴が見つかりさえすれば、ぴったり収まるってもんだ。

実際、俺の心の奥底には、上みたいな惰弱な事を言いたい欲望が眠っていて、それを虚栄が抑えつけていてのかも知れないので、そういう意味では、それを開放出来てしまう女が身近に居るというのは、ある意味、羨望を刺激される。

それじゃ、やればいいじゃん、と言われても、やらないだろうけど。でも、一回くらいやってみるか。

元クラブのママ

ルミという女が居て、年齢は30代半ば、若く見えるので、実際の年齢は40歳くらいかも知れない。細面で派手な顔立ち。元・銀座クラブのママをやっていたらしい。

まあ、あまり根掘り葉掘り聞くのも無粋なので、細かい事は知らないけど、男関係も賑やかそうだ。俺もルミに食われた事がある。一過性の情事みたいなもんで、その後も、男女の仲に発展する事もなく、普通の友人関係。

そのルミが、昨日、突然訪ねて来て、食事に行こうというので、そりゃあ裏を探るよ。言わないけど、勘繰るねえ。

以前から、クラブかスナックをやりたいと言っていたので、その話かも知れないなあ。彼女は、明日にでも開店出来る資金はあるので、金の無心じゃないだろうなあ。

何か俺の力が必要とするんなら、多分、酒。それも日本酒。俺は、日本中の蔵元とある種のパイプを持っているので、それを利用したいのかも知れない。自分でオープンするクラブの場所でも見つけたのか。

去年、会った時にそんな話をしたら、「そのコネクションって、凄くいい!」と、言っていた。まさか、「私の男にならない?」なんていう話じゃないだろうし。

こんな俺でも、今日行こうと言われても、細かい用事が毎日あるので、密会は再来週に。

ミステリアスな女


年齢差恐るべし


この画像は、去年9月に放送された『新婚さんいらっしゃい』から。

色んな事を想起させる画像だなあ。エピソードを聞いても、下世話な想像ばっかりしか思い浮かばない。

この43歳の奥さんは、×1で、19歳の息子と小学校5年生の娘が居る。

22歳の旦那と知り合ったのは、19歳の息子のバスケの試合の時で、旦那は当時高校生。

バスケの試合終了後、奥さんから旦那をお茶に誘う。

奥さんに一目惚れの旦那は、奥さんに誘われるまま交際を開始する。

二回目のデートで、キス。旦那は初キス。その後、ラブホに。

旦那の両親はまだ結婚に反対している。

娘の知り合いの記述によると、この奥さんは娘が幼稚園に行っていた頃から、「とにかく目立っていて、英語ではなしたり、金髪だったり、ミニスカだったり、巨乳だったり」、その幼稚園も「子供のお迎えにベンツやジャガーなんぞで来る金持ちの多いとこらしい。」

年齢差が21歳。この旦那が生まれた頃は、この奥さんは21歳。1986年だ。

この年は、泉重千代 120歳で死去。

フィリピン マルコス大統領 が国外脱出し、アキノ大統領 が就任。

人気アイドル 岡田有希子 東京都 内のビルで、飛び降り自殺。

3中曽根康弘 内閣発足。

土井たか子 日本社会党 委員長に就任。

ビートたけし と、たけし軍団 講談社 襲撃事件を起こし、逮捕。

TVでは、『風雲!たけし城 』とか『男女7人夏物語 』 など。

中森明菜 の「DESIRE」、少年隊 の「仮面舞踏会」などがヒット。

森進一 と森昌子が結婚。

天空の城ラピュタ 』が劇場公開。

究極、激辛、家庭内離婚、新人類、亭主元気で留守がいい、おニャン子、プッツンなどが流行語になり、さんまが「♪幸せ~って 何だっけ」と歌い、ワンレン・ボディコンが炸裂する導火線になったそんな年。

子供が19歳というから、妊娠していた24歳の時は、バブルど真ん中。いつ離婚したのかは知らないけど、高校生の旦那と知り合った頃は、多分子供二人の独身。

21歳の年齢差は、10年後の未来を考えてしまうし、性生活についても思いを馳せるでしょ。この奥さんが63歳になったら、旦那の方は42歳。旦那男盛り。

美人熟女が高校生をラブホに連れて行き、筆下ろしという劣情を催すAV並のストーリーにも夢想してしまう。

しかも、19歳の息子と旦那は3歳差。どんな感覚なんだろうねえ。

『新婚さんいらっしゃい』に出演しただけなのに、この奥さんはネットでも波紋を呼んでるらしいですぜ。

いい女居ねえなあ(4)

全然更新してなかった。はは。まあ、他愛ない事なので、あまり長々と書かれたものを読むのもつまんないだろうし、今回は、さささと。

まあ、要するに、周りにいい女が居ないなんていうのは、お買い物感覚というか、出来上がった物を買ってくる感じ。

コンビニに行ったら「最高の女」という商品があって、それが来るのを待ってる。お伽噺ですな。

男と女なんて、大体三つの期間しかない。

1. 何もない状態から恋人が出来るまで。

2. 恋人が出来てから結婚するまで。

3. 結婚後。

まあ、ここの読者なら分かるだろうけど、12なんかただの予選。そんなに大したもんじゃない。エネルギーの7080%が、3の結婚後に費やされるでしょ。

結婚なんてスタートだからねえ。これ以外に子供が出来たら、育児が出てくるし、結婚していながら恋愛する事もあるでしょ。

倫理観を全うするために、不倫を放棄する人も居れば、自由な恋愛を謳歌するために、数人の恋人を持つ人も居るし、離婚した後の育児とか、配偶者と子供と死別なんていう難易度の高い事も出て来ちゃう。

例えば、両親を介護施設に入れないといけないし、長年意見のすれ違った妻とは離婚、ほぼ同時期に付き合っていた女と結婚を考えていたところに、リストラの話が出て、私立高校受験をしようとしていた息子の学費の問題が頓挫し、出会い系で女と探していたら、何回か会っているうちに、こっちに気持ちが行って、ラブホに行くたびに金がかかり、家賃を滞納するようになり…、なんて、凄いステージもあったりする訳だ。

でも、1とか2の恋人探しは予選とは言いつつ、一番盛り上がる時期で、伝説にまでなっちゃったりするでしょ。

人間は、最初、単独で夢想していたのに、外界に触れる事で、傷つく一方、成長もするというストーリーがあるんだろうね。

いい女を探し出すのも、作り出すのも、大きなストーリーの中の恋愛という原理の発露だ。

てな事で、恋愛は消費するんじゃなくて、生産する事で、また需要じゃなくて、供給だと。そのためには、多少の経験値が有効に作用するだろうという話でした。



そんな事より、14日に記事に書いた前カノの話。

「元気?ねー、来週水曜日会えない?会いたいんだけどな(*^_^*) …(後略)…」というメールが、前カノから先週来てたんだけど、断っちゃったよ。夜は、ちょっと仕事が入ってるので無理なんだ。

すると「ね。木曜日の午後は空いてない?オフィスに行こうと思うんだけど。…(後略)…」

はは。これも断っちゃったよ。出張が入っているので。

木曜日は仕方ないにしても、以前なら水曜の夜くらいの仕事なら、前カノを優先していたんだな。「今から会えない?」と言われたら、予定全部キャンセルして、会いに行ってた。

今は、そこまではしない、というところに、変化があるんだけど、会ったら変わっちゃったりしてね。

でも、こういう日は重なるんだねえ。水曜日の夜、つまり明日は二件のアポが入った。うーん、この女とこの女とこの仕事。3秒考えて、仕事優先。

断りの連絡を入れると、一人の女は、「今夜でもいいよ」。どうしても会いたいらしい。ところが、今夜は別の奴と会う。ゲイのお兄ちゃんだ。お尻に気を付けて会いに行ってくる。

いい女居ねえなあ(3)

経験が乏しいと、自分勝手な想像をして、ビビったり、逆に憧れたりするけど、慣れちゃったら、そんな事ないでしょ。

経験積んで、偏見がなくなってきたら、40歳過ぎてんのに、まだ独身だから何かあるとか、×1だからとか、性格がきつそうだとか、そんな御託を言わなくなっちゃうでしょ。相手と話して理解していかないと分かんないだから。

まあ、目の前の人物を真っ直ぐ見ないで、自分の脳の中だけで遊ぶ事になってるような人間の態度って、対人関係としては最悪というか、相手に対する侮辱でしかない。

「女は、こういうシチュエーションに弱いんだよ」、「こう言えば、女は喜ぶもんだ」みたいな間抜けな事を言ったって、目の前の現実を分かってなかったら、誰も聞かないじゃん。

結構、聞くでしょ。「女は家庭で、家を守ってんのが一番幸福なんだよ」、「結婚するんなら、処女だよ」、「煙草を吸う女は駄目だ」、「黙って男の言う事を聞いてりゃいいんだよ」とか。アホかと。

こんなアホみたいな固定観念に取り憑かれてたら、そりゃ嫌われるよ。まあ、嫌われた方がいいか。嫌われて、自分の愚かさ加減に気づくのが本人のためだろうし。って、大抵、そういう人間は気づかないんだけど。

経験を積んでいったら、如何に、この世が予測困難なものかが分かっちゃう。「女は、絶対こういうもんだ」みたいな方程式を持ってるんなら、それって経験不足。

経験があると言うんなら、同じ事のリピートをしているだけで、バラエティがない。この世の一部しか見てないのに、法則性なんか出せないでしょ、という話。

経験経験って言ってるけど、一つの経験から十の知恵を学ぶ人も居るし、千の経験を積んでも、何も身に付いてない人だって居るので、何も経験絶対主義という訳じゃない。経験が多い方が、学ぶ機会も多いし、その分利口になるんじゃないかと。

要するに、「いい女が居ねえなあ」と嘆いてんのは、視野狭窄の思い込みとか、経験不足による偏見で、ストライク・ゾーンを狭くして、自分で自分の首を絞めてない?っていう事でした。

ありゃあ、言いたい事の半分も終わってないなあ。また続きは後日。って、続くのかよ。

いい女居ねえなあ(2)

ストライクゾーンが狭いっていうのは、好き嫌いが激しいという事だろうね。食わず嫌いもあるだろうけど。

食べ物だって、子供の方が好き嫌いが激しいでしょ。いい大人が、ピーマン食えないとか、人参はちょっととか、椎茸は食べられないとか、アレルギーなどの免疫疾患を持っているひとは別にして、こんな事言ってる人が居たら、「お前は子供かよ」とか思われちゃうでしょう。

また、ビール、コーヒー、イカスミ、数の子、ウニ、キャビアみたいな珍味類なんか、子供の時には食べられなかったけど、大人になると、許容範囲が拡大しちゃう。

世間痴の人間なんかだと、とんでもない就職先を希望したり、現実無視の不動産物件探しに血眼になったりしてる例が多い。

モテない男の話を聞いていると、凄いね。「美人じゃなくてもいいけど、可愛くて、震いつきたくなるようなスタイルを持っていて、それでいて処女。料理が上手くて、男を立てるし、知的で相槌を打つのが上手くて…」って、聞いていて眠くなるでしょ。

男に対する要求も、「大企業に勤めていて、イケメンで、腹筋なんかも6つに割れてて、多趣味で、話題が豊富。気がつくし、優しいし、家事も積極的にやってくれて…」となってきたら、そういう男と女が出会う確率って、圧倒的に低くなって、恋愛放浪者が大量に発生する事間違いなし。

だって、接点がないんだから、「いい女(男)居ないね~~~」ってなっちゃう。

ま、早い話が未熟なんだね。子供なんだ。で、子供だと何で、要望のスタンダードが高くなっちゃうかというと、子供は他人から貰う事しか考えてない訳だね。

何でかっていうと、ひ弱だから。ひ弱で未熟者だから、他人から施しを受けないと死んじゃう。それが子供。

恋愛の基本は平等というか、対等な立場だと俺は思う。これだって、千差万別なんだけどね。そんな事ねーよ、っていう人だって居ると思う。

そりゃあ、女に貢がれるんなら、気分もいいかも知れないけど、女の方はたまったもんじゃない。逆もあるけど、本人がいいというなら、それでいいんだけど、対等な立場じゃあないねえ。

与えるものと与えられるものの量が等しいのが理想的な関係じゃないかなあ。

だから、女に対して、高い水準を要求するんなら、自分だって同等か、それ以上のものを与えられないと。棚からぼた餅みたいな物とか、僥倖みたいな物をアテにしてるなら、それは敗北の始まり。大人なら正規の取引をするってもんだ。

子供は何でも欲しがるという以外に、世間知らずというのもあるね。世間知らずを想像で埋めて行くんだけど、所詮、想像は想像でしかない。

俺が書いているのは、大体の骨組みね。人によって、肉付きも違う。太っている人も居れば、痩せている人も居るので、男は女に色んなものを与える種だ、っていう人も居るでしょう。

あ、また時間がなくなってきたので、続きはまた。

いい女居ねえなあ(1)

「俺の周りにはいい女が居ねえなあ」とか言ってる男の、その「いい女」の意味が分かんない。

美人?可愛い?スタイル?知性的?野性的?セクシー?お金持ち?全部ひっくるめた評価?でも、そんなのって最初は、大した問題じゃないと思うなあ。

見た目でどのくらい分かるのか。だって、男にしたって、見た目で評価されるのだって、不本意だと思う。付き合ってみない事には、どんな女か分かんないじゃん。

付き合ってみたって、分かんない例って腐るほどあるしさ。だから、離婚とかある訳だし。

それに、最初いいなあと思ったって、好みなんか幾らでも変わっちゃう。暑い夏に冷たい物が欲しくなるし、冬はその逆。野獣そのものみたいな荒々しいエッチしたい事もあれば、エッチも何もしないで、友達みたいにコーヒー飲んで談笑したいって時もあるでしょ。

「いい女」とか「いい男」のベースラインなんか、日によって、時間によって変わっちゃう訳だね。

仮に、美人で、セクシーで、性格が良くて、頭が良くて、スタイルもいい完璧な女が居たとするでしょ。でも、その女だって、人間だから、意志がある訳だ。

相手が「いい女」なら、その分、競争率だって高くなっちゃう。その女から選ばれる可能性はどのくらい?

そりゃあ、自分が独裁国家の国王なら、どんな女だって、自分の女じゃなかったら、文句も言いたくなるだろうねえ。「まったく、いい女居ねえな、ここは」って。自分の所有なんだから、それを言う事も許される。

でも、世の中の99.9999%の男は、そんな権利なんかない。絶対権力者なんか見たことないし。

別の言い方したら、そういう女が身近に居たとして、自分の彼女にする自信とか能力がなかったり、相手にしてもらえないよとビビッちゃってたら、「いい女」なんか居ても居なくても同じ。

「いい女」が居ても何も起こらないし、居なくても起こらないんなら、な~~~んにも始まらない、って事になる。

まあ、傾向的な話をすると、モテない男って、守備範囲が狭いでしょ。若すぎる、年取りすぎ、小太りだ、髪形が嫌だ、我が儘だ、背が小さい、趣味が違う、すましてる…、こうやって、自分のストライク・ゾーンを狭くしていったら、そりゃ異性関係なんか起こりっこないよ。

モテる男は、やっぱりストライク・ゾーンも広くしているから、女関係も豊富になっちゃう。まあ、一つの原理としてね。実際にはどうか知らないけど、今まで見てきた経験では、そういう傾向が強いと思う。

ポイントは、何でモテる男は、ストライク・ゾーンが広いかって事、また、モテない男は何故狭いのか。それを説明しましょう。と思ったら、ちょっと野暮用が。

この続きはまた。

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