お盆休み明け診察日

今日お仕事してる旦那さんから電話が

『aika、次の病院なんだけど…行けそうにないよ…』


理由を聞いたら社長から仕事が忙しいから今月は出勤してくれと言われたと。


体のことを優先にして欲しい私

だけど
『これ断わったら俺ほんとに会社にとっていらないヤツになっちゃうから…』

旦那さんの言葉になんにも言えなかった

言いたくてもこれ以上旦那さんを困らせたくなかったから


経過観察中ならいいけれど

進行してるのに…

急がなくちゃいけないのに…

全部飲み込んで

『わかった、変えてもらうように電話しとくね』

仕方がないことだけど…

モヤモヤしてしまう

会社の人達はみんな

『そんなこと言われたって断ればいいよ』

そう言ってくれたのに…

旦那さんは断らなかった

一言、無理ですと言えばよかったのに…



仕方なく病院に電話…

旦那さんに変更したことを伝えました

帰ってきたら旦那さん

『社長に変更しましたって伝えたら無理にしなくてもよかったのに大丈夫かー?って言われたよ』と。

なんだか無性に腹が立ってしまった

治療が進まない

なのにお盆休み明けからは早出残業の激務

苛立ちと気持ちだけが焦る

まだまだ闘わなければならないのに

なんだか少し疲れてしまった




8月11日

昨日はなんだかやりきれない気持ちと悔しい思いが重なって主人の前では出してはいけないと思い1人で外に出て考えていました。仕事が優先?病気じゃないの?と少し主人を責める気持ちもありました。責め立てたくはないので早々布団に入りました。
朝旦那さんからLINEがありました。
今までにない程の長文でした。
それを読んで私は旦那さんのこと、わかったつもりでほんとは何もわかってなかったんだと思いました。

病気がわかって主な仕事から外されていたこと
打ち合わせにも入れてもらえなかったこと
それにずっと耐えて雑用をやっていたこと
その主な大事な仕事を今月は任された
だからどうしてもやりたかったんだと。

病気になっていつも負い目を感じて仕事をしてることはわかってた

だけど打ち合わせにも入れてもらえず雑用をやっていた旦那さんの気持ちを全てわかっていただろうか

大事な仕事を任されてすごく嬉しかったと。

私は何もわかっていなかった

体のことが心配で旦那さんの心の声を聞こうとしていなかった

もっとちゃんと話を聞いて

一緒に喜んであげればよかった

もっとわかってあげるべきだった

正しい選択は…


命より大事なものはない

だけど心まで死なせてはいけないんだ