10月9日 ちゃんと旦那さんを見送りました


葬儀社の方々がこんなに多くの方が来られたのは見た事がないと言ってくださった位、本当にたくさんの方々が来てくださいました。


亡くなってからお葬儀までとても穏やかな気持ちだったのを覚えています



亡くなる前日、その日はまだもう少し先と思っていたけれどなぜか娘を病院に呼びました

自宅から病院まで遠くパパに会いに来れるのもなかなか難しいなと思っていたけれど旦那さんのお兄さんにお願いして娘を連れて来てもらいました

モルヒネで意識は朦朧としていたけれど泣きじゃくる娘の頬にゆっくり手を当てて

大丈夫だよ

そう言ってニッコリしました

娘もパパと話せてすごく嬉しそうでした


でも今思うと旦那さんがちゃんと話せたのはこの日が最後でした


その夜、旦那さんはまだ安定していたけれど息子に明日休んでこっちに来れないかとお願いしました

なかなか休みが取れない息子を無理やり呼んだけど息子もまた来なきゃいけない気がしたと。


旦那さんが急変したのは次の日の朝。

皆さんがよく使われる眠るように…

旦那さんはそうではなかった

あの姿はきっとずっと消えないと思う

私1人では耐えられなかった

息子がいてくれてよかった

そして息子を立ち会わせてよかった

そう思いました。

旦那さんの呼吸が止まったのは17時35分

娘は間に合いませんでした

でもそれで良かったと思う

最期の姿を見せてはいけない気がしたから。


元気な姿を娘に見せて最期の姿を息子に見せた

何か意味がある気がした

旦那さんが引き寄せたのかなって。


悲しみは深くどこにいても旦那さんを探してしまうけれど

旦那さんの生きれなかった今日という日を

残してくれた宝物の子供たちとしっかりと歩んで行こうと思う

私は霊感なんてなんにもないけれど

時々ふわりと温かい風を感じる


いつもの笑顔で

いつものソファーで

旦那さんが笑ってる気がする


だから

私、頑張るよ。


ね、旦那さん。


ちゃんと見ててね。










私にだけ見せる優しい笑顔が大好きでした






皆さんのイメージとは違ったかな

載せるなーって言ってるかな、きっと。

怒らないでね、旦那さん。



これから先、弱音を吐くことばかりだと思います。また皆様に支えられてしまうと思います。


それでも頑張って生きよう

そう思います。

旦那さんを悲しませないように。


どうか皆様、これからもよろしくお願い致します





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