2018年  10月4日  11時44分






1分1秒が大切で全てを残しておきたくて


ほんとにたくさん写真を撮った


これが旦那さんとの最後の写真



きっと苦しくて苦しくてたまらなかった日


息子が来るまで意識を落とすのは待って下さいと先生に伝えた


今思えば泣きたくてわめきたくてたまらなかったはずなのに


涙は出なかった


息子が来たらさよならだってわかってたのに


なんだろう


不思議な気持ちだった


たぶん私の悲しみより


旦那さんを楽にさせてあげたい気持ちが強かったんだと思う


それは亡くなった直後も同じ


間に合わなかった娘が来た時も


私は娘に向かって微笑んだ


娘も私の顔を見て亡くなった事がすぐわかったと


そう言っていた


時間が前後してしまうけど


息子が来たのは1時頃


その時旦那さんはもうほとんど意識がなかった


でも話が出来てなかった息子と話をさせてあげたくて


○○来たよ!わかる? 


意識が遠のく旦那さんを必死に戻した


苦しかったよね

ごめんね


でもあの時間があったから仕事で忙しくなかなか話せなかった息子も後悔が残らなかったと思う


息子が手を握って


私は旦那さんのほっぺたにずっと引っ付いていた


逝かないで


ではなく


楽になろうね


そう言った気がする


あの時


意識を落とすほんと直前


旦那さんの口が動いた


声はほとんど出てなかったけど



ありがとう



ありがとう



ありがとう



必死に口を動かして


そう私に言ってくれた



それが旦那さんの最期の言葉




悲しくてどうにもならなくて


早く迎えに来てって毎日思う


会いたくて苦しくて胸が張り裂けそうになる


泣いてしまう日もたくさんある


でも旦那さんの最後のありがとうは


私を後悔から遠ざけた


だから


私はちゃんと前を見なくてはいけない


少しずつでも前へ


そして旦那さんの分も


頑張って生きなくちゃ。って思う




皆さま、いつも応援して下さりありがとうございます。コメントやメッセージ、なかなかお返事出来ず申し訳ありません。でもちゃんと読ませて頂いて温かさや勇気をもらっています。
本当に少しずつですが毎日頑張っています。これからもまだまだヘナチョコな私ですが温かく見守って頂けたらと思います。

いつも読んで下さり感謝致します(*´-`)