久々の高熱で焦りましたが、


1日で、平熱に戻しました。


気合いと根性で!(笑)


だって、明日は
改築現場に行って絶対に決めなきゃいけないことがいっぱいあるし、


保健所にも行かなきゃいけないし、


厨房機器屋さんに振込みもしなきゃいけないし…


とにかくやることがいっぱい!


今日はそのための安静日と決めて、
一日中家で大人しくしてました。


おかげで、今ハマってる“ゴシップガール”のセカンドシーズン見終わった♪


セリーナもブレアも本当かわいい!




ところで


昨夜最高に熱が上がって苦しかった時強烈に思い出したので、


私の臨死体験の話でも。(笑)




シリアスにならずに書きますね。




帝王切開の手術の朝、


まずは麻酔をいれるための、
それはそれは太い点滴の針を血管に刺す処置が始まったのですが、


それがもう

何度やっても
誰がしても
全っ然入らなくて。


その場にいた看護師さん5人がやってもダメで、


終いには手術を担当する先生まで呼ばれて挑戦するも入らず。


その間私は
「ねぇそれ直径2ミリくらいあるよね?」


ってくらいの針を腕のいろんなところに刺され中で血管を探られて内出血だらけ。


痛過ぎて脂汗がでてきて、もうあの時ほど自分の血管の細さを恨んだことはありませんでした…。


しかも結局、どうしても入らないから手の甲の血管に入れましょう。ってことに…


最初っからそうしてくれてよかったんですけど!!(T_T)


そんなこんなで手術開始時間は遅れるし、
既に私はげっそり。


の状態で手術台にのせられたのですが…


準備が整い、


今から麻酔いれますねー


入ってますよー


と言われ、


お腹をつねられたりして効き具合を確認され、


気持ち悪くなったら言ってくださいねーと言われると
同時に気持ち悪くなって


頭の高さ変えると治ると思いますよーと説明され、


あ、本当だ楽になった…
と思ったら


執刀医の先生に


「じゃあメスいれますね」


と。





あぁとうとう…


とちびすけに対する気持ちが胸に迫った瞬間、


ってたぶんメスが入った瞬間。





いきなりものすごい吐き気が襲ってきて。


でも吐こうとしても吐く力もなくて、


何これ、


気持ち悪い
苦しい
寒い…


と感じた、





と思ったら意識が遠退き…


突然





ふわぁっと


白くて
気持ち良くて
あったかいところにいました。


何て言うんでしょう、


さっきまでの気持ち悪さがウソみたい、


快適で安心で幸せ、
夢見心地…。


その時ばかりは、それまでの数ヶ月ちびすけを思って泣き続けた全ての感情からも解放され、


ただただ幸せに感じていました。


とにかくもう、白くてふわふわ。





で。


あぁ
ふわぁっとして
気持ちいーなーと思ってたら…


「うみさん!


うみさん!!


聞こえますか?!」


と言う声が最初は遠くから、


それがだんだん近付いてきて、


ふぅっと息をしたら意識が戻り、


もとの気持ち悪さが襲いかかってきた…のでした。






私が白くてふわふわしたところにいた時間は


私的には10分くらいに感じていたんですけど


実際にはほんの1分くらいだそうです。


メスをいれた瞬間、
いきなり心肺停止状態になったらしく…


注射を打った?か何かで戻ってきたんですって。




…以上が
うみの臨死体験。でした。





先生方にも全くの予想外の出来事だったらしく、


私、退院するまでの十日間ずっと心電図を24時間モニターされちゃいました。


ちびすけのことで悩んで心拍数があがると看護師さんが飛んできて、後半ちょっとうざかった(笑)


てゆーか


手術の帰りのエレベーターで、


私、体力的には限界で意識が朦朧としてたんだけどまわりの声は聞こえてて、


執刀医と看護師さんたちが


「いやぁあそこで心肺停止?!」


「焦ったよねー!!」


「まじびびったー!!」


とこそこそ声で話すのがばっちり聞こえ…


「…焦ったのかよ!」


「びびったのかよー!!」


と、朦朧とする意識の中、


心の中で突っ込んでおりました。(笑)






そんな臨死体験でしたが入院中ありとあらゆる検査をされるも未だ原因不明。


不明ながらも
ずっと担当してくれている看護師さんは、


「ちびすけくんがお腹の外に出たら亡くなってしまうと思いつめてたでしょう?
その気持ちが手術の際に最高潮のストレスになって身体の負担になったのかもね?


その状態に麻酔をかけてメスをいれたので、一気に血圧が下がり過ぎたのかも?
うみさん、手術に入る前から点滴の針いれるだけでげっそりしてたしね…。」


とこっそり見解を話してくれました。


んー。


そういうことなのかな…。





長くなりました。


よく臨死体験って一面のお花畑が…とかいうけど


私にはただ白くてふわふわであったかくて気持ちのいい場所でした。
というご報告。


三途の川もなかったわよー?










でも、
亡くなる瞬間があんなに気持ちのよい幸せな感覚の場所なんだとしたら、


ちびすけの時もそうだったなら、


いるかどうかわからない神に感謝します。