私は今、とても力強く生きている。
生きていることを、ちゃんと楽しみながら。
あの子が死んで一年後に、家も建てた。
だってこれ以上耐えられないと思ったから。
お腹のあの子と共に過ごし 、
冷たい身体と一緒に寝たあのアパートのあの部屋で、
もう一度同じ季節を迎えて過ごしたら、私気が狂うと思ったから。
だから申し訳ないけど、そうした。
自分がまともに生きられることを取った。
本当なら、母親なら、あの子と共に心だけでも死ぬべきなのに。
わかっていたけど、そうした。
自分が生きるために。
だから、泣く資格なんてない。
そう自分を責めることで、罪悪感を紛らわせている。
自分が生きるために。