先日、台湾向けに輸出された日本産カップ麺において、台湾が定める基準値を超える農薬が検出されたとして検査不合格になりました。
ちなみに、日本産カップ麺が残留農薬の基準値超えで不合格となるのは二度目です。
検出されたのはエチレンオキシドという、主に殺菌のために使われる科学物質。
毒性は非常に強く、EUでは突然変異誘発性と発がん性があるとして、食品への使用が禁止されています。
日本でも病院や医療機器メーカーなどが減菌のために利用しており、取り扱いは劇薬として法規制がされていますね。
で、このエチレンオキシドの残留は、カップ麺に限った話しではありません。
最近では、インド産のゴマが残留農薬基準値を大幅に超えていたことが発覚し、EUから取り締まりが強化されています。
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2021/85f1ceddb4b85f74.html
インドではサルモネラ菌などの食中毒菌を殺菌するために、エチレンオキシドを用いて殺菌されているそう。
エチレンオキシドは時間の経過と共に揮発して検出されなくなるのが通常ですが、インドのゴマはその残留農薬が基準値を超えて検出されたという事件ですね。
日本ではインド産ゴマの輸入量は少ない物の、割と一部の食品には使われています。
その食品は、カップラーメンに限らずサプリメントにも。
たとえば、こちらのゴマセサミンは一ヶ月分で1080円ナリ。
対して、こちらのセサミンは一ヶ月分で4,644円となっています。
その金額の差は、なんと3564円❗
同じに見えるサプリメントなのに、何故こんなに金額の差が開くのでしょうか。
その差は、原材料の産地や製法を見てみると分かると思います。
まぁ、産地だけで善し悪しが確定するわけではありませんが・・・
安い物には、必ずワケがありますね。
ちなみに、サプリメントは食品よりも高濃度に濃縮されているので、もし残留農薬が入っている原材料を使った場合は、その残留農薬も濃縮されることになります。
その量は、食品から検出される量とは比になりません。
しかも、それを一日三回、毎日毎日飲むと考えたら・・・
キャーーーーー😱
考えただけでも恐ろしいですね💧
なので、食品の残留農薬も恐ろしいですが、サプリメントの残留農薬はもっと恐ろしい。
残留農薬のチェック❓
低価格商品でそんなのしてるわけないでしょ。
カップ麺もサプリメントも同じ扱いですから。
だからこそ、サプリメントは質が良い物を選ぶ必要があります。
日医工のジェネリック医薬品不正でもある様に、栄養素の成分が同じでもメーカーが違えば、当然品質も管理体制も違います。
同じように見える物でも、絶対に横並びで比較しないようにしましょう。
ということで、食品の安全性に関わる問題は年々リスクが増しています。
現状、個人で自衛するしか手がありませんので、食品選びやサプリメント選びは気をつけて下さい。
それでは👍
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