今年で25周年を迎える「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介します!

 

あなたは職場でどんなふうに挨拶をしていますか?

わたしは「挨拶」をとても大切にしています。

 


日常生活で相手と気持ちよくコミュニケーションをとるための基本でもあります。


わかさ生活では「Happy!」と挨拶しています。

「え?」と思った人もいると思います。

 

 

ですが創業当時からこの挨拶だった訳ではありません。
 

 

以前、月に一度のスタッフを集めた会議の場でわたしが挨拶をした時のことです。
 

 

朝の10時だというのに、挨拶は3分の1くらいしか返ってきませんでした。しかも、全然元気がありません。
その時にあることを思い出しました。

 


アメリカに3ヵ月ほど行っていた際に英会話の学校のような場所に通っていた時のことです。

 


そこのスタッフの人たちは朝からテンション高く「Good morning!」と挨拶をしてくれて、わたしが元気に挨拶を返すまで言ってきました。

 

 

最初は恥ずかしさがあった私も相手のテンションにつられて、次第に元気よく挨拶するようになったんです。


日本では「お疲れ様です」と挨拶するのが一般的ですが、朝の疲れていない時にお疲れ様ですという挨拶は変だと思いました。

 


なので、わたしは挨拶を「Happy!」って変えてみたらどうかと言ってみました。

 


そしたら、最初はビックリしたような顔をして笑いが起きました。
でも、その場が明るく元気になりました。


わたしはやっぱりプラスの言葉を使った方がいいと思い、それからは「Happy!」と挨拶をするようにしました。

 


最初は恥ずかしがって誰も中々言いませんでしたが、わたしが意地になってやり続けていると、周りも言い始めてくれるようになりました。

 


その内、採用面接に来た学生に「何故、皆さんHappy!って挨拶されるんですか?」とよく質問されるようになりました。


なので、わたしは「人と顔を合わせた時に、『疲れたね』『疲れました』という挨拶よりも『倖せですか?』『倖せです』という方がいいし、その言葉を使い続けていたら自分もそうなるんだよ」と伝えています。


古くから、発せられた言葉には不思議な力が宿り、そのように物事が動くと信じられていたそうです。

 


私も言葉には、力があると思っています。

 


だから、できる限りマイナス言葉は使わないようにし、プラスの言葉を選んで話すようにしています。

 


毎日かわす挨拶だからこそ「お疲れ様」というマイナスイメージの言葉よりも、「Happy!」というプラスの言葉を使うことで、自然と笑顔になり気持ちも明るく“Happy”になりますよね。

 

 

みなさんも、普段よく使う”何気ない一言”をプラスの言葉にしてみませんか。

 

きっと、あなたも、周りも、笑顔が増えていきますよ。