今年で25周年を迎える「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介します!

 

 

あなたは「何かをやる」と決めたとき、時間のことを意識しますか?


「一週間以内にやろう」「どれくらいの期間でやろう」など、具体的にイメージしていますか?


わたしは、これを「10年」と決めています。

 


この話をするとほとんどの人から「すごい!」「そんなに長く続けられない」「そんな先まで考えられないよ」などと言われるのですが、別に10年間の計画をしっかりと決めているわけではなく、「やると決めたからには10年続ける」という気持ちを持って続けるだけです。


この考えは「自分の夢、やりたいことを実現させるため」に一番効果がある方法だからです。


わたしは「やると決めたら10年」という考えをし始めたころから、自分がやりたいと思ったことのほとんどを実現してきました。
 

 

なぜなら、時間をかける分そのことに対して「色んな作戦が考えられる」「色んな人と出会える」「協力してくれる人が増える」からです。


例えば、わたしは野球が好きなのですが、ある時「女子高校野球」をしている人たちとご縁ができました。

 

 

当時、女子の野球は認知度もとても低い状況でした。
 

 

「こんなに野球が好きなのに、やる場所がないんだ」と知った私は「10年応援しよう!」と決め、自分ができることから色々なことをやり始めました。

 


「こんなに野球が好きで、青春を野球にかけた女の子たちがいる。

 

 

せめて、全国大会の決勝だけでも甲子園球場でやらせてあげられないだろうか」と考えたのですが、当時の高校野球の世界では100年以上「女性はグラウンドに入ってはいけない」というルールがありました。

 


しかし、10年間女子高校野球の応援を続けたことによって、今では女子の決勝戦が甲子園球場で開催できるようになりました。
 

 

100年以上の歴史でも「やると決めたら10年」で変えることができたのです。


「10年」という言葉だけ聞くと大変な道のりだと感じます。

 


一日一日少しずつの事を続けてみると、いつの間にか10年経っていたりもします。

 


ゴールなく、なんとなく続けるよりも区切りがある方が人は続けられるものです。

10年とはいわず、自分の中で「いつまで」と決めて、何かをやり続けてみてください。

 


あなたの行動で、変化が生まれるかもしれません。