今年で25周年を迎えた「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介しています!

 

わかさ生活では、新しく入ったスタッフのみなさんに「3年後の自分は、どうなっていたいか」をテーマにイメージマップを描いてもらいます。

 

 

イメージマップとは、テーマを一つ決めて、それを紙の中心に書き、そのテーマから連想するものを、中心から線でつないで地図のようにして描くものです。

 

 

頭の中にあるものをマップで表現するのです。

 

 

「3年後にこうなりたい」という想いから、連想する要素を派生させていき、どんどん線で繋いでいって、最終的には「明日からは、こんな仕事をしていく」という具体的な行動に落とし込んでいきます。

 

 

このようにすることで、日々やるべきことが明確になり、自分の将来に向けての道しるべが出来ます。

 

 

この道しるべが自分にあるかないかによって、一つひとつの行動に大きな違いが現れてきます。

 

 

なぜ、このイメージマップを新しく入ったスタッフのみなさんに描いてもらうのかというと、わかさ生活では、入社してからの3年間を「チャンスの時間」と捉えているからです。

 

 

自分のやりたいことにチャレンジしてもらう時間と位置付け、これを「1000日計画」と呼んでいます。

 

 

「今はチャンスの時間なんだ」と思ってもらうことで、本人の中に明確な目標が生まれます。

 

 

また、「1000日後、自分はこんなふうになっていたい」と思っていることを見える化することで、まわりの人には「この人はこんなことを考えているんだ」と伝わり、自分は「こんなことを考えていたんだ!」と気づきも与えてくれます。

 

 

本人が成し遂げたいと思っていることがわかれば、協力してくれる人も現れ、ますますチャンスが広がって行きます。

 

 

わかさ生活で20年間勤めてから起業した女性がいます。

 

 

彼女は入社してから、フィンランドにあるオフィスで北欧に関わる仕事をしていました。

 

 

その頃、わたしは彼女を訪ねて北欧オフィスに行ったことがあります。

 

 

するとオフィスの壁には彼女が入社した頃に描いたイメージマップが貼ってありました。

 

 

現在は独立して仕事をしていますが、ずっと大切にしていた道しるべのイメージマップが活きていると思います。

 

 

1000日という日数は、長いようで実は短いものです。

 

 

まず、紙とペンを用意して3年後の自分はどうなっていたいのかを考えて描いてみましょう。