こんにちは、アリーシャです。

 

最近ずっと感じていたことが、ブロ友さんの記事や最近読んだ英文とリンクしていてまさに!と思ったのでメモしておきたいと思います。

 

それは、社会の変化、経済全体に占める製造業の割合が下がり、知識型経済の時代(ソフトウェアやコンテンツなどの知的財産、形のない技術・情報などを基盤酢とする経済)になってきたことから求められるリーダー像が変わってきたということです。

 

例えば、身近な例で感じているのは、娘が学校の部活でリーダー的役割に選ばれたことです。

娘は、人当たりがソフトで、決して強く自分の意見を主張するタイプではありません。でも、部内の子に、人に対してキレない、みんなに公平に接する、人の意見を聞く、事務能力が高い、という点で評価されリーダーに選ばれたように聞いています。

 

今は中高の部活も昔のような体育会系の厳しさでは辞めてしまう子が続出で、娘の学校では民主的に下級生の意見も取り入れながら部活を運営しているところが多いように見えます。

新入生でもそのスポーツの経験値は様々で、実力主義で上手な子は最初から評価されるようです。

また、部内の不満や意見、改善点を拾うために部長が部員と個人面談をしています。私の時代は通達は、先輩からトップダウンで一斉連絡だったので時代の変化を感じます。

 

2つ目は私の職場でも上司と部下の関係の変化を感じます。

私はパートタイムの派遣社員で、発言力も何もないのですが、外資系なこともあって上司のこともすべてファーストネームで呼びます。彼らも私をファーストネームで呼びますし、来週のあのイベント、頑張ろう!などとにこやかに声をかけてくれたりします。日系の組織でしか働いたことのない私にはこのフラットさがとても気持ちいいです。コンプライアンス研修を私も受けたのですが、働いている人の国籍も年齢も性別も本当にバラバラで人種差別、男女差別、年齢差別は内実はあると思いますが、相手に感じさせないよう徹底されていると感じます。ちなみに私の働いている部門の長はとても人あたりの柔らかい30代の女性です。

 

そして、今日読んでいたNHKビジネス英語の7月号テキストの内容がまさに新しい時代のリーダー像についてだったのです。

 

働き方や経済の仕組みが劇的に変わる中、職場で求められるリーダー像は変わったという話でした。

昔では直面した課題に対して答えを出せる人が指揮したり、支配したりするリーダーとして求められていたけれど、今は一人のリーダーがすべての課題に答えを出すことは不可能に思える。だから、リーダーはチームメイトからアイデアを引き出したり、新しく多様な考えを柔軟に取り入れることができ、常に進化し絶えず学ぶことができる人であることが求められる、ということが書かれていました。

 

特に、その通り!と思った一節は

「過去の成功体験が現代ではもはや通用しないかもしれない」

The past experiences of success are no longer applicable today.というところでした。

 

時代の急激な変化において、私たち子どもを育てる親は、社会の求める人物像の変化と過去の成功体験は通用しないかもしれないということを認識する必要があると強く感じます。これは子育てにおいても極めて重要な点であると思うのです。

 

余談ですが、新しいリーダー像と聞いて、ミーハーな私が真っ先に思い浮かべたのが「新しい学校のリーダーズ」です。

 

「個性や自由ではみだしていく」をモットーとしたこのアーティスト集団は今の時代のリーダー像をまさに具現化しているように思います。この緻密な計算を踏まえた上での、やりたいようにやっている感が見ていて楽しくて、海外で面白がられて人気なのもうなづけます。媚びることなく伸び伸びとわが道をいく感じ、本当にカッコ良くて大好きです。

 

 

 

というわけで、相変わらずミーハーな私でした。

 

私が引用したラジオビジネス英語のテキストはこちら。

7月号の人材開発のプロTom Mayesさんのインタビュー記事が刺激的です。

 

 

 

CD付

 

 

今日は暑いので、朝食はきゅうりと塩気たっぷりのハムサンドにしました。



皆様も暑さに気をつけて楽しい連休をおすごしくださいニコニコ