感性を磨くには・・・ | ~大阪・京都から発信する~ マスダタツヤデザイン雑記帳

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グラフィックデザイン、ウェブデザイン、イラストその他もろもろのデザイン的なるものについてアレコレ綴ります。

音楽にしても映像にしても、

そしてデザインにしても感性というものが必要です。

これがないといい作品ができません。

ただ感性というものはもって生まれた天性のものと

後天的に努力・学習して身に付けたものとが

あります。

どの業界でもいえることですが、感性はなかなか口で

伝えられるものではありません。

いくら努力・学習しても身に付かないことがあるのも

事実です。

だからと云ってそこで努力を怠れば、感性はさらに鈍化します。

逆に天性の感性をもった人間でもそれがいつまでももつわけ

ではありません。何もしなければ摩耗していくのです。


偉そうなことを述べましたが、私に特別な感性があるわけでは

ありません。

いつも凄い感性の持ち主を羨んで生きています。

いつも努力していないとどんどんその凄い感性に負けてしまいます。


しかし、日々の仕事に追われていると磨かなければいけない感性が

ドンドン鈍化していってるようで恐怖することがあります。

普通という言葉に敏感になったり、まあまあという云い方には

そんなもんかい!というあきらめが入っているように聞こえます。


ただそこを気にし過ぎるとノイローゼになるのかなと思わなくも

ありません。

我々はあくまでアーティストではなく職業的クリエイターです。

どんなに自分的には納得できなくても、最低限の仕事を

こなさなくてはなりません。

否、そんな自分の個人的葛藤をクライアントに気づかれては

なりません。


まあ、何かと今回は精神的な部分について書きましたが、

多分に我々業界の人間はご察しの通り意外とデリケートなの

ですよ。

自分でデリケートと云うとなんか面映ゆいですが、日々何かと

闘っているのです。

その何かに打ち勝つにはまだまだです。

というか勝てる日が来るのか!と思いながら今日もせこせこと

頑張るのでした!


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