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こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
今日もこちらのブログにご訪問ありがとうございます。
今週は、夫婦関係が危機に直面する時をテーマにお話をしています。
前回は突然離婚を切り出された男性のケースについて考えてみました。
今日は逆のパターン、夫が離婚を切り出したケースについて考えてみたいと思います。
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夫から離婚を切り出された、というケースで、
寝耳に水、ということは果たしてあるのでしょうか?
前回の記事にも書いたように、、男性の場合、青天の霹靂!というのは大いにあるのですが、夫が離婚を言い出すようなケースでは、少なからず何らかの兆候があったのではないでしょうか。
そういった意味では、別れ話になって受けるショックは同じでも、
どこかで、
あーやっぱり。。と、思い当たるフシがあったりするのでは?と思います。
そんな、夫からの離婚申し立てですが、まず注意しておかなければならないのは、浮気。
ある身辺調査事務所の調査によれば、
積極的に離婚をしたいと言い出す男性の約8割に、浮気相手の存在があったとか。
なんだよやっぱりそうかよ、しょうがないな男は。
と思うでしょうが、もちろんそうではないケースもあります。
けれど、夫からの離婚申し立てに対して、
関係を修復したい、あるいは、建設的な話し合いをしたいと考えるなら、まずここは踏ん張りどころです。
なぜ離婚を望むのか?
そこに至るまでに、どんな経緯があったか?
彼の気持ちや考えを知ることが、初めの一歩になります。
この点は、妻から離婚を切り出された男性へのアドバイスと変わりません。
いやいや、他に女がいるだけでしょう?
と言いたくなるのはもっともですが、仮にそうであったとしても、浮気に走った背景に何があったか?というところにまで、理解を注げたなら、状況を変えることもできるかもしれません。
というのも、男性の場合、離婚を口にしたとしても、妻からの離婚宣言ほど気持ちが固まっていないケースが少なくありません。
一時的な感情や、思い込みに動かされるのはむしろ、男性のほうが多いかも。
なので、ここは冷静に、売り言葉に買い言葉にならないよう、
クールダウンする時間をとって、長期戦に持ち込むことが大事。
避けるべきは、自暴自棄になって納得しないままに離婚を受け容れること。
その言質だけとって、君も納得したじゃないか、と後々逆ギレされかねません。
では、具体的に何を理解するのか?についてです。
まず、
離婚や別居を言い出す男性 に多いのが、
元来、真面目で妻のことが大好きだった。
というケースです。
馴れ初めを聞くと、
・彼からのアプローチで交際が始まった
・タイプじゃなかったけど猛アタックされてつい
・積極的に押し切られた
というパターンが多い。
あんなに好き好き攻撃をしておいて、これかよ!
と、文句のひとつも言いたくなるでしょうが、こういうタイプの男性ほど、愛妻家な顔の裏側に、大きな不満やフラストレーションを内包している場合があるのです。
普段あまり怒らない、不満を口にしない。
という男性であればなおのことです。
こういったタイプの男性は、多少の違和感や、気になることがあったとしても、ケンカになるくらいなら、飲み込んでおこう、とする傾向が強く、本人も気付かない内にストレスを溜め込んでしまいやすい。
それがデフォルトになっているので、初めのうちは問題にならないし、
基本、何でも希望を聞いてくれます。
「君の希望を叶えるのが、僕の希望」みたいな甘い言葉も口にしたり。
でも実のところ、事を荒立てるのが嫌い。
本音を言うのが苦手。
希望を伝えて断られるのが怖い。
といった、側面を持っていたりもするのです。
もう、分かりにくいし!と思うかもしれませんが、そうなのです。
めんどくさいですが、、そうなのです。
そして、そんな風に勝手に飲み込んでおきながら、もうコレ以上飲み込めない、というところで暴発してしまう。
僕が今までこんなに苦しんで、我慢して、ストレスを感じてきたのに、君は何も分かってない!
と、溜まりに溜まったフラストレーションを全部、あなたにぶつけてきたりします。
もちろん、それは真実ではなく、勝手に彼が飲み込んできたのものですが、少なくとも彼はそう本気で考えています。
なので、極端な話、
仕事がうまくいかないのも
夫婦関係がうまくいかないのも
体調が悪いのも
全部、君が悪い!
と、理不尽な言いがかりをつけてくることも少なくありません。
受け止める側としては、たまらないですよね。
なんならこっちから離婚だわ!と言いたくもなるかもしれませんが、
ここで大事なのは、彼の言い分を正面から受け止めて、あなたが傷つく必要はまったくない、ということです。
彼は彼の理由で、そう、思い込んでいるだけ。
きっとそういう男性であれば、仕事でも思うことを口にできず、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいるのでしょう。
グチをこぼしあえる男友達でもいればまだマシですが、そうでなければ、不満やフラストレーション、すべてのネガティブな感情のスケープゴートに、あなたがなっている可能性があります。
なぜなら、
妻であるあなたが、彼にとって一番近い存在だから。
繰り返しますが、ここでは、彼のその感情を自分の責任として受け止めないこと。
彼との関係を修復したい、建設的な話し合いをしたい、と考えるなら、であるならばなおのことですね。彼の不満を自分事として受け取らず、ただ彼は、そのくらい苦しいんだ、と言う見方ができれば上々です。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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豊かで幸せなパートナーシップを育む秘訣と、
心に関わる仕事を通して学んだことを綴っています。
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