雨の中、音楽の本等を購入に、雨の中、車で銀座ヤマハに行ってきました。なお、私は音楽関係、身近な人は、なんか判らないが買い物です。ほんとうに、今日は寒かった。


●ヤマハで買ったもの
○増補版 ピアノの巨匠たちとともに/フランツ・モア著/音楽之友社

著者は、スタンウェィ社の調律師で、この本はホロビッツ、ルビンシュタイン、ギレリス、クライバーン、グールド等と関わったエピソードを書いたものです。ブログで知り合ったkasatatu様の推薦図書の中からミーハーな私が真っ先に選んだのがこの1冊です。比較的軽いので、これなら電車の中や喫茶店で読めます。(私の読書は、通勤時がほとんどです。それで、持ち運びができない大きな本は、読む速度が100倍~数百倍になります。家にいるときは、洗濯、掃除、花の水やり等、食事、間食、TV、ギター練習、録音、雑誌、新聞読み、食事の後片付け、たまには料理-カレー、シチューと丼物やラーメン等ですが-、買い物のつきあい、妻の美容院等の送り迎え等々と多忙です)。

○音と言葉/フルトヴェングラー著/新潮社

この本は、以前から持っていたのですが、再読しようとしたが字が小さすぎて読みにくい。読みにくいと頭に入らないので、そのままにしていました(最近、私は買いためた音楽関係図書-40数冊ありました-を整理し、再読しています)。今回、ヤマハの地下でこの文庫を見てみると字が大きくなっていましたので、これだと思い再購入しました。前のは280円、今回のは476円でした。

○ジョン・ルイスの平均律のCD第3巻

15年程前に、このシリーズの第1巻、第2巻を買ったのですが、なかなか良かったこと。今回、廉価版で出ていたので購入しました。リヒテルの平均律は8000円だったので、とりあえずやめました(冬のボーナスの小遣いで購入しようかと)。ジョン・ルイスは、言わずと知れた伝説のジャズトリオではなくカルテットM・J・Qのピアニストです。このCDは、いわゆる企画物ですが、原曲とジャズ変奏が交互になっていて、その変奏が気に入っています。第1巻-第3巻まで買ってみて、ダントツにいいのは第1巻です。順番を言えば、第1巻、第3巻、第2巻での順です。その理由は、第2巻にはヴァイオリンが入っていて、私の好みとは違います。ピアノ、ベース、ギターとドラムだけて十分です。第1巻は、とにかくスイング(私がswingという意味を体で分っていないかも知れませんが)する感じが何とも言えません。また、ところどころに出てくるフレーズが"DJANGO"の中の曲とにているところがあり、気に入っています。


●この本を読んだ後の予定

なお、最初に挙げた本「ピアノの巨匠たちとともに」を読んだら、それぞれの巨匠のCDを幾つか買ってみようと思っています。今は、ホロビッツのスカルラッティのソナタを弾いたCDとグールドのCD3~4枚を持っているだけです(ただ、この本で挙げられた巨匠の名前は、以前FMファンという雑誌をたまに買っていたので知っています)。スカルラッティは、結構ギターに編曲されており、私も好きな物があります。昔学生の頃、ギター二重奏を遊びでやりました。今はブローウェルが編曲した楽譜を持っていますが、弾ける曲をさらっとやっている程度です。


●このブログの続け方

HPでも過去に読んだ本を整理して、感想を書いていこうと思っていましたが、今後はこのブログに書いて行こうかなと思っています。もちろん、私自身、音楽に対する知識は極めて小さいので、論理だったものにはなりませんが(できるはずがない)、それでも、継続してやっていけば、単に感覚的にCDを聴くより、より楽しくなるだろうと思うので、自分の頭の整理を兼ねて書いていこうと思っています。

もし、その一部を読んで、少しでも共感して頂ける方がおられれば、ほうとうにうれしいです。今後とも、宜しくお願いします(これ、自分に対する独り言です)。