北京オリンピックのTVを見ています。
特に水泳の北島は凄かった(ですね)。かれは、東京の千駄木小学校出身らしい。実は、私の身近な人も、この小学校で教えていたことがある。年齢的には、オーバーラップしていた可能性がありますが、確認はしていません。そう思うと、私とは何の関係もありませんが、なんとなく親近感を覚える。
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ついでに言うと、映画「三丁目の夕日」の子役は、江戸川区西葛西の小学校出身。車のチャップリンの子役でも記憶にある映画「二十世紀少年」の子役は、身近な人が江戸川区の小学校でつい最近まで教ていた。なお、今は塀の中にいると思いますがゴマキの弟も江戸川区の小学校で教え子だった。そうそう、雛形あきこも船堀小学校のときに同じ学年の生徒だったらしい。(当然ながら)私とは何の関係もないが、みんななんとなく(遠い)親戚のような気がする。ただ、ゴマキの弟には、ときどき心が痛みます。小学生のころは、どの子供もいい素質がそれなりに持っている(いるはず)。その後の人生が、それを開花させるか、悪の道に進むかは、何が違うのだろうか。結果から無責任な批評はできても、それ以上は何もできない・・・。
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なお、ブログの更新が滞っているのは、音楽関係ではない、もうひとつの趣味にはまっているせいです。一時、その趣味には全く興味がなくなっていたのですが、最近、再開しました。私にとって、老後は(健康であれば)とても忙しい日々になりそうです。
で、最近購入した本についてです。

●音楽と言語/T.G.ゲオルギアーデス/講談社学術文庫音楽と言語
読みたいと思う音楽の本は多々あるのですが、購入する金銭的余裕と本を置くスペースと読む時間が無い。それで、音楽関係の文庫本というのが、持ち運びができるので(とても)貴重です。昨日、身近な人の付き合いで新宿高島屋に行き、その隣の紀伊国屋書店で講談社学術文庫のこの本を見つけました。ぱらぱらと立ち読みしてみると面白そうだ。教会での音楽の始まりのことが書いてある。やはり、講談社学術文庫はすごい。金銭的余裕が無い庶民にとって、貴重な情報源です。
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読んだ感想は、あとでブログに書きますが、ここではHPにあった書評を入れておきます。
「西洋音楽史の形式をとりながら、単なる年代記的な現象記述とは趣を異にした音楽の内面史が語られる。ミサ音楽の歩みを音楽と言語とのたえざる対決の歴史として、音楽の言語化、言語の音楽化という弁証法的過程の歴史として捉えるのである。若き精神医学者としてミュンヘン大学に留学した訳者が、ゲオルギアーデスの講義を聴講して感銘を受け、敬愛をこめて訳出した西洋音楽史の歴史的名著。」
歴史が弁証法的過程といえるかは、疑問があるところ(私は、近代合理主義とか歴史的弁証法に疑問を感じています。ただ、説明ができるほど知識はありません)。とにかく、この本は歴史的名著らしい。講談社学術文庫はそんな本ばっかりですが、それならじっくりと読んでみようかと。

●一絃の琴/宮尾 登美子/講談社文庫一弦
はるか昔ですが、NHKのドラマでこれをやっていた。断片的に見て、原作を読んでみようと思っていました。主演の田中美里が良かった。そう思ったのは10年ぐらい前だったのですが、「明治時代の男性社会のなかで貫いた女の一生」みたいな感じがして、私の座右の銘「いい加減にわがままに生きよう」に反する本のようで、すこし購入を躊躇していました。最近、音楽の本を読むのを趣味としたこともあり、やっと購入しました。こういう本は他にも10冊ぐらいあります。なお、宮尾登美子(さん)は、今NHKでやっている「篤姫」の原作者です。でも、宮尾登美子さんが描く女性は、みんな立派な凛とした女性です。モデルがみんなほんとうにそうなのか、とにかく立派過ぎる。なお、私は「一弦の琴」の音を聴いたことは無い。

少し手抜きですが、ここいらで。