1週間ほど出張です。PCを持っていかないので、ブログも書けません。ただ、本とiPodは持っていきます。PCがないので,今日iPodの充電器を買おうかと思っています。持っていく(主な)本は下記です。戻ってきたら、読んだ本のことを書いてみようかと。

●出張にもっていく本バッハ
●バッハ-伝承の謎を追う/小林義武/春秋社
単行本なので、ついつい「つん読(どく)」になっていたもの。空港の待ち時間やホテルで読んでみようかと。下記のような書評があります。
「バッハの真実。作品に含まれる多数の偽作、『フーガの技法』の謎、作品の成立年代をめぐる新事実―バッハの作品伝承にまつわる数々の謎を厳密な資料学的研究の立場から解明する労作。」
やっとこの本がゆっくり読める(といっても、仕事優先です)。







●かんたん旅会話 6.中国語/昭文社
中国中国語はぜんぜんですが、一応最低限は知っておこうと思い購入しました。今までいったことがある国は、アメリカ以外でも、普通の人が英語をしゃべれるところでした。まあ、ホテル内は問題ないと思います。行く場所は内陸です。最近大地震があった所の近くです(多少心配)。私には三国志の蜀の国といったほうがなじみやすい。
すこし話がそれますが、私の身近な人の行っている小学校には年何回か英語の先生が来る。かならずしも欧米系とはかぎらない。フィリピンの人も来る。「そのフィリピンの人の英語が全く分からなかった」ようだ。ただ、フィリピン人の母親を持つ生徒はとても嬉しがり、一緒にフィリピンの歌を歌ったりしたそうだ。・・・それは(とても)よかった。なんとなく、その光景が目に浮かぶ。でも、どんな歌だったんだろうか。

●偶然見つけたブログ
作曲の王道-音楽プロデューサーとアーティストが明かす、知っておくべき作曲の「秘密の法則」!

ブログの場所--->http://blog.sakkyoku.jp/

全部は読んでいないですが参考になります。スクールを主催しているようだ。タイトルのどぎつさより、中身はまともです。J-Pop音楽の世界を垣間見ながら(多少深い)音楽の一面を知ることができます。書いてあることはおそらくすべて正しいんだろう。(私のような財布のひもが固い)一般大衆という漠然としたものを相手に、(たぶん)生きるか死ぬかの世界で「音楽」にかかわる仕事をしている。ただ、その事実を淡々と書いていて、読んでいてついつい引き込まれてしまう。
バロックな話-バッハとチェンバロ演奏、あるいは音楽のいびつな雑感&時々写真
ブログの場所--->http://cembalo-t-h.mo-blog.jp/
10/20の「弦との距離」という記事を読んだ。チェンバロに関するものです。勝手に抜き書きをさせていただくと、下記が書いてある。

チェンバロは音量を変化させられない楽器と良く耳にするが、実は弦の感触を意識すれば、音量、もしくは響きを変化させることができるのである。たとえば鍵盤をゆっくりと「ためる」感じで押し込むと、弦に触れたプレクトラムが十分にしなって、豊な音量になる。ギターで言うアポヤンドというタッチに近い。逆に早く鍵盤を押しこむと抜けるような切れの良い音になる。これはギターで言うアルアイレというタッチに近い。」

これはほんとうだろうか。すこし思い入れが大きすぎるのでがないだろうか。又は、自ら弾く(奏く?)人だけが感じられる感覚ではないだろうか。ラウテンヴェルク(の複製)の音を以前聞いたが、いい音だったがリュート(やモダンギター)の微妙さとは違った感じをもった。ピアノ演奏家はタッチにエネルギーを使っているが、基本的にチェンバロはそれができないと思っていた。自らの手で爪びくタッチの微妙さこそリュート(やギター)等の撥弦楽器の深さ、面白さ(弾いても、聞いても同じ)と考えていた。たしかにチェンバロも撥弦楽器なんだ。

あと、出張にもっていく音楽のことも書こうと思いましたが時間もないのでここまでと。