先週(5/25)に北朝鮮で核実験があった。
戦前のあの日本であれば「国体」維持のため、同胞が犠牲になろうとも躊躇なく新型兵器を使ったと思う。その感覚を知っている日本(人)こそ、北朝鮮の(ほんとうの)怖さが理解できると思う。そして「唯一の核兵器を使った国」と発言をしたオバマの米国に期待したい。
ところで、一時国会の議論をにぎわせた「非核3原則」は、今はどうなったとだろうか・・・。私は、国民が合意した「原則」であるなら、少なくとも2原則は憲法に入れるべきと考えていますが・・・。
あれれ、自分ながらこんなことを考えていたのか(書いてみて気が付きました)。実は、私は政治に無関心なのです。
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昨日(5/30)は身近な人の中学の東京地区同期会。身近な人の中学は仙台の街中にある有名な中学(五橋中学)。東京の幹事はこまめな弁護士で、「遺産相続、離婚調停いろいろやります」とか、抜け目なく営業活動をやっているようだ。一方、私の中学は、その有名中学とかで乱暴な困りものが回されてくる吹き溜まりの中学(宮城野中学、吹き溜まりというのは当時の話)。ただ、私の実感では、そういうやつらも根はいいやつだ(席が隣だったので良く判る。もしかしたらその「悪」の抑止力の下にいただけなのかもしれないが)。他校から転校させられるほどの悪とは思わなかった。おそらく当時の悪は、今からするとかわいいものだったのだろう。また、中途半端に強い「悪」こそナイフを持っていたりして「怖い」というのをそこで知った。

それで昨日は、一人で買い物(SUNAMOというモール)に行き、厳命されているキムタクの番組をビデオ(DVDは持ってない)に録画し、カレーを創った。また、そのモールの本屋で本を購入。また、図書館で本とCDを借りた。以下はそのどうでもよい話。

●買った本
●日本的霊性/鈴木 大拙/中公クラシックス
西部戦線異状なし-鈴木
実は、岩波新書の「マックスウエーバー入門」を読んだので、ついでに「マックス・ウェーバーと近代」/ 姜 尚中/岩波現代文庫を買おうと思ったのですが、残念ながら置いていなかった。それで、前から読もうと思っていたこの本を購入。以前からシャーマニズム的宗教観を自称していても、それがなんだかよく理解していないので、「(日本的)霊性」というタイトルに興味を持っていたので購入。なお、私がこの本を読むのも、あくまでバッハを理解するためなのです。




西部戦線異状なし-音楽社会学序説●借りた本
●音楽社会学序説/Th.W.アドルノ/平凡社ライビラリー

これは、図書館で「マックス・ウェーバーと近代」を探して見つからず、代わりに借りた。テオドール・W・アドルノ(1903年-1969年)はドイツのユダヤ系の哲学者、社会学者、音楽評論家、作曲家。このような本があるのは以前から知っていましたが、「社会学という切り口で音楽を理解するのはできない」と思っていて敬遠していたが、マックスウエーバーを知って考えが変わった。また、この本のあとがきに「社会矛盾があるかぎり社会学は無くならない」という記述が気に入った。この評論には「軽音楽」というのも入っている。あの、ナチの時代を生きた著者の(多少時代遅れの)化石のような論文、ただ、軽音楽こそ保守的な型にはまった音楽というのは、鋭い指摘だし、高度大衆社会に対する批評は考えさせるところがあった。
詳細は(気が向けば後ほど)。

●借りたCD
●J.S.バッハアリア集/コジェナー
西部戦線異状なし-コジェナー
マグダレーナ・コジェナーはチェコのソプラノ歌手。けっこう有名な歌手らしい。聞いてみると確かに歌がうまい。しばらくiPodに入れて聞いてみようかと。








西部戦線異状なし-ダウランド●これも借りたCD
●暗闇にひそむ歌~ジョン・ダウランドの世界

図書館で見つけ、タイトルに惹かれて借りました。
このCDは、今はやりのピリオド楽器の古楽演奏ではないが、懐かしいダウランドの曲が新しい編曲で聴けるので、結構面白いという印象。また、ライナーノートに英文と訳が載っているのも良い。英語だから私でも判る。あとで、この詩をブログに覚え書きで書いておこうかと。また、iPodでしばらく聞いてみようかと。


収録曲
1. もう泣くな 悲しみの泉よ
2. 暗闇にぼくは住みたい
3. まことの涙
4. 沈黙の夜
5. さあ もういちど
6. 低い木にも梢はある
7. 流れよ わが涙
8. 来たれ 重い眠り
9. 珍品はいかが ご婦人がた
10. 流れよ わが涙
11. 今こそは別れねば
12. 悲しみの涙
13. 行け 透明な涙よ
14. 恋する者の涙


・・・ということで。