一緒にいて心地いい人と、なぜか窮屈に感じたり緊張したり、居心地が悪い人がいます。
この違い、ちゃんと感じられていますか?
人は好みのタイプを聞かれると、優しい人とか料理できる人とか答えますが、一緒にいて居心地のいい人とは思わないようです。
居心地のいい人と一緒にいるとなぜかふんわりした気分になったり、時には眠くなったりします。
居心地の悪い人と一緒にいるとイライラしたり、感情的になったり、カチンときて拗ねたり喧嘩ふっかけたくなったりします。
この違いを感じ分けられる人は自分に愛と敬意を持って、共に過ごす人を選ぶことができます。
同じ人間なのにどうしてこの差があるのでしょうか?
優秀な成績で高学歴高収入な人の中にも居心地が悪い人は多数存在します。
成績や収入や仕事内容などは、この居心地が良い悪いには関係がありません。
実はこの違いは感情のブロックがどれくらい身体にホールドされているのか?に起因しているのです。
感情を感じることに恐怖を感じる人はたくさんいます。
じゃあ感じなかった感情は消えるのでしょうか?
いいえ、体の筋肉の中にホールドされて感情のブロックとして残ります。
感情はエネルギーです。
エネルギーの流れを歪めたり止めたりすれば、いずれエネルギー暴走が起こったり、歪みによって意図せず望まない事象が起こってきます。
感情も同じです。
堰き止められた感情はエネルギーブロックとなり緊張を伴って身体の筋肉の中に留まり続けます。
感情のブロックは些細なトリガーによって体外へそのエネルギーを吐き出そうと動こうとし始めます。
この動きが起こる時に、人は抑圧したその筋肉の緊張をなぞるので、今起こっていない恐怖を追体験し、怖いと思うのです。
体にホールドされている感情は常に体からリリースされる瞬間を待ち望んでいて、それを止めようと慢性的な緊張を体に作り出します。
そのことが常に人をイライラさせ、安心で安全な感覚に戻れず、不穏な雰囲気を纏うことになりますので居心地の悪い人となるのです。
居心地のいい人の特徴は常にリラックスしていて、小さなことにこだわる必要がありません。
感情のブロックをリリースする必要がないので、些細なトリガーに反応しないからです。
感情のブロックをリリースするには、感情を体を通して感じる必要があります。
体を通じて感情を感じる。
言うは易し、行うは難し、です。
感情をリリースするプロセスグループは、感情を理解し、感情を体からリリースし、ほっと安心できる人生を常にサポートしています。