「腐女子」はこんな映画だ!! | トンデモ・シネマの開祖

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WHDジャパン第三弾「腐女子」って・・・
腐女子は出てきません。(;^_^A

$それは、いつでもBだった-腐女子


前作「鬼殻村」が(同時期に出たゾンビ映画と勘違いされたのか)、全国2500枚以上の初回出荷となったのに、気をよくして作った第三弾!!
今度は、WHDジャパンのこれまでの二作全ての総指揮(闇の監督やね)をしてきた仲谷進 自ら監督した世にも奇妙な話なのです。


はじめに言っておきますが、腐女子と言われているオタッキーな女性は一切出てきません。
つまりタイトル自体が引っかけになっているというWHDジャパンならではのローコスムービー。


 合田佐里は子供が出来ない事を悩み精神を病んでしまう。
そんな佐里を夫・勝也は救うため、偶然知り合った魔術師に頼み、子供を授かる術をかけてもらう。


それは、いつでもBだった-腐女子03
それは、いつでもBだった-腐女子01


6年後、せっかく授かった子供マコは交通事故で死亡してしまう。
諦めきれない佐里と勝也は再び魔術師に頼み、子供を蘇らせる術を依頼する。
しかし、その為には犠牲となる生命が必要だった。
夫婦は勝也の愛人だった木下を誘拐し、魔術師に提供する。

マコは復活し、元の幸せな家族に戻ったように見えた。
しかし、その日からマコの身体は死後の腐蝕が始まる。

それは、いつでもBだった-腐女子04


マコの腐蝕を止める方法はただ一つ、生肉を食べさせる事。
しかもその量は日を追うごとに増していく。
そして、遂に人間を食べ始める。


それは、いつでもBだった-腐女子07


佐里は子供に人肉を食べさせるため、木下の行方を追う刑事を殺害する。
そして、その次は近所のライバルの母親・・・
次々と殺害を重ねる。

それは、いつでもBだった-腐女子06
それは、いつでもBだった-腐女子05


夫・勝也は殺害に気づくが、逆に佐里とマコに捕まり、監禁される・・・。





てな具合です。
今まで、総指揮をしてきた仲谷進監督だけに、今までの集大成的要素満載です。
えっ!どこが腐女子かって・・・腐る女と子供という事です。
母親は心が腐り、子供は肉体が腐る。
その要因には夫の存在もある。
つまり家庭崩壊や現代社会における精神的崩壊の様を描いたものとして原作しました。
脚本や演出で、また趣旨も変わったでしょうが、まあ、基本路線は同じだと思います。

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お子様のクリスマス・プレゼントに絶対、送らないで下さい!!