出資馬・JRAレース結果(10/22) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日は、【G1R】【シルク】【社台RH】【ノルマンディー】出資馬が勝ち星を”ひとつ”ずつ挙げてくれた。出資会員として嬉しい”計4勝”のかためうち。

 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 


ソールオリエンスくん(3歳牡)は後方待機策から直線大外へ持ち出して脚を伸ばし、なんとか3着まで浮上。
 

前後半4Fで前半が1.2秒遅いスローペース。残り4Fから【11秒台】のラップに突入して”持続力”も必要となり、スピード・スタミナ・瞬発力・持続力といった「競走馬能力の”総合力”」が求められる流れ。道中はいつもの後方待機策にでていたら、眼前に1番人気馬⑦(モレイラ)がいたので徹底マークする形。互いに動かず・動けずで牽制し合い、直線に向いたトコロで「2頭とも”勝ち負け”圏外」の位置だった。

鞍上・横山武騎手の手綱捌きはわるくないがよくもない。他馬でいえば、⑧(池添)や①(横山典)は道中ペースの遅いトコロで動いて”レースの紛れ”を生じさせようとしているのだが、脚力が高い”人気馬”に騎乗しているが故に、”レース”を動かして「勝ち」を掴みに行くシーンが全くなかったのはザンネン。(個人的には)勝ち負けが終わった後に突っ込んできただけで、褒められる”3着”ではなかった印象。

 

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ジュディッタ嬢(5歳牝)は好位の外につけて、直線伸びきれずに沈んだ。
 

(最初の0.5Fを除き)前後半4Fで前半が0.7秒速い平均ペース。中盤から【12秒台前半】のラップを刻み続ける”息”の入れずらい道中だけに、”後方勢”に有利な流れとなった。砂を被らせないためか、道中でかなり”外め”を回していた鞍上・松岡騎手。それ自体は問題ないが、上述のタフな流れにもかかわらず早めに前を捉えに動いたので、府中の長い直線で失速は当然の帰結。ただ、仮に直線まで溜めていたとしても、今回は”掲示板争い”に参加できない脚色に映った。


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スカイナイル嬢(5歳牝)は先行策から直線で粘りきれず後続に呑み込まれた。
前後半3Fで前半が3.1秒速いハイペース。スプリント戦なので、これでも”好位・中団勢”に有利な流れ。
序盤の2Fビッシリ追い続ける”先行争い”に巻き込まれ、ようやく先行「2番手」位置を取りきった頃にはかなり脚を消耗していた。
ただし、「被されない”前”の位置につけなければ好走できない」特徴をもつ仔なので、脚を削られてでも前に拘った鞍上の”立ち回り”は理解できる。


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タウゼントシェーン嬢(5歳牝)は中団後ろ寄りにつけて、直線で外から脚を伸ばしてくるも半ばで力尽きた。
 

前後半3Fで前半が0.1秒遅い平均ペース。ただし、勝ち時計【1.07.7】が示すように速いラップを刻み続けたイーブンペースだけに、地力(脚力)の高い仔が残りやすい流れ。直線入口で外から差す形にはなっていたが、”メンバー6番目タイ”の上がり脚【33.5】。本馬としてはイイ差し脚を繰り出しているのだが、後方位置なら【32秒台半ば】の上がり脚が要求されるだけに対応できなかった。


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ショショローザ嬢(4歳牝)は好位の外につけて、直線入口で先頭に並びかけるも伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が1.0秒遅いスローペース。ただし、道中で【11.8】前後のラップを刻み続けて”息”の入らない流れだけに、前に苦しく”後方勢”に有利な流れとなる。昇級後2戦は中団・後方で脚を溜める競馬で⑨⑬着と結果を残せていないので今回は”前”で立ち回らせてみたが直線残り【1.5F】でギブアップ。主場4場の相手関係はツライので、メンバーの手薄になりがちなローカル開催が主戦場だろう。


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メインクーン嬢(3歳牝)は後方待機策から直線でしぶとく差し脚を伸ばしきった。
 

前後半4Fで前半が1.0秒遅いスローペース。ただし、道中で【11.8】前後のラップを刻み続けて”息”の入らない流れだけに、前に苦しく”後方勢”に有利な流れとなる。ワンペースで流れる道中は先団馬群から離れた後方のまま押し上げることなく我慢。直線入口でようやく馬群の後ろに取りつき、直線で全馬横一線となる接戦を抜け出してきた。
 

最後は道中”後方”にいた馬同士で決まったように、展開をうまく味方につけて”メンバー2番目”の上がり脚【34.4】で差しきった本馬。馬群から離れた位置だと早めに先団馬群と差を詰め取りつきたくなるのが騎手心情。だが、そこで動かずに小脚を使わなかったコトがゴール前まで脚を持続させることに繋がった。鞍上・津村騎手の好プレー。


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メテオリート嬢(3歳牝)は後方待機策から直線でイイ伸び脚をみせた。
 

前後半4Fで前半が0.7秒速く、速めの平均ペース。脚質による有利不利のない流れ。道中で【13秒台】のラップを刻んでいるうちに先団に取りつき、外から”メンバー2番目”に速い上がり脚【36.8】を駆使。勝ち馬を1馬身(0.1秒差)捉えきれなかったが、鞍上・ルメール騎手のソツのない騎乗と言える。


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パンテレリアくん(4歳牡)は中団前寄りにつけて、直線半ばからイイ伸び脚で差し抜けた。
 

前後半4Fで前半が0.9秒速い、速めの平均ペース。好位・中団勢がやや有利な流れ。直線入口で前3頭の直後2列目まで押し上げ、すぐには追い出さずに直線残り【1.5F】付近まで我慢。先頭と約3馬身半差から追い出すと、グングン伸びて前を捉えきり、猛追してきた1番人気のキャロ馬⑨(戸崎圭)を”クビ差”抑え込んだ。
 

”タイム差なし”の僅差だけに、前に抜け出されても”追い出し”を我慢し続けた鞍上・伊藤工騎手の好プレー。いつも”好不調”バラツキのある騎乗なのだが、今回はペース判断と仕掛けが素晴らしかった。大怪我からの長期休養明け4戦目(⑪③⑨→①着)で待望の2勝目。まだ本調子には遠いが、だいぶ復調してきた印象。


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ビヨンドザヴァレー嬢(3歳牝)は好位に控えて、直線で馬場の中程から抜け出した。
 

前後半4Fで前半が2.0秒速いハイペース。中団・後方勢に有利な流れ。位置取りに対する展開利は得られず、掲示板に上がった他4頭は中団1頭・後方3頭。”前寄り”にいた組で、唯一残って勝ちきっているだけに強い内容だった。


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ホワイトクロウくん(5歳セン)は後方待機策から直線入口で馬群の後ろに取りつき、大外から猛然と追い込んできた。
 

前後半4Fで前半が0.9秒速い、速めの平均ペース。好位・中団勢がやや有利な流れ。道中は馬群から離れた後方で気分よく走らせて”脚”を温存。直線で大外へ持ち出して”直線一気”を狙ういつものスタイル。メンバー最速上がりの脚【35.9】を繰り出して勝ち馬にクビ差(0.0秒差)まで迫ったトコロがゴール板。
 

1番人気に推されて勝ちきれなかったものの、本馬の”持ち味”は存分に引き出していた鞍上・戸崎圭騎手の好騎乗。リーディング上位騎手が不在の”裏開催”だと、詰まらせずに冷静な騎乗をみせてくれる。


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カーマンラインくん(2歳牡)は後方待機策から3角マクリをみせ、直線で前との約3馬身差をひっくり返して初勝利。
 

前後半4Fで前半が0.5秒速い平均ペース。脚質面で有利不利のない流れ。ゲート扉が開いてもなかなか出て来ないのでヒヤッとしたが、道中は先団馬群から大きく離れた後方4頭の一角。時折”気合い”をつけながらの追走だったが、向正面残り【4.5F】付近から鞍上・横山琉騎手が”押して押して”差を詰め始める。3~4角でも押し続けて、そのまま直線も追い続けた本馬。かなり長くイイ脚を使っていたハズ。数字上でも”メンバー最速”上がりの脚【38.4】を計時。逃げ・先行した上位「2・3着馬」が上がり【39.6】なので、”脚色”が違い過ぎてゴール前で逆に突き放したのも理解できる話し。

もともと購買された「JRAブリーズアップセール」当時でも”動き”の良さと”好タイム”を叩き出していた仔だけに、これくらい走れてもおかしくはない。活躍馬の多いタイキミステリー牝系の下地があるので、今後もうまく成長してくれたら”ダート”路線で楽しみになりそう。

 

 

・・・以上、日曜開催の纏めでした。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪