週末の出走予定(12/2-3) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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今週末の「特別戦」出走は”5鞍”

このうち「重賞」挑戦は”1鞍”


今週末から「中山・阪神・中京」開催にコース替わり。このまま今年”残り1ヶ月”を推移していく。

(一般戦も含め)出走確定した出資馬リストを眺めていくと、、、

厩舎別で「美浦・稲垣厩舎」勢が”2頭だし”。
このうち「重賞」挑戦のシルブロンくん(5歳牡)は17F距離の「重賞」で終いが甘くなっただけに、15F超になると”距離がやや長い”印象。”器用さ”の必要な「中山コース」替わりもプラスにはならず、少ない距離ロスで立ち回らせてどこまで突っ込んで来れるか。先月施行された「アルゼンチン共和国杯」(東京芝12.5F)が適距離・適コースだっただけに、”いろんな意味”で使えなかったコトが痛い

クラブ別では”ウイン勢”と”大樹勢”が大挙出走。
ウインモナークくん(4歳牡/奥平雅厩舎)は”昇級戦”かつ”状態面”が万全ではないので、「3勝クラス」のペースに慣らすレースになりそう。ウインバグースくん(4歳牡/西園正厩舎)は”前付け”して位置を主張できれば最良だが、逃げたい馬が多い構成なので好位に控えて【34秒台】で3F通過できれば好走可能。

 

そして、今週末、最も期待しているのがウインマクシマムくん(2歳牡/畠山吉厩舎)。ここまで2戦連続タイム差なしの”2着”好走。馬体に緩さが残る若駒なので”瞬時の加速力”は頼りないが、トップスピードにのってからは”イイ脚”を繰り出せる仔。ここも”勝ち負け”を期待。中間は”強い負荷”をかけきれない加減した調整が続くようだが、痛いトコロが出やすい若駒のうちは(外で動かせなくなるような)”大怪我”をさせないコトが肝要。ムリしない範囲で実戦経験を積ませながら、馬体が充実する”本格化”(来秋~再来年?)を待ちたい。

一方、大樹勢は(育成牧場側の方針によるものか)”成長力”に乏しい仔が多いので、”着”を拾ってくれれば十分。

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あとは、週なかにイクイノックスくん(4歳牡/木村哲)の引退・種牡馬入りが発表された。

 

暮れの「有馬記念」に出走しないのは”予定通り”。本馬の父キタサンブラックの”種付料”高騰と”引き合い”(需要)の多さから、同系統となる本馬の繁殖入りは理解できるトコロ。実績でもG1⑥連勝で”国内無双”となり、レーティング値は現役馬のなかで”世界1位”(133ポンド)を維持。競走馬として”最も価値を高めた”状態でのスタッドインなので、「金額」の面では牧場側・クラブ側・会員側いずれも”文句なし”となるだろう。ここまでの大活躍をしてくれるのは”想定外”だったので、本馬や携わる関係者の方々に感謝しかない。

ただ、気になる点がひとつ。現状、所属する「シルク」(クラブ側)に代わりとなるような「G1好走できる看板馬」育っていないコト。芝で「大阪杯3着」アリーヴォ(5歳牡)、ダートで「帝王賞5着」プロミストウォリア(6歳牡)は居るものの、同じノーザンF系列クラブ「キャロット」「サンデー」と比較すると”見劣り感”が否めなくなる。

そういう意味でも、(個人的には)来年1年間、海外転戦させてから引退でもよかった気はするが、そこは生産・育成ビジネスにシビアな「ノーザンFの意向」が”最優先”なのは言うまでもなく、クラブ側に拒否権など”ほぼない”のだろう。

 

牧場側が「種牡馬入りを頷かせる」代わり(補填)に、次年度募集(23産)”期待の大物”を当該クラブへ優先的に差配する可能性も考えられるだけに、(忘れずに)次年度の募集馬を注視しておきたい。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪