出資馬・JRAレース結果(11/27-12/2) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

ボロは明日の糧になる2018 (仮)

移転しましたので、コチラでは更新しません。
移転先は最新記事をご参照ください。

本日、出資馬の勝ち星は”ゼロ”でした。

(※以下、敬称略)

 

好走はヴァナルガンドくん(3歳牡)しかいなかったが、「出走確定」記事で述べたような「着順」にほぼ収束。

 

・・・以上、平日ならびに土曜開催の纏めでした。

 

**

出資・出走馬ごとの個別「短評」を述べると、、、

 


シルブロンくん(5歳牡/マーカンド/稲垣)は中団後ろ寄りにつけて、直線で大外から差し込みを狙うも伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が3.4秒遅いスローペース。2周目の向正面入口からペースが上がる、残り6Fの”持続力”勝負。本馬が後方から押し上げられなかったのは、大逃げ⑦によって既にペースが上がっていたため。3角残り4F棒から鞍上が押し始めたが、その時点でも前3頭とまだ”15馬身以上”の差。直線入口で約8馬身差(11番手)まで詰めてきたが、直線ではジリッぽい脚で”入着争い”が精一杯だった。

終いの脚を温存するコトに徹していたので、”メンバー3番目タイ”に速い上がり脚【34.4】を駆使できているが、それくらいイイ脚を使って”入着圏”止まりではモノタリズ、数字の価値も下がる。本来ならば”もっと伸びて”いてもおかしくないのだが、このあたりに【芝15F超】番組の”距離適性”の低さを感じるわけである。

また、「中山コース」だと4角で先頭に並びかけていくくらいの”仕掛け方”でなければ届かず、じっくり構えて長い直線勝負に賭ければいい「東京コース」と比較して、本馬の「立ち回り難易度」が飛躍的に跳ね上がるコトを”再認識”した。

今後は、距離【12F前後】かつ得意の「東京コース」番組を狙うのは当然。あとは、直線が長くて馬群がバラケやすい(進路の選択肢が広い)「京都コース」も試してみてはどうだろうか。

**


フォラブリューテ嬢(4歳牝/丸山/嘉藤)は後方待機策から直線で伸びきれず。
 

前後半3Fで前半が0.6秒速い平均ペース。スプリント戦としてみれば”前残り”の流れ。時計の速い”開幕週のキレイな馬場”に加えて”展開不向き”となると、本馬の出番がナイのは仕方ないトコロ。ただ、後方一気策だけに”終いの脚”だけでも上位の上がり時計を示してくれれば及第点になるのだが、それさえもなく(12頭立てで)”メンバー8番目タイ”程度の上がり脚【35.5】に留まった点にモノタリナさが残る。

うまくハマれば”入着圏”突入するものの、大敗続きの現状だけに鞍上の手腕でどうこうできるモノでもない。まだ「4歳11月」だが既に”成長力”は止まっており、コレ以上は望めない状況。もし来年も現役続行させるなら「1~2ヶ月置きに2走して、長期休養」を繰り返し、「完走手当」(50万前後/レース)をもらうだけになりそう。


**

ヴァナルガンドくん(3歳牡/戸崎圭/稲垣)は好位の外につけて直線ジワジワ脚を伸ばすも、上位勢には及ばず。
 

前後半4Fで前半が0.7秒遅く、前残りの流れ。好位「3番手」につけたコトで”展開利”は得られたが、同クラブの逃げ馬④(丹内)が造り出す遅いペースに付き合ってしまい、終いの”キレ”で後れを取った印象。数字上で”メンバー6番目タイ”の上がり脚【37.3】に留まり、道中で同じような位置にいた上位2頭(=人気2頭)よりも当然遅い。

本馬は、本来もっと”タフなペース”で粘り腰を利かすタイプ。今回の走破時計【1.53.8】は、「1勝クラス」時代の同条件(中山ダ9F/良)の走破時計【1.53.2】x2度すら下回っており、持ち前の”脚力”を引き出せたとは到底言えないレースぶり。(本馬を含む)上位人気3頭が同じような位置につけていたので仕方ないのだろうが、鞍上・戸崎圭騎手の意識が”人気他馬への牽制”に割かれ続けており、他2頭の”仕掛け”に合わせて動くだけ。本馬の良さを引き出すための”仕掛け”タイミングや”位置取り”ができていなかった。
※良さをひきだす一例を挙げるならば、ペースが遅ければ道中で先頭に並びかけるくらいの積極策もそのひとつ。


**


タイキバルドルくん(3歳牡/荻野琢/大久龍)は中団の外につけて、直線も外からジワジワと差し脚を伸ばした。
 

前後半4Fで前半が1.8秒速いハイペース。脚質面による有利不利が出ない流れ。抑えきれない⑯(▲永島)が途中から大逃げの形になっただけで、離れた2・3番手、さらに離れた4番手以下の集団は平均ペース程度で推移しているので、一概に中団・後方勢有利とは言えない。本馬は、後方から押し上げてきたゴドルフィン馬⑫(北村友)に合わせて動き出したが、”反応”がいまひとつで押し上げていけず。直線は後方13番手からジリジリと伸びて、”8着”入着圏に喰いこんでいる。

数字上で”メンバー5番目タイ”の速い上がり脚【34.5】を計時しており、最速上がり【34.3】と0.2秒差なら遜色ない差し脚。”★”騎手(斤量4kg減)起用の勝ち馬には1.0秒離されたものの、5着馬(掲示板)まで”0.1秒差”まで迫っており、「着順」ほど「着差」や「内容」はわるくない。走破時計をみても【1分34秒台】ならば、前走・2走前くらいの”脚力”(持ちタイム)を発揮できている。

個人的には、「マイル」距離が短い印象。”スピード”が足らないので勝負ドコロから押し上げきれないが、「中距離」を走れるスタミナがあるのでジワジワと差し脚を駆使できている認識。尚、もし鞍上の”手腕”の違いで動けないのであれば、(休養明けとはいえ)前走でリーディング上位騎手を起用して”回ってくるだけ”のレースにはならない。


**

ビヨンドザドリームくん(3歳牡/岩手・山本聡/岩手・齋藤雄)は後方待機策にでて向正面から押し上げ始めるも、直線までに押し上げきれず流れ込むだけ。

 

初経験となる「水沢コース」で1番人気に推されていたが、後方から一緒に押し上げてきた⑩(△佐々志)に4角で外から被された際に接触。直線はムリさせずに流した印象。ただ、4角で押し上げきれていない時点で「本馬の”余力”も少なかった」と想定でき、上述の事象(不利)がなくとも”勝ち負け”は難しかったハズ。また、不利事象に隠れているが、2度めの騎乗となる鞍上・山本聡騎手のコース取り・仕掛けドコロの”拙さ”も目についた。

今回の相手が「B1クラス」の”二組”。前走までに五組・四組で2戦連続取りこぼしたコトで”賞金加算=徐々に相手強化”されて惨敗。恐れていたコトが現実味を帯びてきた。

 

**

**

※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪