出資馬・JRAレース結果(12/25-28) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日は、【シルク】出資馬が勝ち星を”ひとつ”挙げてくれた。

(※以下、敬称略)


【2歳G1】に挑戦したウインマクシマムくん(2歳牡/畠山吉)は、残念ながら良い結果を残せず。どんな「レース条件・クラス」だろうと断続的に”カカって”いては脚力を引き出せないので、来年へ持ち越しの”課題”となる。

他では、デビュー戦を迎えたニュージーズくん(2歳牡/木村哲)が”差し抜け”をみせて初勝利。上がり2F【22.6】前後なので、次走に期待がもてる「好内容」だった。母ミュージカルウェイの産駒に2頭目の出資。半兄にあたる出資馬ロングランメーカーくん(15産/池江寿)ではひとつも勝てず。苦い思い出しかないので、今後の本馬の活躍で払拭したいトコロ。

 

・・・以上、平日開催の纏めでした。

 

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出資・出走馬ごとの個別「短評」を述べると、、、

 


ウインマクシマムくん(2歳牡/松岡/畠山吉)は好位につけて大外を押し上げていくも、直線で余力なし。
 

前後半4Fで前半が0.1秒速い平均ペース。脚質による有利不利のない流れ。外枠からスタートを決めてゆっくりと前に出ていくも先行位置は取れず。好位の外めで前に馬⑤(菅原明)を置いて”馬壁”をつくるも、前進気勢が強過ぎてなかなか”折り合えない”。そうこうしている間に勝負ドコロの3角を迎えてしまい、道中で”脚”を溜めきれなかったコト。

また、3~4角で雁行状態の前4頭の”外”(大外)へ持ち出したのだが、4角で内から3番目を走る⑪(鮫島駿)が回り切れずに外へ膨らみ、その外にいた⑤と本馬⑮がさらに大外へと回される不利(距離ロス)が発生したコト。本来は「内から6~7頭分の大外」だった”コース取り”が、直線を向くと「10頭分以上の大外」だった。

以上のように、道中で”カカリ”続けて、4角で玉突きで”大外に振られた”コトが敗因。これで直線も余力が残って追い上げてくるようなら”怪物”なわけで、そんなコトはなく”回ってくるダケ”で終わりました。年明け以降は自己条件「3歳1クラス」から頑張ってもらいましょう。

 

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ガルヴィハーラくん(7歳牡/鮫島駿/萩原)は後方待機策から直線で内を突いて詰まり、伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が3.0秒速いハイペース。中団・後方勢に有利な流れ。道中は後方の内を回し、密集馬群の3~4角で外へ出しきれず、直線は”ラチ沿い”に潜り込ませる「進路取り」。前方に”内”から差し込む勢いの他馬⑦(三浦皇)がいたのでソレに追随する形を取ったが、残り1F棒を過ぎたあたりで⑦の脚色が鈍りだし、残り0.5F付近で”完全に詰まって”追えなくなっていた。

内を突くコトは”詰まるリスク”も承知の上の鞍上判断なのだが、”苦し紛れ”の進路取りだけに「上手く乗れなかった」印象が強い。後方勢におあつらえ向きの展開だっただけに、もったいない”レースぶり”だった。

 

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ヴィスパメンテ嬢(4歳牝/坂井瑠/嘉藤)は中団の後ろ寄りにつけ、直線で外から差し込んでくるも入着圏。
 

前後半4Fで前半が0.7秒速い平均ペース。道中で遅いラップがなく、息の入らないタフな流れで”中団・後方勢”に有利な流れ。馬群の中につけたコトで動けず、3角で最後方集団の一角。そこから徐々に押し上げ、直線でジワジワ差し込んで「掲示板争い」に加わるも、”アタマ差”届かずの”6着”入着圏。

数字上で”メンバー3番目タイ”の速い上がり脚【35.4】を計時。上がり最速馬とは0.1秒差。最後方位置でムダ脚を使っていないのだから、他の仔よりも早い上がり脚が使えて当然。それでも「5番手争い」までしか追い上げられていないので、道中での位置取り・動き方がわるかったと言われても仕方ない。(個人的には)動けない位置に入って”仕掛け遅れた”と評価。

 

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ニュージーズくん(2歳牡/ルメール/木村哲)はは好位馬群の中につけて、直線で内から突き抜けた。
 

前後半4Fで前半が3.3秒遅いスローペース。前残りかつ上がり2つの瞬発力勝負の流れ。道中は馬群の中で”折り合い”に問題なく推移。直線入口で逃げ馬①(松山弘)が”外へ”大きく膨らんでから”内へ”戻した事象により、追走の先行勢は内を絞るコトができず。内で進路が開くのを待っていた本馬にとって、何もせずにクリアな進路が生まれることとなった。その後は冒頭の記述の通り”イイ瞬発力”をみせて突き抜け、数字上でも”メンバー最速”の上がり脚【34.5】を計時。

4角(残り2F)は手動計測で【22.6】前後。【11秒台前半】のラップを2つ刻んでおり、昇級後も通用しそうな”上がり時計”なので次走も楽しみ。


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ビヨンドザドリームくん(3歳牡/岩手・山本聡/岩手・齋藤雄)は先行策から直線でアタマひとつ前に出るも、ゴール寸前で後続に捉まった。
 

先行3頭の外に収まりかけたスタンド前で、対抗人気の逃げ馬⑦を交わす勢いで並びかけ、2角まで抑えるも”カカリ気味の追走。序盤に大外枠から先行位置を取るために”小脚”を使ったコトと合わせ、道中で余計な消耗(ロス)が大きすぎた印象。

人気2頭が逃げ・先行で潰し合い、控えて好位にいた人気薄の仔が漁夫の利を得る典型的な展開。同日の2レース(B1一組・同2組)と比較すると、「走破時計」も「上がり時計」もわるい。”勝負”に拘って勝ちきれず、「内容」もないレースとなった。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪