伊藤史子(いとうふみこ)です。

 

 

空海―密教のルーツとマンダラ世界。今も受け継がれている理由

 

 

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今年は行けるのであれば、行きたいところに行く、と決めています。

ベストなタイミングで行けるときって、奇跡だから。

そんなつぶやき記事はこちら。

 

 

 

 

今回、行ったのは…

奈良国立博物館の、

 

空海 KŪKAI ―密教のルーツとマンダラ世界

 
 
空海の生誕1250年を記念して、奈良国立博物館の総力を挙げた展覧会。


「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きなん。」(『性霊集』巻第八) 
(この世の全ての物が消滅し、仏法の世界が尽きるまで、私は人々が救われることを願い続ける)

衆生救済を願った空海が人々を救うためにたどり着いたのは密教でした。
空海は中国・唐にわたり、師匠の恵けい果かから密教のすべてを受け継いだと言われます。
本展では、密教がシルクロードを経由し東アジア諸地域、そして日本に至った伝来の軌跡をたどることにより、空海が日本にもたらした密教の全貌を解き明かします。
また、多数の仏像や仏画により、空海が「目で見てわかる」ことを強調した密教の「マンダラ空間」を再現するとともに、各地で守り伝えられてきたゆかりの至宝を一堂に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介します。
 
とのこと。(WEBサイトより)
 
 
ここ最近、あちこちで「空海さんが」「空海さんが」と、なんか耳にしていました。
「空海さんって、実は何人もいるんでない?」と思ってた部分も。
先日、テレビでその謎もある意味、合っているということがわかりました。
 
 
そして、奈良で「空海 KŪKAI ―密教のルーツとマンダラ世界」をやっていることをこれまた偶然知ります。
 
 
これも何かのご縁。
 
 
GW明けの某日、行ってきました。
 
 
久しぶりの奈良公園!
 
 
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空が青い!
 
 
 
なんか謎の地下道ができている!(写真なし)
店もなく地下道だっけってのが、少し新鮮。
奈良公園、いつの間にか、整理された令和の、世界の観光地になっていました。
 
 
奈良公園は広いです。
国立博物館がどこにあるか確認しておくといいですよ。
 
 
で、この写真は入り口ではないです。
ここからぐるっと回ることになろうとは。
 
 
このエリア、鹿とか○ンとかいろいろあるので、そういうのが苦手な方は直に行った方がいいです。
 
 
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入り口はこの先の建物。
チケットの購入まで15分くらいかかりました。
 
 
 
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撮影不可エリアが多いので、テキストのみで。
部屋はいくつかに分かれています。
 
 
1つ目の部屋が圧巻です!
 
 
こんな展示って、これまであったのか?と思うほど。
何度も見まわしました。
イマドキを感じました。
 
 
また、宇宙を感じる部屋なども。
細かい装飾などがものすごいです。
 
 
音声ガイドも借りていたので、その世界に浸りながら過ごしました。
音声ガイドは私はお勧めします。
 
 
館内は基本的に撮影NGですが、こちらのみ、写真撮影可能でした。
 
 
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最後の部屋まで行って、また最初に戻りたくなり、もう1周してしまいました。
なぜ「空海さんが」と1250年も受け継いでこられたのか、少し感じれたように思います。
 
 
人はかなり多かったです。(GW明けの土曜)
ゆっくり回ったら2時間はかかるかな。
ささっとだけなら1時間くらい。
ホントはもう少しゆっくり映像などもあったので、見たかったな。
(部屋がいっぱいで入れなかった)
 
 
令和6年(2024)4月13日 (土)~令和6年(2024)6月9日 (日)です。
 
 
これだけのものを、こんな感じでの展示はもうないかな、と思います。
興味を持たれた方は、この機会に・・・。
 
 

マスコットキャラクターの「ざんまいず」。

 

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詳しく知りたい方は細かい字の説明を、サクッと知りたい方は「ざんまいず」の説明がわかりやすいです。

 

 

音声ガイドでは、「あなたへのことば」が聞けます。
メモして帰りました。
忘れないよう、ここに記しておこうと思います。
 
 
仏の教えはどこか遠くでなく、すぐ近く心の中にあります。
すなわち万物も真理も教えも答えも全ては心の中にあり、後は見つけるだけなのです。
 
 
こんな感じでした。
 
 
「答えは自分の中にある」
 
 
まさしくそう。
改めて、ありがたい言葉だな。

 

 

お庭がきれいでした!

 

 

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