はななです。
前回の続きを書いていきます。

5月から、正式に休職した私は
少しずつ、体調を回復させていきました。
4月中は、会社以外の外出でも吐き気やめまい、気が遠くなる感覚があって、
電車にも乗れなかったけれど、それも回復。


それでも、今後の職場での自分を考えると
怖かった。でも、ひたすら考えないようにし、ゆっくりすることを優先させました。


そんなとき、突然身内に不幸があり、
とてもとても辛い体験をしました。


けれど友人達が声をかけてくれて、
また少しずつ外に出るように…。
友人達は、普段通りに接してくれました。
話を聞いてくれたり、励ましてくれたり、いつものようにくだらない話をして笑わせてくれたり…


この時、連絡をくれて、気にかけてくれた高校時代の友達、会社の同期・先輩・後輩、大学時代の友達、バイト時代の友達には、本当に救われました。


同期は、リハビリがてら一緒に旅行してくれて、その帰り体調が悪くて駅で倒れても、嫌な顔一つせず接してくれたり…

高校時代の友達は、沢山連絡をくれて、いつもいつも体調を気にかけ心配して、夏には我が家に泊まりに来てくれたり…


みんな当たり前のように助けてくれて、それが本当に嬉しかった。
感謝の気持ちばかりでした。





真夏の時期は、旅行だったり
長時間電車に乗るようなことがあると、
吐き気があったりしたんですが、
秋にはだいぶ安定していました。

病院の先生曰く、
夏の体調不良は、気温やその日の身体の
コンディションのせいで、
発症しているとのことでした。
一度、自律神経が乱れると、ちょっとした変化で身体のバランスが崩れるらしく、
イメージ的に、今は自律神経がショートしてる状態だと教えられました。
なるほどと納得。




そして10月頃には、
ジェイゾロフト100mgを一日一回にも慣れ
だいぶ安定していた為、
先生から11月から会社に復帰をしても
大丈夫だと言われました。

その言葉で、自分なりに結論を出しました。それは、復帰ではなく退職という道。


理由は色々あったんですが、
復帰をしても会社の環境的に、
再び体調を崩すことは目に見えていたので、新たな道を探そうと思ったのです。
ここに至るまでは、本当に悩みに悩みました。でも、ある大切な友人の言葉で踏ん切りがつきました。

退職を決めてからは、
支えてくださった上司、先輩、後輩に
挨拶まわりを。
この時、沢山の人に「もったいない」と言って貰えたことは、本当に私の誇りです。
辛いこともあったけど、見ていてくれた人もいたんだな…としみじみ。
皆さんに、笑顔で前向きに退職の挨拶ができたのは、自分にとってプラスでした。


やっぱ自分で選んだ会社を恨んだりしたくなかったし、
がむしゃらに仕事している時は
辛いばかりで病気になってしまったけれど、
離れたことで、会社に守られていたことを
改めて感じました。


今思うと、私自身もう少し楽に仕事したり、
誰かに頼ったり、可愛げがあったり、
もっと柔軟に考えられれば良かったんだと
思います。
頭がかたすぎて、抱え込んで、
生真面目すぎたんだ…きっと。


病気のお陰で、
今まで気付けなかったことに、
沢山気付きました。
沢山の人に感謝できるようになりました。
自分の成長に繋がったと思っています。




とりあえず、ここまで!
次回に続く。



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