これはこの記事の続きです。
私への宣告が記されている、“L”のブログ記事『迷惑行為に対して』の文章をこれから引用していこうと思う。
《【前略(丁寧で礼儀正しい挨拶の文章)】
ただ、お客様方のご連絡先など一切知らないということもあり、度重なる迷惑行為に対してのお願いを、この場をお借りして書かせて頂きます。【連絡先を知らない、という理由は変だ。知っていたら直接どうするつもりだったのか。筆者】
【中略。それまでの一部の客からの誹謗中傷的な手紙と彼女の一般的な対応について】
しばらくして。
わたしのファンを騙る人がおかしな内容の手紙を送ってきた、と他のお姐さん方から聞くようになりました。
どのお姐さんも心配してくださいましたが、わたし自身が関係なくとも、わたしのファンと書かれている以上は見逃すわけにいかず、お姐さん方には毎回お詫びしていました。
他のお客様方の目の前でお話することでもないと思い、その件については、やっと劇場でお姿を見せられた時になんとかお手紙をお渡ししました。
もう少し送る相手のことを思いやって書いて頂きたいという内容で、かなり言葉を選んで真剣に書きました。【私が紹介した以前の長文メモ(本レポート14回、15回のことが当てはまる。ただ、少しメモの文章より、話が大きくなっていると思う)】
誠意を持ってお伝えすればきっと理解して頂けるはず、と信じてみましたが、今週またわたしとお姐さんに対して失礼なお手紙が届きました。
わたしに嫌な思いをさせるためにそういった手紙をお姐さんに書いていることがハッキリわかる内容でした。
なので今回ブログにわざわざ取り上げるのは、メッセージのキャッチボールをしたいからではなく、迷惑行為をこれで最後にして頂きたいからです。
きっとわたしが手紙を読まず気にしないようにする限り、お姐さん方に対する迷惑行為は続くだろうと考えたからです。》
彼女は「ファンを騙る」という漢字も怠りなく選んでいて、安定の高い教養は疑いようがない。
それは冗談で、ともかくこの「ファンを騙る」という人物が私のことを指しているのは疑いようがなかった。
しかし私は “L”も他の踊り子さんも応援しようと頑張ったことはあっても、中傷しようとしたことなどない。「ファンを騙って」というのは、どういう根拠があってというのだ。こちらに意図がない以上、抽象的に言われても、原因追及に振り回されるだけになってしまう。
しかも、この文章を改めて読むと、今まで私は、他のお姐さんに“L”についての中傷を書いていたように読める。
私はずっと、“L”が長文のメモで指摘してきたのは、手紙を出した踊り子さん当人に対して礼を失している、と読めたし、また実際思い当たることもあるのでそうとらえていた。“L”に書いた釈明の手紙でも、そういう解釈で反省の手紙を書いている。
彼女の文章ではいずれの場合も、どんな中傷を誰に書いたのか明記していない。そのようなあいまいさが、私を混乱させ、様々な解釈で釈明を試みさせられてしまった一因だ。しかも話がすり替わっている。
私はいわば、『フェイクの罠』にはまってしまったのだ。
ただ、今回の記事が言っている “P”さんへの手紙のことに関しては、確かに、相当にうかつな言葉を使っている。(続く)