農業の倒産件数が増えていて、2023年度の倒産は82件、これまで最多の前年度(76件)を上回って、2年連続で過去最多を更新した事が報じられています。


6月の県議会定例会の代表質問で、畜産業者の経営環境の厳しさに対する支援について質問を考えていましたが、農業全般についての内容に変更すべきかと思っています。


昨今の世界情勢の不安定な局面において、食料の安全保障が注視されているなかで、農業法人の倒産に歯止めがかからない事は大きな問題です。


農業は天候や災害リスクが高い事や輸入農産物との価格競争が厳しい事を考えて、国による食料時給率向上の明確な方針と施策が必要です。