10年経って変わったものたちへ | You can 〜病と向き合う〜

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HIV感染者の闘病記録
まだ一生付き合っていく覚悟は持てないけども・・・
同じ境遇の方いましたら宜しくお願いします。

どうもこんばんは。

今日はやっとまともなお休み。

また昼くらいまで寝てしまいました…

もったいない。でもとてもすっきりです。



そんな今日は学生の頃に住んでた街を散策してきました。


電車で1時間くらいのところなのに全然訪れることがなくなった第二の故郷。







もう10年くらい訪れていなかったので当時あった風景は変わっていました。


大きな変化はないのですが、お世話になっていた居酒屋やよく通っていた商店街のお店。そしてよくご飯を食べに行っていた食堂。



そのままあるものもあれば

なくなったもの

新しくパワーアップしたもの



様々な感じでした。



やはり10年って短いようでとても長い。


人と同じように街も歳を取っているような感じを味わいながら散歩です。


僕もこの10年で状況は一変しました。



懐かしいな。





学生の頃は有り余っていた時間が今はなく、慌ただしい毎日を過ごしていますが…



この街はのんびり時間が流れている感じで僕も心をのんびりさせることができました。

リフレッシュです。



また思い悩んだときや心にゆとりがもてないときに訪れようと思います。










最近、HIVに罹患したばかりの方々の記事を目にすることが多くありました。




僕と同じ

というかみんな最初は同じなんですよね。







こんな病気なって恐怖心と漠然とした不安で平常心を保てなくなるのは当然です。


悩むことだってもちろん当たり前にあると思います。








でも完全にとはいかないかもしれませんが徐々に現状を受け入れられる日は必ずきます。



病気になって失われてしまった可能性っていうのは本当はないのかもしれません。







仕事だって

友人関係だって

そして恋や結婚だって







その他諸々、全部自分次第だなと今では思えます。




病気だから…






と考えない。

これは僕の今までの反省でもあります。




病気を含めた全てが僕なので。





時には思い悩むことだって沢山ありますが、何だかんだ今までは解決、又は割り切って過ごすことができました。



長い目で考えたら問題はあるかもしれませんが、素敵なことだって沢山あります。




目前のことだけに目を向けることは大切ですが、将来訪れるであろう素敵なことにも目を向けてほしいな。






明けない夜はないですからね。