想い | You can 〜病と向き合う〜

You can 〜病と向き合う〜

HIV感染者の闘病記録
まだ一生付き合っていく覚悟は持てないけども・・・
同じ境遇の方いましたら宜しくお願いします。

どうもこんばんは。

昨日に引き続きの投稿です。

体調も変わらず過ごせています。


朝は少しひんやりする気温にやっとなりましたね。

秋はいつもどこか寂しさがありますが好きな季節でもあります。


街の景色がとても鮮やかで感慨深い季節ですよね。










今日は病気を伝えることについて。


これはいつも思い悩むことが多い問題です。



大切な人には伝えなければと思いますが大切な人ほどこそ離れてしまう可能性を考えてしまったとき、なかなか一歩は踏み出せません。



HIVのことを伝えた人は10人いかないくらいですがその中でも様々問題もありました。


相手へ病気のことを伝えることは自己満足だ、親不孝だと仰る方もいます。


確かにそれもあるのかもしれませんがいつも考えてしまうのが第三者から僕の病気を伝えられた時。


予期せぬ事故や命に関わる状態となった時に第三者からHIV罹患者であることを告げられたらどう思うのだろう。


僕が受け手であったらきっと混乱しますね。


大切な人であればあるほどなんで言ってくれなかったのかとなるのか。



この答えはいつになっても見つけられません。


ただ僕は大切な人だからこそちゃんと伝えなきゃいけないと思っています。



僕の病気を知り離れていった人もいます。



それは確かに悲しいことだけれどもう仕方のないこと。


僕が抱えている病気は社会的には理解が得られていないのが現状です。



HIVは死ぬ病だ


エイズは男同士がなる病気だ


気持ち悪い



様々言われたこともありましたが消えることのない病気だからこそそれらの意見も受け止めながら生きていくしかありません。



特別な生活を望んでいるわけではありません。

HIV陽性になる前の生活をまた続けられれば、当たり前な生活ができればと思うけど今の僕には全く同じは難しく贅沢な話だろう。



病気の告知を受けたあの日

大切だった人が離れていったあの日



全てを前向きに捉えて今は過ごせています。


思い悩むことは人だから仕方ない。

これ以上悔いの残らないように生きていくしかありませんね。