夢は家族まぁじゃん -279ページ目

リエ、単身週末を過ごす

昨日は、一日をたった独りで過ごした。

ヨシくんは、どうしても週末は仕事で、どうしても夜勤なのだ。

そんなあたしの、日曜日。

18:00 起床



(すでにヨシくんは仕事に出た模様)

18:03 ヨシくんからのメールに驚く



【せっかくリエに買ってもらったスーツが上下破けた

 原付で右折しようとして失敗した。ごめんなさい。】



20:00 ジャンクスポーツ奥様特集に思わず見入る



20:30 土曜日借りた『24~シーズンⅢ~』を見る



23:30 今日までが半額のツタヤに続きを借りに行く



23:47 ヨシくんを起きて出迎えようと思い、寝る



(この辺で日付が変わりました。)

02:00 目覚ましが鳴ったはずだ



03:00 ご飯を作っていたはずだ





06:47 起床




リエです。

6時間しか、起きていません!

今も眠いのは誰のせいだとか、笑わないで下さい!

花フントウキ



の買い物は、恐ろしく長い。


その恐ろしい時間を独りでも体感してしまうあたしは、
紛れもなく自分が女であることを承知せざるを得ない。
買い物がストレス解消かよ(-m-)=3ププ!
なんて思っていた女子高生の頃が懐かしい。




あれからもう、7年かァ…(寒)









そーんーなーこーとーはーさーてーおーきィィィ!



ヨシくんは、そんじょそこらの気取った男とはわけが違う。

今はできなくなりつつあるデートの時はもちろん、
徒歩3分のコンビニにジャージで行くときさえフェミニィ。
そっと優しく手を取り、私をエスコートしてくれる。

恥ずかしがり屋も、愛に目醒めるものなのだそうだ。
日本の男全員がこう変わってくれたら、少子化は即解決。
アバンチュール(死)よろしく野球チームデキまくりだ(壊)!




そんなある日のこと・・・




「ハァァ…もうハナミズルズルゥ(TдT)」

「ほーんと、花粉フンフンダネ~(=_=;)」

カーテンカビるなんて最悪だよもォォ…」

「空気清浄機で乾燥するから加湿器24時間やもんなぁ」

「もーまじで全ては花粉症の、いや、花粉のせいだ。」

「あ、HANDSあるよ!(←ダイスキ。)」

「オォォ♪花粉グッズいっぱい♪♪♪」

「カーテンはと・・・5Aだってさ。」

「ま、迷うナァ…何もこんなにたくさん…」

「あ、真っ暗になるやつがいいな!」

「真っ暗…?まさか、遮光カーテンのこと?(汗)」

「あ、そうそれ。シャコウって言うんだ?へー(・▽・)!」

「え、でもこれから夏なのにいいの?暗いよ?」

「ばぁっか!だからいんじゃん!」

「な…何が???」








「麻雀する時、不便(゜д゜#)!!」










ウチは


雀荘じゃねェェ


ェェΣ( ̄Д ̄|||ノ 









「ン、ぢゃあこれにしよう。」

「そうだね・・・昼まで・・・(←トオイメ)・・・オォ!?」

「Σ(>д<)oキャ!?」

【花粉やダニを吸着するカーテン】!?」

「ナニィィ!そいつはイイ!!」

「舞い上がる花粉やダニの死骸を包み込む!」

「すげぇぇぇぇ!」

「新開発、21世紀の繊維!!」

「すっげぇぇぇぇぇ!!!」

「心も身体も春爛!!!!」

「おうよおうよおうよォォ!!!!!」

「こいつがなんと、9450円!!」

「9450エンンゥゥ!!!・・・!?」




「…高ッ!!!」




結局、毎日を戦うには歳を取りすぎた
という結論に達し、その花粉ナントカカーテンを購入。
数週間が経過するが、効果のほどは感じられない。
実感できんくらいしか希望するなってことか。


そして結局買ってしまった遮光カーテン(第2級)はというと
恐ろしいほどその効果がひしひしと感じられる。
始まってから終わるまで、全員元気だった(先週)。
・・・うち、なちゅらる派だったはずなのに・・・?



こうして、明るい家族計画(調度編)は決まった。






カノジョのドギモ

あたしは至極まっとうな社会人(派遣とはイエ)

月曜日から金曜日まで、朝晩めくるめく働く。

そうして手にする稼ぎは、口の端が片側だけ上がるほど。

オカネ、ダイスキ…Ε...φ( ̄▽ ̄*)ポッ

家に帰ってから張り切って晩飯を作ることもある。

ヨシくんの喜ぶ顔が見たくて(・-・*)ヌフフ

こんなあたしでも、和食はそこいらの主婦には負けない。

何を隠そう、ヨシくんは餌付けしたよーなもんだ(ΦωΦ)フフ





しかし、仕事しながら主婦業を完璧にこなす人って

本当にすごいんだと思うばかりの毎日。

だって、めっちゃ疲れるじゃん?

だんだん、だんだん、荒れてゆく我が家。

目を背けるとつまづく我が家。

今春のヨコハマG30とやらでゴミ溜めのような我が家。

なんでプラッチックが週に1回しか出せへんねん!

そんな、ある日のこと。

「タァァダイマァァ・・・」

あたしは満員電車で両脇をデブに固められるという

アリソでナサソな状況に笑いを堪えて疲れていた。

何もどっちもアドバンスでポケモンやらんでもええやろ!

何もどっちも黒で服キメんでもええやろ!!

・・・おんなじ駅で降りんでもええやろー!!!

・・・てな感じで。

オウチに帰ったらヨシくんに話そう。

きっと、あの甲高いアホみたいな声で腹を抱えるに違いない。

(*≧m≦*)ププッ!今日はあたいのカチよ!!

どおおおおぅぅうううぅぐゎあああぁぁアあァァァ!??











張り裂けんばかりの美声をあげるあたし。

息をまともにできなくなり凝視だらけのあたし。


きょとん、と、振り返るヨシくん。


「…?…お、おかえり…??」



「ぬぁ、な、なっ、ナンジャこりゃぁあああぁあぁ!?」



「な、何って…(@Д@;汗汗汗汗汗」



「なななん、何してんの!!???」



「え?え??え?o(;△;)o ?←涙目。」









「何、キッチンのタイル磨いてくれちゃってんのー!?」








「えええ!?…だ、だって、リエ、喜ぶかなって…壁 |дT)o 」



「よ、喜ぶよ(ノ゜⊿゜)ノ??」



「だ、だったらなんでそんなコワイのぉ?Σ( ̄□ ̄ ;)」



「だって、だって磨き王とか使っちゃって(π0π) …」



「こ…これ、水だけで落ちるから好きなんやもん」



「だからって、何もそんな…フグゥォヮアッ



「キャc(>ω<)(←笑)!?」



「Σ(T▽T;) …が、ガスレンジまで…!!」







…とにかく。

「アーカタコッタァァ。帰ったらヨシくんに揉んでモラオ。」

という浅はかでフテブテシイ希望虚しく、いや、

そんなことどうでもいいくらいに部屋がピッカピカだった。

のように溜まっていたはずの洗濯物は

風になびいていた。

あたしは生来、家事(掃除)が嫌いではない。

ダガシカシ!!!

ヨシくんの純粋なあたしへの愛LOVEヾ(^-'*)ほどに

あたしは何もしてあげられていないことに猛反省ヾ(_ _。)

こ…コレカラハ週末ガンバリマス…(; ̄ー ̄)汗汗

(…こんなんでヨメサンになれるのか… ( ̄  ̄;)