2019年からずっとブログのネタが溜まっているにも拘らず私の行動スピードが異常に遅くなって全然ブログが更新できておらず、ブログ執筆の為ご協力戴いた皆様には大変申し訳ありませんとしか言いようがない状態です。本来であれば時系列順にブログを執筆すべきところではありますが、この度、「アナザー・ジャパン」様に事前に取材申請し、2023年6月10日(土曜日)に、許可を得た範囲内で写真撮影と取材を致しましたので、その模様をレポート致します。
目次
①「アナザー・ジャパン」の概要
②「ぜにがめプレイス」の紹介
③「KITASANDO Kissa」の紹介
④「アナザー・ジャパン」アナザー・チュウゴクシコク企画展の紹介
①「アナザー・ジャパン」の概要
「アナザー・ジャパン」とは、東京都千代田区大手町2-6-3にある東京都下水道局中部下水道事務所のビルの1階で2022年8月2日に開業した店舗です。三菱地所株式会社と株式会社中川政七商店が主宰しています。開業以来、1年間を2箇月ずつに分け、各期間を九州に特化した期間、北海道・東北に特化した期間、中部に特化した期間、関東に特化した期間、近畿に特化した期間とした後、2023年6月7日(水)~2023年8月6日(日)は中国・四国に特化した期間である、アナザー・チュウゴクシコク企画展が開催されています。各期間は、特化した地域出身の大学生が商品の選定・購買を担当し、それ以外の地域出身の大学生が店員を務めています。営業時間は10:00~19:00、休業日は店舗にお問い合わせください。
②「ぜにがめプレイス」の紹介
「アナザー・ジャパン」が営業している東京都下水道局中部下水道事務所のビルの1階のフロアは、下水道情報を発信する為に開設されたフロアで、「ぜにがめプレイス」といいます。「ぜにがめ」とはポケモンの名前…ではなく昔の地名である銭瓶町を表しています。
↓東京都下水道局中部下水道事務所のビル。「東京都下水道局」の看板が掲げられています。右側が「ぜにがめプレイス」です。
↓「ぜにがめプレイス」正面。フロア右に「アナザー・ジャパン」、左に株式会社biplaneが運営するカフェ「KITASANDO Kissa」が入居しています。
↓ 「ぜにがめプレイス」ではマンホールの蓋を展示している他、
↓マンホールカードを配布しています(マンホールカードを持ってくださっているのは「アナザー・ジャパン」の店員を務める学生さんです)。
↓何とトイレ内にも下水道関連の写真が展示されています。
東京都下水道局中部下水道事務所のビルの1階には、銭瓶町ポンプ所に関する展示コーナーもあるそうですが、土曜日も見学可能か分からなかった為、そこまで足を踏み入れませんでした。
因みに当ブログに下水道ネタが登場するのは3回目です。
前回は東京都下水道局のマスコットキャラクター・アースくんが登場した2018年11月23日(金) の記事
https://ameblo.jp/yuugekitai-21/entry-12484388713.html
前々回は横須賀市上下水道のイメージキャラクター・アクアンと埼玉県下水道のマスコット・クマムシくん&クマニャンコちゃんが登場した2018年02月16日(金) の記事
https://ameblo.jp/yuugekitai-21/entry-12484387409.html
がそれです。
③「KITASANDO Kissa」の紹介
私はこの日、「アナザー・ジャパン」を訪問する前に「KITASANDO Kissa」で昼食を食べました。
↓こちらはランチメニューです。
「ぜにがめプレイス」というのは下水道情報を発信する為に開設されたフロアですから、当然このランチメニューも下水道情報を発信する為に提供されています。
下水処理場では、下水に含まれる物質を分解する微生物が活動しているそうですが、下水に含まれる物質を分解した微生物は沈殿して汚泥となります。この汚泥を肥料として栽培された農作物が、「KITASANDO Kissa」で提供されているそうです。
④「アナザー・ジャパン」アナザー・チュウゴクシコク企画展の紹介
前述の通り、2023年6月7日(水)~2023年8月6日(日)は中国・四国に特化した期間である、アナザー・チュウゴクシコク企画展が開催されています。
↓アナザー・チュウゴクシコクの垂れ幕
↓入口にいるロボット。本当はボタンを押すと返事をするのですが、私が訪問した時点ではまだ中国・四国仕様になっていないとのことでした。
↓ アナザー・チュウゴクシコクのコンセプト
↓各市町村の紹介
2023年6月10日(土曜日)午後1時15分に、商品の選定・購買を担当した中国・四国地域出身の大学生が商品を解説する店内ツアーが開催され、見学致しましたので、以下にその模様をレポート致します。
アナザー・チュウゴクシコクのコンセプトは「巡る中国・四国」で、具体的には「人と資源の循環」とのことです。店内には随所に3R(Reduce・Reuse・Recycle)が表れていました。
↓こちらはビール製造時に発生するモルト粕・廃液を肥料にして生産されたビール
↓こちらは廃棄される柑橘類の皮・汁を使用したクラフトレモネード
↓広島市には原爆の被害に思いを致し平和を願う千羽鶴が日本全国から届きますが、結局、千羽鶴は捨てられてしまうそうです。口には出さなくても、心の中では「まあ、そうだろうなあ」と思ってしまうところですが、それらの折り鶴から再生紙を作り、埋め込んだのが、こちらのブローチです。
店内ツアーの途中では、みかんジュース4種類の試飲もさせて戴きました。みかんの品種によって、甘味、酸味、苦味が異なっています。
↓みかんジュース4種類。後ろでご紹介戴いているのは、「アナザー・ジャパン」の店員を務める学生さんです(マンホールカードを持ってくださった方とは別人)。
↓みかんジュースを注いでくださっているのは、「アナザー・ジャパン」の店員を務める学生さんです(マンホールカードを持ってくださった方)。
以上が店内ツアーの模様でございました。
↓店内では、「巡るみくじ」なる籤を無料で引くことが出来ます。
最後に、私が購入した商品をご紹介致します。
↓出雲の清酒
↓山口県下関市の河豚
↓香川県高松市に店を構えるガラス工芸作家・杉山利恵さんによる箸置き
↓こちらは店内の杉山利恵さんコーナー
↓杉山利恵さんプロフィール